横浜市港北区でLED照明を交換!蛍光灯2027年問題への対策事例

長年使われた洋室の照明と「2027年問題」への不安

こんにちは!横浜市を中心に活動しております、横浜電気工事レスキューの技術責任者、天谷です。

今回は、横浜市港北区にお住まいのお客様から「家の照明を蛍光灯からLEDに替えたい」とのご相談をいただいた際の施工事例をご紹介します。

お伺いしたのは築35年の一戸建てで、問題の照明は洋室に設置されている一般的な丸形の蛍光灯でした。長年お使いになられているとのことで、カバーには少し黄ばみが見られ、全体的に使用感がある状態です。

お客様が交換を決意された一番の理由は、「2027年には蛍光灯の製造・販売が終わってしまうと聞いたから」というものでした。(参考:蛍光ランプの廃止について(特設)|経済産業省

「まだ使えるけれど、いざ切れた時に交換できないのは困る。どうせなら早めに省エネのLEDにしておこうと思って」と、将来を見据えた計画的なご依頼でした。

天井の「引掛シーリング」の状態をチェック

まず、作業前には必ず分電盤の該当ブレーカーを切り、安全を確保します。

これは電気工事の基本中の基本です。その後、既存の照明器具を取り外してみて、天井側の電気の受け口である「配線器具」の状態を確認します。

こちらのお宅では「丸型引掛シーリング」という円盤状の器具が設置されていました。このタイプの配線器具が正常な状態で設置されていれば、照明器具の交換自体は電気工事士の資格がなくても行うことが可能です。

しかし、プロとして私たちが確認するのはそこだけではありません。以下の点を重点的にチェックします。

  • 配線器具本体にひび割れや焦げ跡がないか
  • 器具が天井にしっかりと固定されており、グラつきがないか
  • 天井から出ている電線(ケーブル)の被覆に劣化や損傷がないか

特に築年数が経過しているお宅では、この配線器具が経年劣化で脆くなっているケースも少なくありません。幸い、今回は器具の状態も良好で、そのまま新しい照明を取り付けられると判断しました。

蛍光灯器具の寿命とLED化のメリット

今回のケースは故障ではなく予防的な交換ですが、蛍光灯照明の寿命について少しお話しします。

蛍光灯器具の寿命は、一般的に10年〜15年と言われています。これは照明器具本体の寿命で、内部にある「安定器」という部品が劣化してくるためです。

安定器が寿命を迎えると、点灯が遅くなったり、異音がしたり、最悪の場合は発煙したりする危険性もあります。こちらのお宅では35年間使用されていたとのことですので、交換はまさに最適なタイミングでした。

お客様には、新しいLED照明に交換することで、以下のようなメリットがあることを改めてご説明しました。

  • 大幅な省エネ
    消費電力が蛍光灯の約半分以下になり、電気代の節約に直結します。
  • 長寿命
    LEDの寿命は約40,000時間。1日10時間使っても10年以上交換不要です。
  • 機能性の向上
    明るさを調整する「調光」や、光の色を変える「調色」機能で、生活シーンに合わせた快適な空間を演出できます。

これらの点を丁寧にご説明し、お客様に納得いただいた上で、具体的な交換作業へと進みます。

ポートテックPTD-X06Dへの交換とお客様のこだわり

今回、お客様がご用意された照明器具は、ポートテック製のLEDシーリングライト「PTD-X06D」でした。

このモデルは、シンプルなデザインでありながら調光・調色機能を備え、コストパフォーマンスに優れた人気の製品です。取り付けも標準的な引掛シーリングに対応しているため、スムーズな作業が可能です。

ここで、お客様から一つ特別なご要望がありました。「実は、前に使っていた照明のカバーが気に入っていて、どうにかして再利用できないか」とのこと。

通常、LEDシーリングライトは本体とカバーが一体で設計されているため、他製品のカバー流用は推奨されません。しかし、形状や固定方法を確認したところ、幸いにも安全性を損なうことなく設置できる見込みが立ちました。

お客様の想いを大切にすることも私たちの仕事です。落下などの危険がないよう慎重に加工・調整を行い、ご希望のカバーを無事に取り付けることができました。

作業時間

当日の作業は、既存器具の取り外しから新しいLEDシーリングライトの設置、そしてお客様のご要望に合わせたカバーの調整まで含めて、約1時間ほどで完了しました。後片付けや最終的な点灯確認、操作説明の時間も入れて、全体で1時間半程度です。

施工後の改善点とお客様の声

交換後、スイッチを入れるとその明るさの違いは一目瞭然でした。「うわ、全然違う!部屋の隅々まで明るくなったね」とお客様も大変驚かれたご様子。

特に、調色機能で光の色を白色から暖色に変えられる点に感心されていました。「夜はオレンジ色の光でのんびりできるのが良いですね」と、新しい照明での生活を早速楽しんでいらっしゃるようでした。

お客様からは、「電気代が安くなるのも嬉しいし、何より部屋の雰囲気がパッと明るくなったのが一番です。」無理なお願いだと思った古いカバーの再利用にも対応してくれて、本当に感謝しています。

と、大変嬉しいお言葉をいただくことができました。

DIY可否・法令/資格の注意点・安全上の警告

シーリングライトの交換は、DIYで行う方も多い工事です。先述の通り、天井に「引掛シーリング」が設置されていれば、資格がなくても交換は可能です。しかし、そこにはいくつかの注意点と危険が伴います。

  • 高所作業の危険
    脚立からの転落事故は後を絶ちません。不安定な足場での作業は絶対におやめください。
  • 器具の落下リスク
    取り付けが不完全だと、地震の揺れなどで重い照明器具が落下する恐れがあり、大変危険です。カチッと音がするまで確実に取り付ける必要があります。
  • 配線器具の劣化
    古い配線器具は、見た目では分からなくても樹脂が劣化して脆くなっていることがあります。作業中に破損させてしまうと、専門家でなければ修理できません。

そして最も重要なことは、天井から電線が直接出ている「直付け」タイプの照明器具の交換や、引掛シーリング自体の取り付け・交換は、「電気工事士」の資格がなければ絶対に行ってはいけないということです。

これは電気工事士法で定められた義務であり、無資格での工事は法令違反になるだけでなく、漏電や火災の原因となり命に関わります。少しでも不安を感じたら、迷わず私たちプロにご相談ください。

引掛シーリングが破損・劣化していて交換が必要なケース(資格が必要になる理由)については、こちらの記事『角型引掛シーリングが割れた!放置は危険!原因と正しい交換方法』をご覧ください。

プロによるLED交換プロセス

横浜市港北区でよくある照明トラブルと対策

横浜市港北区は比較的新しい住宅地も多いですが、今回のお客様のように築30年を超えるお宅もまだまだたくさんあります。そうしたお宅でよく見られるのが、やはり「配線の劣化」です。

照明器具だけでなく、スイッチやコンセントの内部も経年劣化が進んでいます。スイッチのオンオフがスムーズでなくなったり、コンセントがグラグラしたりといった症状は、交換のサインかもしれません。

また、照明器具のカバー内に虫が溜まってしまうというご相談もよく受けます。最近のLEDシーリングライトは、パッキンなどで密閉性を高めた「防虫タイプ」が主流になっています。

照明交換を機に、こうした機能性を持った製品を選ぶことで、日々の小さなお悩みも解決できます。お住まいの電気に関するお困りごとなら、どんなことでもお気軽にご相談いただければと思います。

急な照明の不点灯や電気のトラブルにも迅速に対応可能です。横浜市港北区周辺であれば、お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。

もし照明器具から異常な音がする、焦げ臭い匂いがする、ブレーカーが頻繁に落ちるといった症状がある場合は、火災の危険も考えられます。

すぐに壁のスイッチや分電盤の主電源を切り、安全を確保した上でお電話ください。

2027年に蛍光灯が生産終了すると聞きましたが、今すぐ交換すべきですか?

はい、早めの検討をお勧めします。

2027年末までにすべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入が禁止されるため、今後、蛍光管の入手が困難になったり価格が高騰したりすることが予想されます。

「切れてから慌てる」よりも、今回のお客様のように照明器具自体の寿命(約10年)を考慮し、計画的にLEDへ刷新しておくのが最も安心で経済的です。

蛍光灯の生産終了(いわゆる2027年問題)については、こちらの記事『蛍光灯の生産終了!どうすればいい?2027年問題への家庭での対処法とLED化の進め方』をご覧ください。

古い照明器具のお気に入りのカバーを、新しいLEDでも使いたいのですが可能ですか?

基本的にLED器具は専用カバーとセットですが、今回の事例のように、安全性を十分に確保できる構造であれば、アタッチメントの加工などで対応できる場合がございます。

お客様の「愛着のあるデザインを活かしたい」という想いに寄り添ったご提案をさせていただきますので、まずは現地調査にて器具の状態を拝見させてください。

自分でLEDシーリングライトを買ってきて取り付けても大丈夫ですか?

天井に「引掛シーリング」という配線器具が正常に付いていれば、ご自身での交換も可能です。ただし、以下の場合は電気工事士の資格が必要な法律上の「電気工事」となります。

  • 天井から直接電線が出ている(直付けタイプ)
  • 配線器具が割れている、焦げている、グラついている
  • 今回のような特殊な加工や配線調整が必要な場合

判断が難しい場合は、火災や落下の事故を防ぐためにも、無理をせずプロの点検をご依頼ください。

LED交換の工事には、どのくらいの時間がかかりますか?

通常の交換作業であれば、準備から点灯確認まで1台あたり30分〜1時間程度です。今回のような特殊なカバー加工を伴う場合でも、2時間弱で完了します。

事前にお部屋を片付けていただく必要もありませんので、お忙しい日常の合間に施工が可能です。

横浜市港北区以外の地域でも対応してもらえますか?

はい。港北区を中心に、横浜市内全域、神奈川県内、東京都内まで幅広く出張対応しております。「まずは見積もりだけ」というご相談も無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。