エコキュートのお湯はりが遅い!原因と対処法をプロが解説

エコキュートのお湯はりが遅い!原因別の解決ガイド

こんにちは。横浜電気工事レスキューの主任電気工事士「天谷(あまたに)富士夫」です。

毎日のお風呂、リラックスタイムのはずが「最近エコキュートのお湯はりが遅いな…」と感じていませんか?

特に寒い冬の時期、お湯の出が悪いと「今日の夜、ちゃんとお風呂に入れるかな?」と心配になりますよね。もしかして故障?修理が必要?それとも何か簡単な原因があるの?と不安になるお気持ち、よくわかります。

リモコンに見慣れないエラー表示が出ていると、さらに焦ってしまうかもしれません。

この記事では、そんなエコキュートのお湯はりが遅いというよくある悩みについて、ご家庭で簡単にできるフィルターの掃除や設定の見直しといった具体的な対処法から、専門家による修理が必要なケース、さらには修理と買い替えの判断基準まで、原因別に掘り下げてわかりやすく解説していきます。

記事のポイント

  • お湯はりが遅い原因が自分で判断できる
  • 今すぐ試せる具体的な対処法がわかる
  • エラーコードの意味と緊急性が理解できる
  • 修理と買い替えの判断基準が明確になる
目次

エコキュートのお湯はりが遅い原因と自分でできる対処法

「お湯はりが遅い!」と感じたら、まずは落ち着いて、ご自身で確認できる簡単なポイントからチェックしていきましょう。

実は、専門業者を呼ぶような深刻な故障ではなく、日常のちょっとしたメンテナンスや設定の見直しで、あっさり解決することも本当に多いんですよ。

高額な修理代を心配する前に、ぜひ一度、これからご紹介する方法をご自宅で試してみてください。

まずはフィルター掃除!詰まりが原因かも

虫眼鏡で拡大されたフィルターの汚れと、歯ブラシで掃除している様子

お湯はりが遅いと感じたときに、真っ先に確認していただきたいのが「浴槽循環アダプターのフィルター詰まり」です。

これは、浴槽の内側についている、お湯が出たり入ったりする部分の金具ですね。このフィルターは、お風呂のお湯を循環させて追い焚きする際に、ゴミが配管内に入るのを防ぐ大切な役割を持っています。

しかしその分、髪の毛や皮脂汚れ、石鹸カス、そして意外と見落としがちなのが入浴剤の成分です。

特ににごり湯タイプやバスソルトなどは、フィルターの細かい網目に詰まりやすいんですね。フィルターが詰まると、お湯の通り道が物理的に狭くなり、お湯はりの流量が低下してしまいます。

詰まりが原因のエラーや停止

機種によっては、ふろ自動(湯はり)の水位・流量・循環状態を監視する仕組みがあり、浴槽アダプター周りの汚れやフィルター詰まりがあると、湯はりの流量が落ちたり、途中で停止してエラー表示につながることがあります。

まずは浴槽アダプター(循環口)まわりの清掃を行い、改善しない場合は取扱説明書に記載の点検手順(配管洗浄など)を確認してください。これが、遅延をさらに悪化させる二つ目の要因ですね。

(参考:ふろ自動を押すとリモコンに「U03(U3)」が表示される|三菱電機

掃除方法は非常に簡単です。フィルターを反時計回りにクルっと回せば、ほとんどの機種で簡単に取り外せます。

そして、使い古しの歯ブラシなどを使って、網目に詰まった汚れを優しくかき出すように洗い流してください。これだけで、驚くほどお湯の勢いが復活することがあります。

理想としては週に1回、無理でも月に1〜2回は定期的にお手入れしてあげることで、快適なバスタイムを維持できますよ。

お湯の出が悪いのは給水ストレーナーの詰まり

貯湯タンクの足元にある給水ストレーナーの位置図と作業前の注意書き(漏電遮断器OFF、給水元栓閉)
画像はAI生成によるイメージであり実際のものとは異なります。

浴槽のフィルターをピカピカに掃除しても症状が改善しない…。そんな場合に次に疑うべきは、エコキュート本体の「給水ストレーナー」の詰まりです。

これは水道管から貯湯タンクへ水を取り込む入り口についているフィルター(ゴミ受け網)で、水道水に含まれる微細な砂やサビ、配管工事の際に出たゴミなどがタンク内に入るのを防いでいます。

給湯配管内の錆やスケール、ストレーナー詰まりなどで「お湯の出が悪い」症状が出るケースについては、『八王子市で古い電気温水器のお湯が急に出なくなったトラブルを解決!給湯管の錆詰まり除去作業と確実な修理で安心をお届け』の記事も参考になります。

このストレーナーが詰まると、タンクに供給される水の量そのものが減ってしまうため、お風呂だけでなくシャワーやキッチンの蛇口から出るお湯の勢いも全体的に弱くなる傾向があります。

お湯はりだけでなく「最近、シャワーの水圧も弱くなったな」と感じる場合は、この可能性が高いかもしれません。

ストレーナー清掃を含む定期点検を放置した場合のリスクについては、以下の『エコキュートの点検をしないとどうなる?放置リスクと故障原因を解説』の記事もあわせてご確認ください。

作業前の重要確認事項

給水ストレーナーの掃除はご家庭でも可能ですが、手順を間違えると水漏れなどのトラブルにつながる可能性があります。

作業前には、必ずエコキュート本体の足元にある「漏電遮断器」をオフにし、さらに「給水元栓」を固く閉めてください。これを忘れると、ストレーナーを外した瞬間に水が勢いよく噴き出してしまいますので、絶対に忘れないでくださいね。

準備ができたら、ストレーナー部分をモンキーレンチなどの工具で慎重に緩めて取り外します。外したフィルターを水洗いし、歯ブラシなどで汚れを落としてから元に戻してください。

年に2〜3回、できれば半年に1回くらいのペースで点検してあげると、エコキュートの性能を最大限に保つことができます。

簡単な対処法!エア抜きのやり方

水道工事や断水の後、あるいは長期間家を留守にした後などに、お湯はりが遅くなったり「ゴボゴボ」と異音がしたりする場合、配管内に空気が入り込んでしまう「エア噛み」が原因かもしれません。

配管内に空気の塊があると、それが栓のような役割をしてしまい、お湯のスムーズな流れを妨げてしまうんですね。

この場合の対処法は「エア抜き」です。専門的な作業に聞こえるかもしれませんが、ご家庭で簡単に試せる方法があります。

  1. まず、キッチンや洗面台などの蛇口(給湯側)を開け、お湯(またはぬるま湯)をしばらく流して様子を見ます。
  2. 最初に「ゴボゴボ」と音が出たり、吐出が不安定な場合は、空気が抜けるまで数分〜しばらく流し続けてください。
  3. 音が収まり、吐出が安定すればエア噛みが解消している可能性があります。
Information

高温設定に固定する必要はありません。やけど防止のため、温度は安全な範囲で行い、取扱説明書に専用の手順がある場合はそちらを優先してください。

多くの機種ではこの方法で解消しますが、メーカーやモデルによっては取扱説明書に専用のエア抜き手順が記載されている場合もあります。

もし上記の方法で改善しない場合は、一度ご自宅のエコキュートの取扱説明書を確認してみることを強くおすすめします。

節約のための設定が原因となっている場合

リモコンの省エネモード画面と、蛇口から気泡が出るエア噛みのイラスト
画像はAI生成によるイメージであり実際のものとは異なります。

「故障かも?」と焦る前に、一度リモコンの設定をじっくりと見直してみてください。知らず知らずのうちに、お湯はりが遅くなるような「省エネ・節約モード」になっている可能性は意外と高いんです。

例えば、メーカーや機種によって「節約」「省エネ」「おまかせ」など名称は異なりますが、使用状況を学習して沸き上げ量を調整する機能が搭載されている場合があります。

設定次第では、普段より使用量が増えた日に湯切れ(沸き増しが発生)しやすくなり、その結果としてお湯はりに時間がかかることがあります。

心当たりがあれば、一時的に標準設定に戻す、または「沸き増し/満タン」等で湯量を確保して様子を見てください。

冬に遅くなるのは故障ではない可能性

外気温低下、水温低下、霜取り運転によって沸き上げ時間が延びるフロー図

「夏場は気にならないのに、毎年冬になるとお湯はりが遅くなる」というご相談は非常に多いです。実はこれ、多くの場合、故障ではなく外気温の低下によるエコキュートの仕様なんです。

エコキュートは、ヒートポンプユニットが外の空気から熱を集め、その熱でお湯を沸かす仕組みです。エアコンの暖房と似た原理ですね。

そのため、外気温が著しく低下する冬場は、空気中から取り込める熱の量が減り、お湯を作る効率(これを専門用語でCOP:成績係数と言います。投入した電力に対してどれだけの熱エネルギーが得られるかを示す指標です。)がどうしても低下してしまいます。

冬の水道水温が追い打ちをかける

さらに、お湯の元となる水道水の温度も大きく影響します。

例えば、水道水温が夏は高め・冬は低めになるため、同じ42℃のお湯を作る場合でも、冬場のほうが昇温に必要な差(上げ幅)が大きくなり、沸き上げに時間がかかりやすくなります(数値は地域・季節で変動します)。

また、外気温が氷点下に近づくと、ヒートポンプユニットに付着した霜を溶かすための「霜取り運転」が自動で始まります。

この霜取り運転中は、一時的にお湯を沸かす機能が停止するため、その分、全体の沸き上げ時間が長くなることもあります。

毎年冬にだけ遅くなるという場合は、故障を疑う前に「冬は少し時間がかかるもの」と理解し、少し早めにお湯はりボタンを押すなどの工夫で対応するのが良いかもしれませんね。

リモコンに表示されるエラーコードの意味

パナソニック、コロナ、三菱、日立の代表的なエラーコードと意味のまとめ

もしリモコンに「U22」や「E14」といった普段見慣れない英数字が表示されたら、それはエコキュートが何らかの異常を検知したことを知らせるサインです。

パニックにならずに、まずはそのコードが何を示しているのかを冷静に確認しましょう。エラーコードは、不具合の原因を特定するための重要な手がかりになります。

ただし、エラーが表示されたからといって、必ずしも深刻な故障とは限りません。多くの場合、通信の一時的な不具合や、センサーの誤検知である可能性もあります。

そんな時にまず試していただきたいのが、エコキュート本体の漏電遮断器(ブレーカー)を一度オフにし、1分ほど待ってから再度オンにする「電源リセット」です。

パソコンの再起動と同じようなもので、これだけでエラー表示が消え、何事もなかったかのように正常に復帰することも少なくありません。

主要メーカー別エラーコードの一例と傾向

エラーコードはメーカーごとに異なり、原因も多岐にわたります。あくまで一例ですが、お湯はりが遅いことに関連する代表的なコードをご紹介します。詳細は必ずご自宅の機種の取扱説明書で確認してください。

メーカーエラーコード主な原因・内容まず試すべきこと
三菱U03(U3)ふろ自動時に、浴槽側の水位確認がうまくできない等(浴槽アダプターの汚れ、ふろ配管の汚れなどが要因になる場合)。浴槽アダプター(フィルター)清掃/配管の注水洗浄(機種の案内・取扱説明書に従う)。
パナソニックU22断水検知。注湯量が極端に少ない場合に表示。冬場は凍結の可能性大。家の止水栓が開いているか確認。配管の凍結がないか確認。
コロナE14湯はり流量異常。設定された流量でお湯が出ていない状態。浴槽フィルターの清掃。これがよくある原因です。
日立Er15ふろ注湯流量異常。規定時間内にお湯はりが終わらない場合に表示。断水や止水栓の確認、浴槽フィルターの清掃。
Information

上記はあくまで代表例です。エラーコードはメーカー・機種で体系が異なり、同じ英数字でも内容が変わる場合があります。表示されたコードは取扱説明書(またはメーカー公式サポート)で必ず確認してください。

電源リセットを試してもエラーが消えない、あるいは一度消えてもすぐに再発するという場合は、内部部品の故障が考えられます。

その際は、ご自身で解決しようとせず、速やかに私たちのような専門業者に点検をご依頼ください。

修理か交換?エコキュートのお湯はりが遅い問題

ご自身でできる対処法を一通り試してみても、一向に改善の兆しが見られない…。そんな時は、残念ながらエコキュート内部の部品が経年劣化や何らかの原因で故障している可能性が高いと言えます。

ここからは、専門家による修理が必要なケースや、気になる費用の目安、そして長年使ったエコキュートを「修理して使い続ける」べきか、それとも「思い切って最新機種に交換する」べきかの判断基準について、プロの視点から詳しく解説していきます。

「修理か交換か」で迷う方は、以下の『横浜市神奈川区でエコキュート交換!お湯が出ない緊急事態も三菱SRT-ST376で即日解決』の事例もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。

修理が必要な部品の故障サイン

貯湯タンク内部の構造図と、各センサー・弁の故障時の症状説明
画像はAI生成によるイメージであり実際のものとは異なります。

お湯はりが遅いという症状の裏には、お湯の温度や量を精密にコントロールしている重要なパーツの不具合が隠れていることが多々あります。特に以下の部品の故障が疑われます。

混合弁(ミキシングバルブ)の不具合

混合弁は、貯湯タンクに貯められた高温のお湯(機種や設定により異なりますが、一般的に65〜90℃程度)と、水道から送られてくる水を混ぜ合わせて、リモコンで設定した温度のお湯を作り出す、心臓部とも言える部品です。

この弁の動きが悪くなったり、温度を検知するセンサーが故障したりすると、お湯の温度が設定通りにならず、熱すぎたり、ぬるすぎたりと不安定になります。

ひどい時には、熱いお湯と水が交互に出てくる「冷温水サンドイッチ現象」が起こることも。エコキュートは、設定温度になるまでお湯を調整し続けるため、この調整に手間取って結果的にお湯はりが非常に遅くなってしまうのです。

給湯温度の設定と電気代の関係については、以下の『エコキュートの給湯温度60度は電気代が高い?節約のコツ解説』の記事も参考になります。

水量センサー(フローセンサー)の故障

水量センサーは、お湯がどれくらいの勢い・量で流れているかを計測する精密なセンサーです。

このセンサーからの情報をもとに、エコキュートは「あと何リットルでお湯はりを完了する」といった計算をしています。

このセンサーが故障すると、実際にはお湯が出ているのにエコキュート側が「流量が少ない」あるいは「出ていない」と勘違いしてエラーを出したり、逆に、設定した湯量になってもお湯はりが止まらず、浴槽からお湯が溢れてしまったりする危険なケースもあります。

ふろ電磁弁・注湯電磁弁の故障

これは、浴槽にお湯を送るための通路を開け閉めする、いわば「お湯の門番」のような役割を持つ弁です。

お湯はりボタンを押すとこの弁が「開」になり、お湯はりが完了すると「閉」になります。長年使用していると、水垢(スケール)やサビなどが原因でこの弁が固着し、完全に開かなくなることがあります。

半分しか開かないような状態になると、チョロチョロとしかお湯が出なくなり、お湯はりに数時間もかかる、といった深刻な症状につながります。

お湯はり開始時に「カチッ」という弁が開く作動音が聞こえない場合も、この部品の故障が疑われます。

混合弁やセンサーの修理費用はいくら?

部品ごとの修理費用の相場(1.5万円〜15万円以上)をまとめたリスト

実際に専門業者に修理を依頼するとなると、やはり一番気になるのは費用ですよね。

エコキュートの修理費用は、故障箇所や交換する部品の種類、メーカー、そして依頼する業者によって大きく変動しますが、一般的な費用の目安を知っておくことで、心の準備ができるかと思います。

修理費用の目安(技術料・出張費・部品代込みの総額)

  • パッキン交換などの軽微な作業
    15,000円 ~ 25,000円程度
  • センサー類・サーミスタの交換
    15,000円 ~ 45,000円程度
  • 弁類(混合弁・電磁弁)の交換
    25,000円 ~ 55,000円程度
  • 電子基板(制御基板)の交換
    30,000円 ~ 70,000円程度
  • ヒートポンプユニットの修理(コンプレッサー等)
    70,000円 ~ 150,000円以上

見積もり時の重要チェックポイント

上記の金額は、あくまで一般的な市場価格の目安です。安すぎる見積もりには、後から追加料金が発生するなどのトラブルが隠れている可能性もあるため注意が必要です。

業者に依頼する際は、必ず作業前に詳細な内訳が記載された見積書を提示してもらい、料金に納得してから契約するようにしてください。

「出張費」「点検診断料」「技術料」「部品代」がそれぞれ明確になっているかを確認するのがポイントです。

エコキュートの寿命と買い替えの目安

そもそも、エコキュートは永久に使えるものではなく、残念ながら寿命があります。エコキュートは、一般的に「10年あたりがひとつの節目」と言われることが多く、使用年数が進むほど部品の経年劣化による不具合が起こりやすくなります。

実際の寿命や修理可否は、設置環境・使用状況・機種・部品供給状況によって変わるため、10年を超えて不具合が出た場合は、修理見積とあわせて交換も比較検討するのがおすすめです。

特に、常に屋外の過酷な環境に晒され、心臓部であるコンプレッサーが稼働し続けている「ヒートポンプユニット」の方が、屋内の「貯湯タンクユニット」よりも先に寿命を迎えることが多いですね。

10年以上なら買い替えも選択肢に

もしお使いのエコキュートが設置から10年以上経過している場合、お湯はりが遅いといった不具合が出た際に、修理と買い替えのどちらを選ぶべきか、これは非常に悩ましい問題だと思います。

私の経験から、以下のような判断基準をおすすめしています。

使用年数と状況で考える「修理 vs 買い替え」分岐点

0年から15年までのタイムラインと、5万円の壁を基準にした判断の目安
【〜7年】迷わず修理がおすすめ

まだ製品寿命には早く、メーカーの部品供給も安定しています。一時的な故障の可能性が高いため、修理して使い続ける方がトータルコストは安く済みます。

【8年〜10年】修理費用が5万円の壁

この時期は「判断の分かれ目」です。もし修理費用が5万円以下で収まるようなら、修理する価値は十分にあります。

しかし、それ以上の高額な修理になる場合は、一度立ち止まって買い替えを検討し始める時期です。なぜなら、一つの部品が壊れるということは、他の部品も同じように寿命が近づいているサインであり、「連鎖故障」のリスクが高まるからです。

【10年〜13年】買い替えを推奨

設計上の寿命に到達し、メーカーの部品保有期間(通常、製品の製造終了後約10年)が終了している可能性が出てきます。

そうなると、いざ故障しても「部品がないので修理できません」と言われてしまうリスクがあります。高額な修理をするよりは、省エネ性能の向上した最新機種へ交換する方が、長期的に見てお得になる可能性が高いです。

【13年以上】即時交換を強く検討

この年数になると、いつ完全に停止してもおかしくない状態です。冬場に突然お湯が使えなくなり、数日間お風呂に入れない…なんて最悪の事態を避けるためにも、故障の兆候が見られた時点で、計画的な交換をおすすめします。

実際に交換を検討する際に「どこに依頼すればいいの?」と迷う方は、以下の『「給湯器の交換はどこに頼む?」知恵袋の疑問をプロが解決!』の記事もあわせてご確認ください。

最新機種への交換メリットと補助金

省エネ、スマホ連携、補助金のアイコンと説明

「でも、買い替えは出費が大きいし…」と躊躇されるお気持ち、とてもよく分かります。しかし、最新のエコキュートに交換することには、初期費用を上回るほどの大きなメリットがあるんです。

圧倒的な省エネ性能の向上

技術の進歩は目覚ましく、最新機種の省エネ性能は10年前のモデルとは比べ物になりません。

最新機種は、旧型に比べて年間給湯効率(年間給湯保温効率)が改善している傾向があり、電力プランや使用量・設定次第では電気代が下がる可能性があります。

ただし削減額はご家庭の条件で大きく変わるため、導入前はメーカー公表値や現状の使用量をもとに、見積時に「想定ランニングコスト」を確認するのが確実です。

快適性を高める便利な新機能

最近のモデルには、スマートフォンと連携して外出先からお湯はり操作ができる機能や、残り湯の熱を再利用して翌日の沸き上げをアシストする機能、さらにはUV除菌機能で配管内を清潔に保つ機能など、暮らしを豊かにする便利な機能が満載です。

お湯の水圧が弱いとお悩みだったご家庭には、パワフルな「高圧タイプ」も人気ですね。

国の補助金制度でお得に交換

そして何より大きな後押しとなるのが、国や自治体が実施している省エネ設備への補助金制度です。

近年では、経済産業省が主導する「給湯省エネ事業」のように、高効率給湯器の導入に対して補助金が交付されるキャンペーンが毎年のように実施されています。

こうした制度をうまく利用すれば、初期費用を大幅に抑えてお得に最新機種へ交換することが可能です。

ただし、補助金の名称や金額、対象条件はその年によって異なり、予算の上限に達し次第終了となることが多いため、交換を検討するタイミングで必ず最新の公的情報をチェックすることをおすすめします。

(参考:給湯省エネ2026事業(高効率給湯器導入促進)について|経済産業省 資源エネルギー庁

エコキュートのお湯はりが遅い問題のまとめ

フィルター、ストレーナー、リセットなどの確認項目を箇条書きにした画像

今回は、多くの方が経験する「エコキュートのお湯はりが遅い」という問題について、原因の切り分けから具体的な対処法、そして修理と買い替えの判断基準まで、できるだけ詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

毎日使うものだからこそ、少しの不便が大きなストレスになりますよね。

お湯はりが遅いと感じたら、まずは慌てずに、ご自身でできる「浴槽フィルターの掃除」「給水ストレーナーの掃除」「リモコン設定の確認」の3ステップを試してみてください。

特に、気温が下がる冬場の遅れは、故障ではなくエコキュートの特性である場合も多いことを覚えておいてください。

それでも症状が改善しない場合や、リモコンからエラーコードが消えない場合は、内部の部品が故障しているサインかもしれません。

そんな時は、私たちのような専門業者に、どうぞお気軽にご相談ください。

横浜・川崎・東京都南部エリアで業者をお探しの方へ

もしお使いのエコキュートが10年以上経過しているなら、目先の修理費用だけでなく、今後のランニングコストや再故障のリスクも考慮に入れ、長期的な視点で最新機種への買い替えを検討するのが、結果的に最も賢明な選択となるかもしれません。

急な故障で数日間お湯が使えなくなる前に、計画的に行動することが大切です。

横浜電気工事レスキューでは、エコキュートの点検や修理、交換に関するご相談をいつでも承っております。

豊富な経験を持つプロの目でしっかりと原因を突き止め、お客様のご家庭に最適な解決策をご提案させていただきますので、何かお困りのことがあれば、いつでもご連絡ください。

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