インターホンが故障で通話できない時の原因は?修理交換の基準を解説

インターホンが聞こえない?原因特定と修理・交換の判断ガイド

こんにちは。横浜市を拠点に活動しております、横浜電気工事レスキューの主任電気工事士「天谷(あまたに)富士夫」です。

「ピンポーン♪」とチャイムは鳴るのに、受話器を取ってもシーンと静まり返っている…。

「もしもし?」と呼びかけても相手の声が聞こえない、逆にこちらの声が「小さいよ」「聞こえない」なんて言われてしまう。

あるいは、「ザーザー」「ガリガリ」といったひどい雑音で会話にならない…。

突然インターホンが故障して通話できなくなると、訪問者が誰か確認できず、不用意にドアを開けるのは防犯上とても不安ですよね。

宅配便の受け取りや友人との約束など、日々の暮らしにも支障が出てしまい、本当に困ってしまうと思います。

「もしかして、もう寿命なのかな?」「修理や交換にはいくらかかるんだろう…」「うちは賃貸だけど、誰に連絡すればいいの?」など、次から次へと疑問や心配事が頭に浮かんでくるかもしれません。

この記事では、そんなインターホンの通話トラブルに焦点を当て、私たち電気工事のプロが現場で実際に行っている原因の切り分け方から、ご自身で簡単にできる対処法、そして修理と交換の判断基準や気になる費用相場まで、どこよりも分かりやすく、そして詳しく解説していきます。

読み終える頃には、あなたのインターホンの不具合に対して、今何をすべきかが明確になっているはずです。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

記事のポイント

  • 業者を呼ぶ前に試せる!簡単な原因チェックリスト
  • 「聞こえない」「雑音」など症状別の原因と具体的な対処法
  • 修理と交換、どちらがお得?判断基準とリアルな費用相場
  • 賃貸やマンションで故障した場合の正しい連絡先と注意点
目次

インターホンが故障で通話できない?まず試す原因切り分け

実は、私たちが現場に駆けつけてみると、「故障だと思ったら設定や操作が原因だった」というケースも一定数あります(※あくまで当社の現場感としての目安です)。

まずはこれからご紹介するポイントをご自身で確認してみてください。もしここで原因が判明すれば、修理業者を呼ぶ手間も費用も節約できるかもしれません。

まず確認!故障じゃない音量設定やプレストーク

音量ダイヤルを「Min」や「Mute」にする様子と、通話ボタンを指で押しているイラスト

意外と見落としがちなのが、機器の基本的な操作方法や設定です。毎日使うものではないからこそ、うっかり忘れてしまっている機能があるかもしれません。まずはこの2点を確認してみましょう。

親機の音量設定は大丈夫?

これは本当に多いケースなのですが、室内親機のスピーカー音量(受話音量)が、いつの間にか最小やミュート(消音)になっていることがあります。

最近のインターホンは機能が豊富な分、ボタンや設定項目も多いですからね。お掃除の際に無意識に触れてしまったり、小さなお子様が興味本位でダイヤルを回してしまったり…なんてことも考えられます。

まずは親機本体をよく見てみてください。「音量」と書かれたボタンや、スピーカーのマークが付いたダイヤルはありませんか?タッチパネル式の最新機種であれば、設定メニューの中に音量調整の項目があるはずです。

一度、説明書を引っ張り出して、音量設定のページを確認しながら操作してみるのが一番確実かなと思います。これだけで「聞こえない」問題があっさり解決することは、決して珍しくないんです。

昔ながらの「プレストーク式」の罠

もう一つ、特に少し前の機種をお使いのお宅で考えられるのが、「プレストーク式」という通話方式です。

これは、トランシーバーのように特定のボタンを押している間だけ、こちらの音声が相手に飛ぶ仕組みのことですね。

普段あまり意識せずに使っていると、このボタンを押し忘れてしまい、「あれ?こっちの声が届かない!故障だ!」と勘違いしてしまうことがあります。

この方式は、親機と子機の間で音声のループが起きて「キーン」という不快なハウリングが発生するのを防ぐために採用されていました。

受話器の持ち手部分や、本体の分かりやすい場所に「押しながら話す」「通話」といった表記のあるボタンがないか、改めて確認してみてください。もしこのタイプであれば、通話中はボタンを押しっぱなしにする必要があります。

チャイムは鳴るが聞こえない時の原因とは?

呼び出し音(チャイム)は問題なく鳴るのに、通話だけができない。これは非常に多くご相談いただく症状です。

この場合、原因は大きく分けて「インターホン本体(親機・子機)の不具合」か、それらをつなぐ「配線の問題」のどちらかに絞られてきます。

なぜなら、インターホンの内部では「チャイムを鳴らすための電気回路」と「音声信号をやり取りするための電気回路」が、それぞれ独立していることが多いからです。

そのため、片方が正常でも、もう片方にだけ問題が発生するという状況が起こり得るんですね。ここからは、その原因をさらに詳しく掘り下げていきましょう。

スピーカーやマイクの物理的な不具合

親機や子機のマイク・スピーカーが赤く光り、どこが故障しているかを示す図解

最もシンプルで考えやすい原因が、音の出入り口であるスピーカーやマイクといった部品そのものの故障です。

長年使っていれば、電子部品が劣化していくのは避けられません。症状によって、どの部分の故障か、ある程度の見当をつけることができます。

  • 相手の声が聞こえない・小さい場合
    室内親機の「スピーカー」の故障が濃厚です。
  • 自分の声が相手に届かない・小さい場合
    室内親機の「マイク」の故障が濃厚です。
  • 相手から「あなたの声が聞こえない」と言われる場合
    玄関子機の「マイク」の故障が濃厚です。
  • 相手の声がひどく音割れして聞こえる場合
    玄関子機の「スピーカー」の劣化も考えられます。

本格的な故障の前に、もう一つ試してほしいことがあります。それは、マイクやスピーカーの穴の掃除です。

玄関子機は常に屋外の風雨や砂埃に晒されていますし、室内親機も生活の中のホコリが意外と溜まっています。この小さな穴にゴミが詰まってしまい、音を物理的に塞いでいるだけの可能性もあるんです。

掃除をする際は、乾いた柔らかい布で優しく拭き取るか、パソコンのキーボードなどを掃除するエアダスターでホコリを吹き飛ばすのがおすすめです。

ただし、つまようじや針のような硬いもので内部を突くのは絶対にやめてください。デリケートな振動板を傷つけてしまい、完全に壊してしまう可能性があります。

声が小さい、ザーザーという雑音は配線の劣化かも

屋外の配線カバーが割れ、中の銅線が露出して雨水が入り込んでいる拡大図

「通話はできるけど、声がものすごく小さい」「会話の途中で声が途切れる」「ザーザー、ジーといった雑音がひどくて聞き取れない」といった症状の場合、インターホン本体よりも、親機と子機をつないでいる配線に問題が発生している可能性を疑います。

特に、屋外に設置されている玄関子機周りの配線は過酷な環境にあります。

長年、紫外線や雨風に晒されることで、電線を保護しているビニールの被覆が硬化してひび割れを起こしたり、その隙間から雨水が侵入して接続部分の金属端子が腐食してサビてしまったりすることが頻繁に起こります。

このような状態になると、音声信号がうまく流れずに減衰したり、ノイズが混入したりする「接触不良」という状態に陥るのです。これで、音量の低下や雑音の直接的な原因となります。

詳しい「ザーザー音」の原因と修理費用については、『インターホンのザーザー音の原因と修理・交換費用』の記事もぜひ参考にしてください。

配線のチェックや修理は専門家にお任せください

壁の中を通っている配線の点検や、劣化した配線の交換・修理作業は、専門的な知識と技術、そして専用の工具が必要です。

ご自身で壁を開けたり、安易に配線を触ったりするのは感電や誤配線によるトラブルの危険があるためおすすめできません。

なお、インターホンは機種・配線方式によって条件が分かれます。

たとえば電気工事士法施行令で定める「軽微な工事」として、電鈴・インターホーン等に使用する小型変圧器(2次電圧が36V以下)の二次側の配線工事は、電気工事士の資格が不要とされています。(参考:経済産業省「電気工事士等資格が不要な『軽微な工事』とは」(PDF)

一方で、100V電源を扱う(電源直結など)作業は有資格者が行うべき領域です。ご自宅の方式が不明な場合は、無理に触らず専門業者へご相談ください。

パナソニック製インターホンの直し方とリセット方法

日本の住宅で非常に高いシェアを誇るのが、パナソニック(Panasonic)製のインターホンです。

もしお使いの機種がパナソニック製で、突然通話ができなくなったという場合、一時的なプログラムのフリーズや静電気などによる誤作動が原因かもしれません。

その場合、本体を再起動(リセット)することで症状が改善することがあります。

リセットの方法は、電源の供給方式によって2種類あります。

電源コード式の場合

室内親機からコンセントプラグにつながるコードが出ているタイプです。

機種によっては、親機の再起動(リセット)として「本体のリセットスイッチを押す」、または電源プラグをコンセントから10秒ほど抜いて差し直すといった手順が案内されています。

まずは取扱説明書またはメーカーサポートの案内に沿って操作してください。改善しない場合は、無理に分解せず修理をご相談ください。

(参考:パナソニック よくあるご質問「テレビドアホン 親機の電源が入らない、液晶が映らない」(電源プラグを抜いて10秒後に入れ直す/リセットボタン等)

電源直結式の場合

親機にコードが見当たらず、壁に直接設置されている場合は「電源直結式」です。このタイプは、壁の中の電線に直接接続されています。

リセットするには、ご自宅の分電盤(ブレーカー)の中から、インターホンに電気を供給しているブレーカーを一度「切」にし、1分ほど待ってから「入」に戻すという操作になります。

ただ、問題はどのブレーカーがインターホン用か分からない場合です。「インターホン」や「玄関」などと明記されていれば良いのですが、「照明」や「予備」など他の回路と一緒になっていることもあります。

見当がつかないのに、手当たり次第にブレーカーを操作するのはおすすめできません。

他の家電製品の設定がリセットされたり、思わぬトラブルにつながる可能性もありますので、不明な場合は無理せず専門家にご相談いただくのが安全です。

キーンというハウリングの対処法(メーカー問わず起こり得ます)

親機と子機の間で音がループ(ハウリング)していることを示す循環矢印のイラスト

パナソニックと並んで国内大手のアイホン(AIPHONE)製のインターホンでも時々ご相談いただくのが、「キーン」「ピィー」という甲高い不快な音、いわゆるハウリングです。

これはメーカーを問わず、音声通話機能を持つインターホン全般で起こり得る現象です。

これは故障ではなく、玄関子機のマイクが拾った「室内親機のスピーカーから出る音」を、親機がさらに増幅してスピーカーから出し、その大きな音をまた子機のマイクが拾ってしまう…という、音の無限ループによって発生します。

特に、玄関ドアを開けたまま通話したり、子機と親機の距離が物理的に近かったりすると起こりやすくなります。

最も効果的な対処法は、室内親機の受話音量を少し下げてみることです。スピーカーから出る音を小さくすれば、子機のマイクが音を拾いにくくなり、ループを断ち切ることができます。

それでも改善しない場合は、機器の設置場所や反響しやすい環境が影響している可能性もありますが、まずは音量調整を試してみてください。

故障のサイン?インターホンの寿命は約10年が目安

修理(スパナ)と交換(チェックマーク)の比較と、10年という期間を示すグラフ

ここまでご紹介した方法を試しても一向に症状が改善しない場合、残念ながらインターホン本体が寿命を迎えている可能性が高いと考えられます。

インターホンは長く使い続けると電子部品の劣化などで不具合が出やすくなります。

インターホン工業会では、調査研究等を踏まえた「更新時期の目安」として、一般住宅用(家庭用)は約10年集合住宅用システムは約15年などの目安を示しています。

ご家庭の機種・設置環境によって前後するため、10年を超えて不調が出る場合は「修理か交換か」を一度整理するのがおすすめです。

(参考:一般社団法人 日本インターホン工業会「既設のインターホン設備(システム)の更新について(更新時期の目安)」

もちろん、これはあくまで設計上の目安であり、設置環境や使用頻度によって5年で壊れてしまうこともあれば、15年以上問題なく使えることもあります。

しかし、10年を超えて使用しているインターホンは、内部のコンデンサや基板といった電子部品が経年劣化し、いつ故障が発生してもおかしくない状態と言えるでしょう。

通話の不具合以外にも、以下のような症状が見られたら、それは交換時期が近づいているサインかもしれません。

  • テレビドアホンのモニター映像が乱れる、黄ばんでいる、暗い
  • ボタンを押しても反応が悪い、強く押さないと効かない
  • 本体のプラスチックが変色したり、ひび割れたりしている
  • 呼び出し音が鳴ったり鳴らなかったり、不安定になっている

これらのサインが一つでも見られる場合は、修理で一時的に直すよりも、新しい機種への交換を検討する方が、長い目で見てコストパフォーマンスが良い場合が多いですね。

インターホンが故障で通話できない時の修理・交換ガイド

ご自身でのチェックや簡単な対処法を試しても改善しない場合、いよいよ専門家による修理、あるいは新しい機種への交換を検討する段階に入ります。

いざ業者に連絡するとなると、「費用はいくらかかるの?」「どんな機種があるの?」「うちは賃貸だけどどうすれば?」など、様々な疑問が出てきますよね。

ここからは、そうした具体的なお悩みについて、一つひとつ丁寧にお答えしていきます。

修理と交換どっちがお得?交換費用の相場を比較

お客様から最も多くいただくご質問が、「修理で済ませるべきか、それとも思い切って交換すべきか」という点です。

これは非常に悩ましい問題ですが、私たちは一つの大きな判断基準として「お使いのインターホンの使用年数」を重視しています。

使用年数が5年未満と比較的新しい機種であれば、メーカー保証(通常1~2年程度)は終了していても、補修部品の在庫が確保されている可能性が高いため、修理で対応するのが経済的な選択肢となることが多いです。

しかし、使用年数が7~8年以上、特に10年を超えている場合は、私たちは新しい機種への交換を強くおすすめすることが多いです。

その理由はいくつかあります。まず、古い機種はメーカーが修理用の部品を保有していない「補修部品の保有期間切れ」になっている可能性が高くなります。

また、経年劣化が進んでいるため、たとえ今回故障した箇所を修理しても、まるでモグラ叩きのように、すぐに別の箇所(例えば次はモニター、その次はボタン…というように)が故障するリスクが非常に高いのです。

そうなると、修理費用がどんどん嵩んでしまい、結果的に「最初から新品に交換しておけばよかった…」と後悔することになりかねません。

修理を依頼する場合の業者選びや費用相場の詳細については、『インターホン修理はどこに頼む?費用相場と業者選び』の記事もあわせてご覧ください。

【比較表】インターホン修理・交換費用の目安

修理・音声交換・モニター交換の各費用目安が並んだリスト形式の画像

具体的な費用は、故障内容や交換する機種のグレードによって大きく変動しますが、一般的な相場観として参考にしてください。

作業内容費用相場(部品・本体代+工事費込み)備考
修理10,000円 ~ 40,000円程度出張費・診断料・技術料・部品代の組み合わせで変動します。故障箇所や交換部品、配線作業の有無で上下します。
交換(音声のみの機種へ)15,000円 ~ 60,000円程度シンプル機種で、既存配線を流用できる場合の目安です。本体価格と工事内容で変動します。
交換(モニター付きドアホンへ)20,000円 ~ 80,000円程度モニター付きは本体価格の幅が大きく、録画・広角・スマホ連携など機能で上下します。
交換(配線工事が別途必要)追加で10,000円台~新規配線や既設配線の不良対応など、現場条件により追加費用が発生する場合があります。
Information

相場は地域・業者・機種・配線条件で変動します。正確な金額は現地確認のうえ見積もりでご確認ください。

賃貸やマンションでの故障は誰の費用負担?

マンション、戸建て、アパートのイラストとそれぞれの負担区分(大家・管理規約・所有者)

お住まいがご自身の持ち家(戸建て)ではなく、賃貸アパート・マンションや分譲マンションの場合、故障した際の対応方法や費用負担の考え方が異なります。

焦ってご自身で業者を手配してしまう前に、必ず以下の点を確認してください。

賃貸物件(アパート・マンション)の場合

賃貸物件では、インターホンは一般に「設備」として扱われ、経年変化・通常損耗にあたる修繕は賃貸人(貸主)負担が原則とされています。

ただし、契約書の特約や故障原因(故意・過失など)によって負担が変わることもあるため、まずは大家さん・管理会社へ連絡し、手配方法の指示を受けるのが安全です。

(参考:警察庁「住まいる防犯110番」(侵入者は下見で留守かどうか等を確認する旨)

分譲マンションの場合

分譲マンションは、インターホンが専有部分共用部分か(または共用設備と一体か)で扱いが変わります。最終的には管理規約・使用細則の定めに従うため、判断に迷う場合は管理組合・管理会社へ確認してください。

特にエントランスのオートロックなど共用設備と連動している場合は、住戸内機器でも管理側の手配になるケースがあります。

どちらのタイプか分からない場合や、判断に迷う場合は、まずはマンションの管理組合や管理会社に問い合わせて、どのように対応すべきかを確認するのが最も確実な方法ですね。

資格なしで自分で交換できるワイヤレスタイプ

「交換費用を少しでも安く抑えたい」という思いから、ご自身での交換、いわゆるDIYを検討される方もいらっしゃるかもしれません。

結論から言うと、ご自身で交換できるインターホンは、特定のタイプに限られます。

それは、室内親機の電源をコンセントから取っている「電源コード式」や、乾電池で動く「ワイヤレス式」のインターホンです。

これらのタイプは、壁の中の電気配線を直接触る作業(=電気工事)を伴わないため、法律上の資格は必要ありません。

特に、玄関子機も電池式で、親機との間を電波でつなぐ完全なワイヤレスインターホンは、配線工事が一切不要なため、DIY初心者の方でも比較的簡単に設置できるのが大きな魅力です。

電源直結式の交換には電気工事士の資格が必須

一方で、最も注意が必要なのが「電源直結式」のインターホンです。特に新築住宅やリフォーム時に設置されるテレビドアホンの多くはこのタイプが採用されています。

これは、前述の通り、室内親機が壁の中にある電源線に直接接続されているタイプで、外見上はコンセントにつながるコードが見えないのが特徴です。

無資格での工事は法律違反であり、大変危険です!

この「電源直結式」のインターホンの取り外しや取り付け作業は、電気工事士法に基づき、「第二種電気工事士」以上の国家資格を持った者でなければ行ってはならないと法律で厳しく定められています。

(参考:e-Gov法令検索「電気工事士法」

「ブレーカーを落とせば大丈夫だろう」「動画で見たら簡単そうだった」といった安易な考えで、資格のない方が見よう見まねで配線作業を行うことは絶対に避けてください。

正しい知識と技術を持たずに100Vの電圧がかかる配線を扱うと、作業中の感電事故はもちろんのこと、結線不良(配線のつなぎ間違いや締め付け不足)による発熱・発火のリスクが非常に高まります。

最悪の場合、壁の中で静かに火花が飛び散り、気付かないうちに住宅火災を引き起こす大惨事につながりかねません。

ご自身とご家族の大切な命、そして財産を守るためにも、電源直結式のインターホン交換は、必ず私たちのような正規の資格を持つ電気工事の専門業者にご依頼ください。

自分で交換するのが困難な場合や、どこに頼むか迷った際の依頼先の選び方については、以下の『インターホン交換はどこに頼む?依頼先の選び方と費用相場』の記事で詳しく解説しています。

放置は危険!防犯カメラ付きへの交換も検討

スマホ連携、広角レンズでの視認範囲、録画機能(REC)のイメージ画像

「通話はできないけど、チャイムは鳴るから訪問者が来たことは分かるし…」と、故障したままインターホンを放置してしまうのは、実は非常に危険です。

訪問者が誰なのか、どんな様子なのかが全く分からないまま玄関ドアを開けるのは、非常に不用心と言わざるを得ません。

しつこいセールスや勧誘ならまだしも、侵入盗などでは、犯行前に「インターホンで呼んで留守を確認する」といった下見行動が紹介されています。

応答がない=不在と判断される可能性もあるため、故障を放置せず早めの修理・交換をおすすめします。

(参考:警察庁 住まいる防犯110番

せっかく交換するのであれば、この機会にただ通話できるだけでなく、防犯性能を格段に向上させられる最新のテレビドアホンへのグレードアップを検討してみてはいかがでしょうか。

最近の機種には、暮らしの安心・安全を守るための便利な機能がたくさん搭載されていますよ。

  • 留守でも安心「録画機能」
    呼び出しに応答しなくても、留守中に訪れた人の姿を自動で録画してくれます。帰宅後に誰が来たかを確認できるので、不審者のチェックにも役立ちます。
  • 死角を減らす「広角レンズ」
    玄関の正面だけでなく、左右の広い範囲を映し出すことができるので、ドアのすぐ脇に隠れている不審者も確認しやすくなります。
  • 外出先でも来客対応「スマートフォン連携」
    対応機種であれば、専用アプリを通じて外出先からでも映像確認や通話が可能です。ただし、ご自宅にWi-Fi環境が必要となる場合が多いため、導入前に動作条件をご確認ください。

どんな機種がご自宅の環境に合っているか、どんな機能が必要かなど、お客様のご希望やご予算を詳しくお聞かせいただければ、私たちプロの視点から最適な一台をご提案させていただきます。

インターホンが故障で通話できない時の対処法まとめ

ここまで、インターホンで通話ができなくなった際の様々な原因と対処法について、詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

まずは焦らず、今回ご紹介した「音量設定の確認」や「簡単な清掃」など、ご自身でできることから試してみてください。

それでも症状が改善しない場合や、ご自身での判断が難しい場合、あるいは明らかに配線や本体の寿命が疑われる場合は、無理に自分で解決しようとせず、専門家を頼るのが最も安全で確実な近道です。

特に、10年以上お使いのインターホンや、電源直結式のタイプの不具合は、迷わずプロにご相談いただくことを強くおすすめします。

横浜・川崎・東京都南部エリアで業者をお探しの方へ

私たち横浜電気工事レスキューは、横浜市・川崎市を中心に、インターホンのような暮らしに密着した電気設備のトラブル解決に日々駆けつけています。

豊富な現場経験を持つスタッフが、お客様一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、修理から最新機種への交換まで、最も適した解決策を誠実にご提案させていただきます。

お見積もりは無料ですので、どうぞお気軽にご連絡ください!