ダウンライトの電球交換を自分でやる前に!安全に行う手順と注意点

プロが教える!失敗しないダウンライト電球交換ガイド

こんにちは。横浜電気工事レスキューの主任電気工事士「天谷(あまたに)富士夫」です。

ご自宅のダウンライトがチカチカと点滅したり、以前より暗くなったように感じたり、あるいは完全に切れてしまったりしてお困りではないでしょうか。

「ダウンライトの電球交換を自分でやってみたいけど、カバーの外し方が分からなくて…」「そもそも、うちのダウンライトって交換できるタイプなのかな?」なんて、いざ作業しようと思うと不安になりますよね。

特に、湿気の多い浴室のダウンライトはカバーが固く締まっていることが多く、力任せにやって壊してしまわないか心配になるものです。

また、賃貸物件にお住まいの場合、交換費用は自己負担なのか大家さんに相談すべきなのか、判断に迷うこともあるかと思います。

さらに、せっかく交換するなら電気代も安くて長持ちするLEDにしたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない、というお声も現場ではよく耳にします。

そして、もしご自宅のダウンライトが交換できない「一体型」だった場合、業者に頼むと料金は一体いくらくらいかかるのかも気になりますよね。

この記事では、そんなダウンライトの交換に関するあらゆる疑問や不安に、年間数百件の照明トラブルを解決している電気工事のプロとして、現場のリアルな視点から一つひとつ丁寧に、そして分かりやすくお答えしていきます。

この記事を最後まで読めば、きっとあなたもダウンライト交換のプロに一歩近づけるはずです。

記事のポイント

  • ダウンライトが交換できるタイプかどうか一目でわかる見分け方
  • 無駄な出費を防ぐ、失敗しないLED電球の正しい選び方の全知識
  • 感電や怪我を防ぐためのダウンライト交換の手順と作業時の注意点
  • 交換できないタイプの場合に業者へ依頼すべきケースと費用の相場

ダウンライトの電球交換を自分でする前の必須確認事項

「よし、交換するぞ!」と意気込んで脚立を用意する前に、いくつか必ず確認してほしい、とても大切なポイントがあります。

この事前の確認作業を少し面倒に感じて怠ってしまうと、「せっかく新しいLED電球を買ってきたのに、サイズが合わなくて取り付けられない…」とか、「そもそもこれは電球だけを交換できないタイプだった!」なんていう、悲しい事態になりかねません。

まずは落ち着いて、ご自宅のダウンライトがどんなタイプで、どんな状況なのかをしっかりと把握することから始めましょう。急がば回れ、ですね。

一体型と交換型の見分け方を解説

ルーペで電球とソケットの境目を確認する交換型と、継ぎ目のない一体型の比較図解

ダウンライトには大きく分けて2つの種類が存在します。一つは、従来の電球と同じように、切れた電球だけをクルクルと回して交換できる「交換型(セパレート型)」

そしてもう一つは、照明器具本体とLEDの光源が一体化していて、電球だけの交換ができない「一体型」です。

もし、ご自宅のダウンライトが後者の「一体型」だった場合、電球だけの交換ができないため、器具本体ごと交換する必要があります。

なお、ダウンライトは天井裏の配線に直結されていることが多く、配線の接続・取り外しを伴う交換は、法律上電気工事士の資格が必要な作業に該当するケースが一般的です。

いっぽうで、製品によっては差し込み接続など「軽微な工事」の範囲で対応できる場合もあるため、型番で仕様を確認し、迷うときは無理せず専門業者に相談してください。

(出典:電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とは|経済産業省

見分けるための最も簡単で確実な方法は、必ず照明のスイッチを切り、ライトが十分に冷めているのを確認してから、ライトの中をじっくりと覗き込んでみることです。

見分け方のポイントを徹底解説

交換型の場合

ライトの中を覗き込むと、光源である電球の丸い部分と、それをねじ込むソケット(受け口)部分の境目がはっきりと見えるはずです。

器具のフチの部分をよく見ると、カバーを外すために指をかけられそうな、わずかな溝や段差、切れ込みがあることが多いのも特徴ですね。

ランプそのものにメーカー名や「60W形」といったワット数が印字されているのも、交換型の有力なサインです。

一体型の場合

ライト全体が非常にスッキリとしていて、カバーと光る部分が一体化しているデザインになっています。電球と器具の境目がなく、どこにも継ぎ目が見当たらないような、ツルッとしたフラットな見た目が特徴です。

デザイン性が高く、最近の新しい住宅に設置されているダウンライトは、この一体型が非常に増えてきている印象を受けます。

もし、見た目だけではどうしても判断が難しい場合は、照明器具のフチや内側の見えやすい場所に、メーカー名や品番が書かれた銀色のシールが貼られていないか探してみてください。

その「型番」をスマートフォンなどで検索してみるのが最も確実な方法です。「(メーカー名) (型番) 仕様」などと検索すれば、メーカーの公式サイトなどでその製品が交換型か一体型かを確認できます。

賃貸の場合費用負担は誰?

電球切れ(消耗品)は入居者負担、器具故障(設備)は貸主負担を示す電球と家のイラスト

賃貸マンションやアパートにお住まいの場合、照明が切れた際の交換費用が誰の負担になるのかは、非常に気になるところですよね。

これは原則として、故障の原因がどこにあるかによって負担者が変わってきます。賃貸の場合、照明の電球や蛍光灯などは消耗品として扱われ、入居者負担として運用されている物件も多いです。

ただし、国土交通省のガイドラインでは、自然消耗による電球切れは原則として貸主(大家さん)負担とされています。

実際の費用負担は賃貸借契約の特約や物件の管理方針で変わるため、まずは契約書(特約)を確認し、判断がつかないときは管理会社・大家さんに「電球(またはLEDランプ)の交換は入居者負担か」を確認してから進めるのが安心です。

しかし、話が少し変わってくるケースもあります。例えば、前述の「一体型ダウンライト」が寿命で点灯しなくなった、あるいは壁のスイッチが故障して電気がつかない、といったケースです。

この場合は、電球という消耗品の問題ではなく、建物に備え付けられた「設備」そのものの経年劣化や故障と見なされます。したがって、大家さん(貸主)の責任と負担で修理・交換となるのが一般的です。

【重要】自己判断で交換する前に必ず管理会社や大家さんへ確認を!

どちらのケースにせよ、まず最初に皆さまに実行していただきたいのは管理会社や大家さんへの連絡・相談です。

たとえ「これはただの電球交換だから大丈夫だろう」とご自身で判断されたとしても、勝手に交換作業を進めてしまうと、万が一器具を破損させてしまった場合などに、後々大きなトラブルの原因になる可能性もゼロではありません。

特に一体型の交換は費用も高額になりがちです。まずは状況を正確に伝え、「電球が切れたようなのですが、交換はどのようにすればよろしいでしょうか?」と一度確認を取るのが、最もスムーズで安全な進め方ですね。

(出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

失敗しないLEDの選び方、断熱材と調光器

ご自宅のダウンライトが無事に交換できるタイプだと分かったら、次は新しい電球選びのステップに進みます。

現在では、省エネ性能が高く寿命も非常に長いLED電球が主流となっていますが、ただ単に「LED」と書かれたものを買えば良いというわけではありません。

選ぶ際に特に注意すべき、非常に重要なポイントが2つあります。ここを間違えると、せっかく買った電球がすぐに壊れたり、そもそも正常に点灯しなかったりする可能性があるため、しっかり確認していきましょう。

断熱材施工器具(SB、SGI、SG形)対応品か

断熱材に囲まれた器具(Sマーク)と、調光器スイッチに注意を促す警告マークの図解

多くのご家庭では、天井裏にグラスウールなどの断熱材が敷き詰められています。これは、夏は涼しく冬は暖かく過ごすための大切なものですが、照明器具にとっては少し厄介な存在になることがあります。

ダウンライトが、その断熱材に埋もれるような形で設置されている場合、その器具を「断熱材施工器具」と呼びます。

実は、LED電球はスマートフォンなどと同じ半導体でできており、非常に熱に弱いという特性があります。

断熱材で覆われて熱がこもりやすい環境で、非対応のLED電球を使用すると、放熱不足により点滅・短寿命・故障の原因になります。

安全面の観点からも、パッケージに「断熱材施工器具対応」と明記された製品を選ぶことが大切です。

ご自宅のダウンライトが断熱材施工器具かどうかは、器具本体のフチに「SB」「SGI」「SG」といったマークがないか確認してみてください。このマークがあれば、必ず対応品のLED電球を選びましょう。

(出典:【LED電球】「断熱材施工器具対応」とはどういうものですか。|Panasonic

調光器対応品か

お部屋の壁のスイッチが、昔ながらのON/OFFだけのカチッとしたタイプではなく、ダイヤルを回したり、ツマミを上下にスライドさせたりして明るさを自由に調整できる「調光スイッチ(調光器)」になっているお部屋もありますよね。

この場合、使用するLED電球も必ず「調光器対応」と書かれた製品を選ぶ必要があります。

もし、調光スイッチに「非対応」のLED電球を取り付けてしまうと、スイッチを操作しても明るさが全く変わらなかったり、最小の明るさにするとチカチカと不快な点滅を繰り返したり、ジーという異音が発生したりすることがあります。

それだけでなく、無理な電流が流れることで電球やスイッチ本体の故障に繋がる危険性も。これも意外と見落としがちなポイントなので、新しい電球を購入する前に、ご自宅の壁スイッチの種類をよく確認してくださいね。

口金サイズE26とE17の違い

E26(26mm)とE17(17mm)のサイズ比較と、電球色・昼白色・昼光色の使い分け表

電球の根元にある、ソケットにねじ込む金属の部分を「口金(くちがね)」と呼びます。この口金のサイズが合わないと、物理的に取り付けることができません。

ダウンライトで主に使用されているのは、直径が26mmの「E26」と、直径が17mmの「E17」の2種類がほとんどです。

E26
一般家庭のシーリングライトやペンダントライトなど、様々な場所で使われている最もポピュラーなサイズです。少し大きめのサイズ感ですね。
E17
ミニクリプトン球やシャンデリア球など、小型の電球でよく使われるサイズ。E26に比べると一回り小さいです。

このサイズを間違えて購入してしまうと、全くの無駄足になってしまいます。新しい電球を購入する前には、必ず今ついている古い電球を一度取り外して、口金のサイズを実物で確認するようにしましょう。

電球のガラスやプラスチックの部分に「E26」や「E17」と小さく印字されていることも多いので、チェックしてみてください。もし印字が消えていても、定規で直径を測ればすぐに分かりますよ。

部屋の用途に合わせた光の色の選び方

LED電球の素晴らしい点の一つは、光の色を自由に選べることです。

お部屋の雰囲気や、そこで何をするのかという用途に合わせて最適な色を選ぶと、空間の快適性がぐっと向上します。光の色は主に4種類に分けられます。

光の色色温度の目安特徴と心理的効果おすすめの場所
電球色約2700K夕日のようなオレンジがかった温かみのある光。リラックス効果が高く、料理を美味しく見せる効果もあります。リビング、寝室、ダイニング、和室、トイレ
温白色約3500K電球色と昼白色の中間にあたる、穏やかで自然な光。温かみと明るさを両立させたい場所に最適です。リビング、ダイニングなど、どんな部屋にも合わせやすい
昼白色約5000K晴れた日の日中の太陽光に近い、最も自然で生き生きとした白色の光。活動的な空間に向いています。キッチン、洗面所、リビング、洋服を選ぶクローゼット
昼光色約6500K少し青みがかったクールでシャープな光。脳を覚醒させる効果があり、文字がはっきりと見やすいのが特徴です。書斎、勉強部屋、オフィス、細かい作業をするガレージ

例えば、家族団らんの場であり、くつろぎの空間であるリビングや寝室にはリラックス効果の高い「電球色」、集中して料理や作業をするキッチンや書斎には、手元がはっきり見える「昼白色」や「昼光色」といったように、お部屋での過ごし方をイメージしながら選んでみるのがおすすめです。

最近では、一つの電球で複数の色を切り替えられる「調色機能」付きの製品もありますので、こだわりたい方は検討してみるのも良いかもしれませんね。

ダウンライトの電球交換を自分でする際の具体的な手順

壁のスイッチと分電盤のブレーカーをOFFにする手順を示すイラスト

さて、事前の確認がすべて完了し、新しい電球も用意できたら、いよいよ交換作業本番です。手順自体は決して難しいものではありませんが、電気を扱う作業ですから、安全に関わる大切なポイントがいくつかあります。

何よりも大事なのは、作業前に照明の壁スイッチをOFFにすることです。さらに万全を期すなら、分電盤で該当回路のブレーカーもOFFにすると安心です。

二重に電源を切っておけば、万が一の誤操作や接触によるリスクを大きく下げられます。

浴室のカバーの外し方、バネや爪のコツ

ゴム手袋をはめてねじ込み式カバーを回す様子と、バネ・爪固定式の外し方の図解

特にご質問をいただくことが多いのが、浴室のダウンライトです。

浴室のダウンライトは、湿気が器具の内部に入り込みにくいように設計された防湿タイプ(パッキン付き)が多いです。そのため、他の部屋よりもカバーが固く感じることがあります。

浴室の照明がつかなくなってしまった場合の原因の切り分けや対処法については、以下の『浴室照明が点滅・不点灯になったときの交換判断と対処の考え方』の記事もぜひ参考にしてください。

カバーの外し方には、主に2つのタイプがあります。

ねじ込み式

カバー全体をガラスの瓶の蓋を開けるように、反時計回りに回すと外れるタイプです。固くて回らない場合は、滑り止めのついたゴム手袋をはめると格段に力が入りやすくなります。

まずは換気して周囲の水気を拭き取り、手元が滑らない状態で作業してください。それでも固い場合は、無理にこじらず一度中止し、器具の取扱説明書(型番検索)で外し方を確認するか、業者へ相談するのが安全です。

爪で固定されているタイプ

天井から引き出した器具の強力なバネが跳ね返るリスクを示すイラスト

カバーのフチの数カ所が、器具本体の内側にある爪でパチンと引っかかって固定されているタイプです。この場合、カバーのフチに指やマイナスドライバーなどを差し込めるわずかな隙間があることが多いです。

そこに指をかけ、少し下に引っ張りながら、反時計回りに少しだけ(10〜15度くらい)回すと、爪が外れてカバーが取れることが多いです。

また、ダウンライトの器具本体を天井にがっちりと固定しているのは、V字やM字の形をした非常に強力なバネです。

電球交換のために器具本体を少し引き下ろす必要がある場合、このバネが不意に勢いよく跳ね返り、天井の石膏ボードを傷つけたり、指を挟んでしまったりする危険性があります。

器具を引き下ろす際は、両手でしっかりと器具を支え、バネの力を感じながらゆっくりと慎重に引き下ろすのが、怪我を防ぐ最大のコツです。くれぐれも油断せず、慎重に作業してくださいね。

固くて外れない時の安全な対処法

工具の使用禁止マークと、ゴム手袋で一度締めてから緩める手順の解説図

長年交換していなかったり、浴室や洗面所など湿気の多い場所だったりすると、電球の口金がソケットに固着してしまい、ビクとも回らなくなってしまうことがあります。

焦る気持ちは分かりますが、ここで絶対にやってはいけないことがあります。

【危険!】絶対にやってはいけないこと

焦ってペンチやプライヤーといった金属製の工具で、電球のガラス部分を掴んで無理やり回そうとすることは絶対にやめてください。

簡単にガラスが「パリン!」と割れてしまい、割れたガラスで手を深く切るなど、大怪我に繋がる恐れがあります。

また、割れた拍子に口金部分がソケットに残り、感電のリスクも高まり非常に危険です。絶対にやめましょう。

まずは、落ち着いて以下の安全な方法を試してみてください。

  1. 電源のOFFを再確認
    作業前に必ずブレーカーが落ちていることを再度確認します。
  2. ゴム手袋を使う
    素手よりも格段にグリップ力が増し、滑らずに力を加えられるため、固い電球も回しやすくなります。これが最も効果的で安全な方法です。
  3. 一度、締める方向に少しだけ回してみる:ネジが固い時と同じ原理で、ほんの少しだけ締める方向に力を加えてから、すぐに緩める方向に回すと、固着が「カクッ」と剥がれて回りやすくなることがあります。

これらの方法を試してもどうしても外れない場合は、残念ながら無理は禁物です。これ以上力を加えると、ソケット自体が破損してしまい、器具全体の交換が必要になってしまう可能性があります。

そんな時は、私たちのような専門業者にご相談いただくのが最も安全で確実な方法と言えるでしょう。

交換後にチカチカ点滅する原因と対策

点滅・点灯しない際の原因(調光器、ほたるスイッチ、接触不良等)をまとめたフロー

「よし、交換完了!」とスイッチを入れたら、新しいLED電球がチカチカと点滅してしまう…。

こんなトラブルも、時々お客様からご相談を受けます。考えられる原因はいくつかあり、一つずつ切り分けていく必要があります。

調光器との相性問題

これが最も多い原因です。前述の通り、明るさを調整できる調光機能付きのスイッチに「調光器非対応」のLED電球を取り付けると、回路の仕様が合わずに点滅が起こります。

まずは購入した電球のパッケージや説明書を再度確認し、「調光器対応」の記載があるかチェックしてみてください。

ほたるスイッチとの相性問題

スイッチを切ったときに、緑やオレンジの小さなランプが点灯する「ほたるスイッチ」。

このスイッチは、OFFの状態でも微弱な電流が流れており、消費電力の非常に少ないLED電球がその電流に反応して、幽霊のように点滅したり、ぼんやり光り続けたりすることがあります。

この場合は、「ほたるスイッチ対応」のLED電球を選ぶか、スイッチ本体の交換が必要になることがあります。

(出典:東芝配線器具(スイッチ)でLED電球、LED照明器具をご使用の際のご注意|東芝ライテック

LEDとスイッチの根本的な相性:非常にまれなケースですが、調光器対応の電球を使っていても、特定のスイッチメーカーとの相性が悪く、正常に動作しないこともあります。

器具や配線の劣化:長年使用している照明器具の場合、電球ではなく、器具内部のソケット部分や、天井裏の配線が劣化・接触不良を起こしている可能性も考えられます。

交換したLED電球が点滅してしまう詳しい原因と、自分でできる対処法については、以下の『LEDライトの点滅の直し方!原因と対策をプロが解説』の記事も参考にしてみてください。

まずは電球がスイッチに対応しているかを確認し、それでも改善しない場合は、器具や配線の点検が必要かもしれません。その際は専門家による診断が必要ですので、お気軽にご相談ください。

スイッチを入れても全く点灯しない場合

新品の電球に交換したのに、スイッチを入れてもシーンとして全く点灯しない。こんな時は、つい「不良品だ!」と思いがちですが、その前に基本的なところから一つずつ確認していきましょう。

まずはここをチェック!基本のトラブルシューティング

  • ブレーカーは落ちていませんか?
    作業のために落としたブレーカーを上げ忘れていないか、分電盤を確認しましょう。
  • 照明の壁スイッチはONになっていますか?
    意外と見落としがちなポイントです。
  • 電球はソケットの奥まできちんと締まっていますか?
    締め込みが甘いと接触不良で点灯しません。一度緩めてから、もう一度ゆっくりと、止まるまで確実に締め込んでみてください。

もしブレーカーが中立の位置で止まってしまったり、何度上げてもすぐに落ちてしまったりする場合は、以下の『ブレーカーが中立で戻らない?原因と正しい復旧方法』の記事で対処法を確認してみてください。

これらの基本的なことを確認しても点灯しない場合は、以下のような少し専門的な原因が考えられます。

  • 購入した電球の初期不良
    工業製品なので、残念ながら一定の確率で初期不良は存在します。
  • 照明器具内部のソケット部分の故障や接触不良
    長年の使用でソケット内部の金具が劣化・破損しているケースです。
  • 壁スイッチ自体の故障
    スイッチ内部の部品が壊れて、電気が流れなくなっている可能性もあります。
  • 配線の断線など
    天井裏の配線が、何らかの原因で断線したり、接続が緩んでいたりするケースです。

まず、電球の初期不良を疑う場合は、家の中の他の正常な照明器具(例えば、デスクスタンドなど同じ口金サイズのもの)に取り付けてみて、点灯するかどうかを確認してみるのが一番簡単です。

そこで点灯すれば電球は正常、点灯しなければ電球の初期不良です。もし他の場所では点灯する場合は、ご自宅の照明器具や配線、スイッチのどこかに問題がある可能性が高いと判断できます。

この先の調査や修理は電気工事士の資格が必要な専門領域になりますので、ご自身で器具を分解したりせず、必ずプロにご依頼ください。

一体型への交換は業者へ!費用相場は?

電気工事士資格が必要な配線直結図と、器具代・工事費の総額目安

事前の確認で、ご自宅のダウンライトが「一体型」だった場合。この場合は、器具全体を交換する作業が必要になります。

器具交換では、天井裏の配線接続に触れることが多いため、作業内容によっては電気工事士の資格が必要になります。

特に直結配線のダウンライトは、無理にDIYで触ると感電・接触不良などのリスクがあるので、基本的には専門業者へ依頼するのが安全です。型番や取付方式が分からない場合も、無理せずプロに相談してください。

気になる費用相場ですが、これは「新しい器具本体の価格」+「交換作業費」という構成で決まるのが一般的です。トータルの費用は、選ぶ器具や業者の料金体系によって変動します。

項目費用の目安備考
器具本体の価格1台あたり 2,000円~15,000円程度シンプルな機能のものから、調光・調色機能付き、高演色タイプ、人感センサー付きなど、機能やデザインによって価格は大きく変わります。
交換作業費1ヶ所あたり 8,000円~15,000円程度これには基本的な出張費(10,000円〜)、既存器具の取り外し、新しい器具の取り付け、廃材の処分費などが含まれた総額の目安です。

一体型ダウンライトの交換にかかる具体的な費用内訳や、DIYでの交換が可能かどうかの判断基準については、『埋め込みダウンライトの交換費用|DIYの可否と業者の料金目安』の記事でも詳しく解説しています。

上記の表を参考にすると、合計で1ヶ所あたりおよそ10,000円〜30,000円程度が一般的な相場と言えるかもしれません。

もちろん、これはあくまで目安です。複数箇所を同時に交換する場合は、出張費などが一度で済むため、1ヶ所あたりの作業費が割安になることがほとんどです。

正確な料金を知るためには、必ず事前に複数の業者から見積もりを取り、料金の内訳をしっかりと確認することをお勧めします。

どこに頼む?信頼できる業者の選び方

資格・許可・明朗会計・保険・実績の5項目をまとめたリスト

いざ専門業者に依頼するとなっても、「どこに頼めばいいのか分からない」と迷ってしまいますよね。

インターネットで検索するとたくさんの業者が出てきますが、安心して大切な自宅の工事を任せられる、信頼できる業者を選ぶには、いくつかの重要なチェックポイントがあります。

信頼できる電気工事業者のチェックリスト

  • 「第二種電気工事士」以上の国家資格を保有しているスタッフが作業に来てくれるか。ウェブサイトなどで明記されているか確認しましょう。
  • 建設業許可登録電気工事業者の登録があるか。これは、法律に基づき適正に事業を営んでいることの証明になります。
  • 作業前に料金体系が明確な見積もりを必ず提示してくれるか。「作業後に高額請求」といったトラブルを避けるために最も重要です。
  • 万が一の物損事故などに備え、損害賠償責任保険に加入しているか。プロとして当然の備えです。
  • ウェブサイトなどで、これまでの具体的な施工実績が写真付きで確認できるか。技術力や経験を判断する材料になります。

これらの点を事前にウェブサイトで確認したり、電話で問い合わせたりすることで、悪質な業者とのトラブルを未然に防ぐことができます。

私たち横浜電気工事レスキューも、もちろん全ての条件を満たしておりますので、ご安心してお任せいただければと思います。

より詳しい業者の選び方のコツについては、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ダウンライトの電球交換を自分で正しく安全に行うためのまとめ

今回は、ダウンライトの電球交換について、ご自身で作業する前に知っておくべき確認事項から、具体的な手順、そしてプロに任せるべきケースまで、幅広く解説してきました。もう一度、大切なポイントを振り返ってみましょう。

ご自宅のダウンライトが、電球だけを交換できる「交換型」であり、ご自身で作業に挑戦される場合は、この記事でご紹介したポイント、特に「作業前のブレーカーOFFの徹底」「LED電球の種類(断熱材・調光器対応、口金サイズ)を間違えない」という2点をしっかりと守っていただければ、安全に交換作業を完了させることが十分に可能です。

一方で、「一体型」のダウンライトの交換や、電球が固くてどうしても外れない、新しい電球に交換しても点灯しないといった予期せぬトラブルが発生した場合は、決して無理をせず、私たちのようなプロの電気工事士にお任せください。

横浜・川崎・東京都で業者をお探しの方へ

横浜市・川崎市およびその周辺エリアで、ダウンライトの交換や照明機器に関するトラブルでお困りの際は、いつでもお気軽に横浜電気工事レスキューにご相談ください。

豊富な知識と経験で原因を迅速に特定し、安全かつ確実に、あなたのお部屋の快適な明かりを取り戻します。ご連絡お待ちしております。