ぶら下がりタイプの古い照明器具交換!注意点と天井の跡の隠し方

こんにちは。横浜市で地域密着の電気工事サービスをご提供している、横浜電気工事レスキューの主任電気工事士「天谷(あまたに)富士夫」です。
キッチンやダイニング、和室などで長年使ってきた、コードでぶら下がっているタイプの古い照明器具。
「なんだか部屋が暗く感じるし、デザインも古くさいかな…」「そろそろ省エネでおしゃれなLED照明に交換したいな」なんて考えていませんか?
いざご自身で交換しようと思っても、長年のホコリや油でカバーが固着してしまって外し方が分からなかったり、力を入れても空回りするだけで一向に外れない、なんてことも少なくありません。
さらに、カバーを外してみたら天井から電線が直接出ていて、「これって自分で触っていいもの?」と不安になるご相談もよくいただきます。
また、交換した後の天井の設置跡が目立たないかどうかも、気になるところですよね。
この記事では、そんな古いぶら下がり照明器具(ペンダントライト)の交換に関するあらゆる疑問や不安について、私たち電気工事のプロが、分かりやすく、そして詳しくお答えしていきます。
この記事を最後まで読めば、安全かつスムーズに照明交換を進めるための知識が身につき、ご自宅に最適な方法がきっと見つかるはずです。
記事のポイント
- 古い照明器具交換での資格要否と見分け方
- 固くて外れないカバーの外し方と交換時の注意点
- DIYと業者依頼による費用相場とメリット・デメリット
- 交換後に残る天井の照明跡をきれいに隠す具体的方法
- 1. 古いぶら下がり照明器具の交換を自分でやる前の確認点
- 1.1. 直結式?引掛シーリング?見分け方と資格の要否
- 1.1.1. まずは接続部分を確認してみましょう
- 1.1.2. 無資格での電気工事は法律違反であり、非常に危険です!
- 1.2. カバーが固着し空回りして外れない時の対処法
- 1.2.1. まずは試したい基本的な対処法
- 1.2.2. 注意したいNGな対処法
- 1.2.3. 空回りしてしまう場合は要注意
- 1.3. 築40年の照明、配線の寿命と火災のリスク
- 1.3.1. 分電盤の交換も合わせて検討を
- 1.4. 天井の照明跡を隠すローゼットカバー活用術
- 1.5. 竿縁天井の照明の跡もきれいに隠せる?
- 1.6. 自分で交換する場合の費用相場と注意点
- 1.6.1. DIYでの交換費用(目安)
- 1.6.2. ① 必ずブレーカーを落とす
- 1.6.3. ② 脚立からの転落事故に注意
- 1.6.4. ③ 器具の確実な取り付け
- 2. ぶら下がりタイプの古い照明器具交換、業者依頼から処分まで
- 2.1. 業者に頼む交換費用相場と賢い比較方法
- 2.1.1. 業者依頼の費用相場(目安)
- 2.2. 横浜市の処分方法、粗大ごみと蛍光灯
- 2.2.1. 処分ルールは必ずお住まいの自治体公式サイトで確認を!
- 2.3. 違法DIYが招く火災保険の支払い拒否リスク
- 2.4. 古い天井の強度では重い照明が落下する危険性
- 2.5. ローゼットカバーが落ちる原因はコードの太さ
- 2.6. ぶら下がりの古い照明器具交換を安全に終えるための総括
- 2.6.1. 安全のための最終チェックリスト
古いぶら下がり照明器具の交換を自分でやる前の確認点

古い照明器具の交換、特にコードで吊り下げるペンダントライトは、一見すると電球を交換する延長線上のような感覚で、とても簡単そうに見えるかもしれません。
ですが、実際に作業を始める前には、安全のために必ず確認していただきたい、非常に重要なポイントがいくつかあるんです。
この最初の確認を怠ってしまうと、後で「こんなはずじゃなかった…」というトラブルに見舞われたり、最悪の場合、感電や火災といった大きな事故につながる可能性もゼロではありません。
安全に、そして確実に作業を終えるための、最初の、そして最も大切なステップだと考えてください。
直結式?引掛シーリング?見分け方と資格の要否
照明器具の交換作業において、これが一番重要と言っても過言ではありません。それは、「天井と照明器具が、どのような方法で電気的に接続されているか」を確認することです。
接続方法によって、ご自身で交換できるか、それとも法律で定められた有資格者でなければ作業できないかが、はっきりと分かれます。
まずは接続部分を確認してみましょう

今お使いの照明器具の、天井に接している根元部分を見てください。通常、お椀のような形をした「フランジカバー」と呼ばれる部品で接続部分が隠されています。
このカバーは、少し回したり、上下にずらしたりすることで動かせるものがほとんどです。ゆっくりとカバーを下にずらして、天井との接続部分を覗き込んでみてください。
そこに、白やベージュ色をした円盤状、あるいは角型のプラスチック部品が見えますか?そして、その部品に照明器具側のプラグが「カチッ」と差し込まれていれば、それは「引掛シーリング方式」です。
これは言うなれば「天井用のコンセント」のようなもので、このタイプであれば電気工事士の資格がなくても、ご自身で照明器具を取り外したり、新しいものを取り付けたりすることが可能です。
一方で、カバーをずらしてもそのようなコンセントのような部品が見当たらず、天井から直接伸びている2本または3本の電線が、照明器具の端子にネジで直接固定されている場合、それは「直結式(ちょっけつしき)」と呼ばれます。
この電線をドライバーで外したり、新しい器具に接続し直したりする作業は、「電気工事」そのものにあたります。そのため、第二種電気工事士以上の国家資格を持つ者でなければ、絶対に行ってはいけないと法律(電気工事士法)で厳しく定められています。
(出典:経済産業省 電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とは 閲覧日:2026年2月23日)
無資格での電気工事は法律違反であり、非常に危険です!

直結式の照明器具の配線を触る作業は、専門知識と技術を要する危険な電気工事です。
もし資格のない方が見よう見まねで作業を行い、それが原因で漏電やショート、火災といった重大な事故が発生した場合、法律による罰則を受ける可能性があるだけでなく、ご自身やご家族の生命、そして財産を危険にさらすことになります。
また、無資格工事が原因と判断される事故が起きた場合、保険金の支払い可否は約款上の免責(重大な過失等)や、損害と事故原因の因果関係の判断によって左右されます。
ケースによっては補償の対象外となる可能性もあるため、資格が必要な作業は無理をせず、専門業者へ依頼してください。
カバーが固着し空回りして外れない時の対処法
「よし、うちのは引掛シーリング方式だから自分でやってみよう!」と意気込んでも、次にぶつかる壁が、この「カバーが外れない」問題かもしれませんね。
特にキッチンやダイニングに設置されている古い照明器具は、長年の料理による油汚れや蒸気、ホコリなどが固まって、プラスチックや金属製のカバーがネジ部分に固着してしまうことがよくあります。
まずは試したい基本的な対処法
最初に試していただきたいのは、非常にシンプルですが、滑り止めのついたゴム手袋をはめて回してみることです。
素手では滑ってしまって力がうまく伝わらなくても、ゴムの摩擦力で意外とあっさり回ることがあります。これが最も安全で、器具を傷つけにくい方法です。
それでも固くて回らない場合は、器具の金属部分やプラスチック部分を傷つけないように、乾いたタオルなどをカバーに巻きつけてから、少し力を込めて回してみてください。
この時、一気に力を加えるのではなく、体重を乗せるように「じわーっ」と力を加えるのがコツです。
注意したいNGな対処法

ここで注意していただきたいのは、CRC-556(5-56)のような浸透潤滑剤を、プラスチック部品や電気部品の近くへむやみに吹き付けないことです。
メーカーも、5-56は金属以外(ゴム・プラスチック・樹脂)への使用について、劣化や変色のおそれがあるため避けるよう案内しています。
無理に潤滑剤を使うより、滑り止め手袋や布で保持して回すなど、器具を傷めにくい方法を優先してください。
(出典:5-56 シリーズ | 商品について | よくあるご質問|呉工業 閲覧日:2026年2月23日)
空回りしてしまう場合は要注意
力をかけてもただクルクルと空回りしてしまう場合は、内部のネジ山が潰れてしまっていたり、固定用のツメが破損していたりする可能性が高いです。
無理に引っ張ったり、さらに力を加えたりすると、天井側の引掛シーリング本体や、天井裏の配線ごとねじ切ってしまう危険性もあります。
少しでも「これは普通の状態じゃないな」「ヤバいかも」と感じたら、その時点で作業を中断し、専門業者に相談するのが最も賢明な判断だと思います。
プロであれば、状況を的確に判断し、安全に器具を取り外すことができます。
築40年の照明、配線の寿命と火災のリスク

照明器具本体の古さも気になるところですが、本当に注意を払うべきは、普段は見えない部分、つまり天井裏を通っている電気配線の状態です。
特に、ご自宅が築30年、40年を超えている場合、照明器具だけでなく、家全体の電気配線が寿命を迎えている可能性を考慮する必要があります。
昔の電気配線に使われていたビニールなどの絶縁被覆は、現在のものほど耐久性が高くありません。
長年の熱や湿気、建物の振動などによって硬化し、弾力性を失っています。そのような劣化した配線は、照明器具を交換する際のちょっとした衝撃や曲げ伸ばしで、ポロポロと被覆が剥がれ落ちてしまうことがあるんです。
被覆が剥がれて中の銅線がむき出しになってしまうと、壁の中の金属部分や他の配線と接触してショート(短絡)を起こし、火災につながる危険性が格段に高まります。
これは、原因不明とされる電気火災の主要な原因の一つであり、気づかないうちに発生する漏電の大きな原因にもなりますね。照明器具の交換は、そうした天井裏の配線の健康状態をチェックする絶好の機会とも言えます。
引掛シーリングの周りの配線に、ひび割れや変色、硬化が見られないか、少しだけでも確認してみてください。
もしご自宅の築年数が古く、一度も電気設備の点検をしたことがないという場合は、照明交換を機に、分電盤やコンセント、スイッチ周りを含めた配線全体の専門的な点検を検討することを強くおすすめします。
長く、そして安心してご自宅で暮らしていくためには、目に見えない部分のメンテナンスが何よりも大切です。
(出典:配電盤類の健康寿命をご存じですか?(低圧絶縁電線の更新目安:屋内20~30年 等)|日本配電制御システム工業会(JSIA) 閲覧日:2026年2月23日)
分電盤の交換も合わせて検討を
築年数が古いお宅の場合、電気配線だけでなく、電気の司令塔である分電盤自体も旧式の可能性があります。
古い分電盤は、漏電を検知する機能がなかったり、回路数が少なく一つのブレーカーに負荷が集中しやすかったりと、現代の家電事情に合っていないケースがほとんどです。
照明だけでなく、家全体の電気の安全性を飛躍的に高めるため、分電盤の交換も合わせてご検討いただくと、より大きな安心感が得られるかなと思います。
天井の照明跡を隠すローゼットカバー活用術
無事に古いぶら下がり照明を外せた!と喜んだのも束の間、天井を見上げてがっかり…なんてこともありますよね。長年設置されていた照明器具の土台部分が、くっきりと跡になって残ってしまうケースです。
これは、器具の重みでクロスがわずかに凹んでいたり、ヤニやホコリが輪のように付着していたり、あるいは照明器具に隠れていた部分だけが日焼けを免れて、周りの天井クロスと色の違いがはっきり出てしまったりするのが原因です。
新しく取り付ける照明器具の土台が、この跡よりも大きければ問題ないのですが、スタイリッシュな小型のペンダントライトなどを選んだ場合、跡が丸見えになってしまい、せっかくのおしゃれな照明も台無しですよね。
そんな時に大活躍してくれるのが「シーリングカバー」や「ローゼットカバー」「フランジ」などと呼ばれる後付けのカバーです。
これは、天井の引掛シーリングの周りに取り付けるお椀のような形のアクセサリーパーツで、気になる跡をすっぽりと覆い隠してくれます。
直径15cm程度の範囲であれば、ほとんどの跡をきれいに隠すことが可能です。
ホームセンターや照明器具専門店、インターネット通販などで、数多くのデザインや色、素材(プラスチック、スチール、木製など)のものが販売されています。新しい照明のデザインや、お部屋のインテリアに合わせて選ぶのも楽しいですよ。
竿縁天井の照明の跡もきれいに隠せる?

和室でよく見られる、天井に細い木材(竿縁)が等間隔に渡されている「竿縁天井(さおぶちてんじょう)」の場合、照明の跡を隠すのが少し厄介になることがあります。
照明の設置跡が、この竿縁をまたいでしまっているケースが多いからです。
この場合、一般的な円形のシーリングカバーでは竿縁が邪魔になって取り付けられなかったり、うまく隠しきれなかったりすることがほとんどです。
そんな時に有効なのが、竿縁天井専用に設計された、四角い木枠が付いた和風のシーリングアダプターを利用する方法です。
これを使えば、竿縁と竿縁の間にアダプターの木枠がすっきりと収まり、設置跡を隠しながら、和室の雰囲気を損なうことなく新しい照明を取り付けることができます。
また、もしDIYが得意な方であれば、薄い化粧板などを天井の板の色に近いものを選んで購入し、跡を隠せるサイズのプレートを自作するという方法もあります。
ただし、照明器具は熱を持つ可能性があるため、自作する際は燃えにくい素材を選ぶ、配線を傷つけないように加工するなど、安全性には十分な配慮が必要です。少しでも不安があれば、無理せずプロにご相談くださいね。
自分で交換する場合の費用相場と注意点
ご自宅の照明が引掛シーリング方式で、かつご自身で安全に作業できると判断された場合、交換にかかる費用はかなり抑えることができます。
主な出費は、新しい照明器具本体の代金と、必要に応じてシーリングカバーや脚立、工具などを購入する費用くらいですね。
DIYでの交換費用(目安)
- 新しい照明器具(ペンダントライト):3,000円~30,000円程度
- シーリングカバー(必要な場合):1,000円~5,000円程度
- 合計:約4,000円~
ただし、費用を抑えられる一方で、ご自身で作業する際には絶対に守っていただきたい注意点がいくつかあります。これを怠ると重大な事故につながりかねません。
① 必ずブレーカーを落とす
これは基本中の基本です。作業を始める前には、必ず分電盤の「照明」と書かれたブレーカーを「切」にしてください。どのブレーカーか分からない場合は、安全のためメインのブレーカーを落としましょう。
そして、念のためスイッチを入れて照明が点灯しないことを確認してから作業を開始する「ダブルチェック」を習慣づけることが大切です。
検電ドライバーをお持ちであれば、作業前に通電していないことを確認すると、さらに安全性が高まります。
② 脚立からの転落事故に注意
電気工事における事故で意外に多いのが、この脚立からの転落です。グラグラする椅子やテーブルの上に乗って作業するのは絶対にやめてください。
必ず安定した平らな床に、しっかりと開いた状態で脚立を設置しましょう。また、できればご家族など誰かに脚立を支えてもらいながら作業するのが理想的です。
天井を見上げての作業はバランスを崩しやすいので、くれぐれも無理な体勢での作業は避けてください。
③ 器具の確実な取り付け

引掛シーリングに照明器具を取り付ける際は、プラグの金具(刃)をシーリングボディの穴にしっかりと差し込み、「カチッ」と確かな手応えと音がするまで、確実に右に回してロックしてください。
この接続が不完全だと、接触不良で照明がチカチカと点滅したり、異音や発熱の原因になったりします。
最悪の場合、地震の揺れや何かの衝撃で器具が落下してくる危険性もありますので、取り付け後は軽く器具を揺さぶってみて、グラつかないか必ず確認しましょう。
ぶら下がりタイプの古い照明器具交換、業者依頼から処分まで
「やっぱり自分でやるのはちょっと不安…」「カバーを外してみたら、案の定、直結式だった…」という場合は、決して無理をせず、私たちのようなプロの電気工事業者に依頼してください。
専門家に任せることで、安全・確実な作業が保証されるのはもちろん、適切な器具選びのアドバイスを受けられたり、取り外した古い器具の処分までまとめてお願いできたりと、様々なメリットがあります。
ここでは、業者に依頼する場合の具体的な流れや、知っておくと役立つポイントを詳しく解説していきますね。
業者に頼む交換費用相場と賢い比較方法

私たちのような専門業者に照明器具の交換を依頼した場合、費用は作業内容や現場の状況によって変動します。大まかな目安としては、以下のようになります。
業者依頼の費用相場(目安)
| 作業内容 | 費用目安(部品代・出張費は別途の場合あり) | 作業内容の詳細 |
|---|---|---|
| 引掛シーリングへの照明器具取付 | 1,500円 ~ 5,000円 | 既設の引掛シーリングに、お客様がご用意した照明器具を取り付ける最もシンプルな作業です。(※出張費・高所作業費などが別途かかる場合があります) |
| 直結式から引掛シーリングへ交換 | 8,000円 ~ 15,000円 | 資格が必要な作業です。古い直結式の器具を撤去し、新しく引掛シーリングボディを設置します。 |
| 上記+照明器具の取付 | 10,000円 ~ 18,000円 | 引掛シーリングへの交換と、新しい照明器具の取り付けをセットで行う場合の一般的な料金です。 |
業者を選ぶ際にぜひ実践していただきたいのが、必ず複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」です。その際、単純な金額の安さだけで判断するのは避けた方が良いかもしれません。
見積もりの内訳(作業費、部品代、出張費など)が明確か、追加料金が発生する可能性について事前に説明があるか、万が一の際の保証制度はあるか、といった点も比較検討しましょう。
極端に安い見積もりを提示してくる業者の中には、後から何かと理由をつけて高額な追加料金を請求するケースも残念ながら存在します。
対応の丁寧さや説明の分かりやすさなども含めて、総合的に信頼できる業者を選ぶことが大切ですね。
横浜市の処分方法、粗大ごみと蛍光灯

新しい照明に交換して不要になった、古い照明器具の処分方法についても事前に確認しておきましょう。自治体によってルールが異なりますので、ここでは私が拠点としている横浜市の例をご紹介します。
横浜市の場合、照明器具本体は、その素材とサイズによって分別方法が変わります。主な素材が金属で、一番長い辺が30cm未満であれば「小さな金属類」、30cm以上のものは「粗大ごみ」が基本です。
金属以外(プラスチック等)が主な素材の場合は、50cm未満なら「燃やすごみ」など、素材・大きさで区分が変わります。
粗大ごみに該当する場合は、事前に「粗大ごみ受付センター」へ申し込みを行い、手数料を支払って収集してもらいます。
そして、特に注意が必要なのが、光源部分、特に「蛍光灯」です。蛍光灯には微量の水銀が含まれるため、割らないように購入時の箱などに入れるか、新聞紙や厚紙などで包んで「蛍光灯」など品名を表示し、横浜市の週2回の「燃えないごみ」の収集日に出します。
電球(LED電球・白熱電球を含む)も、同様に割れないように包み、品名を表示して「燃えないごみ」として出します。
(出典:横浜市ごみ分別辞典「MIctionary(ミクショナリー)」|トップ 閲覧日:2026年2月23日)
処分ルールは必ずお住まいの自治体公式サイトで確認を!
ごみの分別や処分のルールは、自治体によって細かく異なりますし、法改正などによって変更されることもあります。ここに記載したのはあくまで横浜市の例です。
処分する前には、必ず今お住まいの市区町村の公式ホームページなどで最新の情報を確認するようにしてください。
違法DIYが招く火災保険の支払い拒否リスク
先ほども少し触れましたが、これは本当に重要なことなので、少し視点を変えてもう一度詳しく説明させてください。
電気工事士の資格が必要な「直結式」の照明器具の配線工事を、資格のない方がご自身で行った場合、それは単に「法律違反」というだけでなく、ご自身の財産を守るための最後の砦である「火災保険」の補償を巡る深刻なトラブルに発展する恐れがあります。
保険契約というものは、契約者が法令を遵守し、所有物を適切に管理していることが大前提です。
万が一、その無資格工事が原因で漏電やショートを引き起こし、火災が発生してしまった場合、保険会社の調査でその事実が判明すれば、「契約者の重大な過失」や「法令違反」にあたる免責事由と判断され、保険金が下りない可能性も否定できません。
「専門業者に頼む数千円〜数万円の費用を節約したい」という軽い気持ちで行った作業が、結果的に大切なお住まいと家財のすべてを失い、かつ再建費用も自己負担しなければならないという、取り返しのつかない事態につながりかねないのです。
安全は、決してお金には代えられません。資格が必要な専門工事は、必ず私たちプロにお任せください。
古い天井の強度では重い照明が落下する危険性

特に築年数の古いお宅で、照明器具を交換する際に注意していただきたいのが、天井の強度の問題です。
近年人気のシーリングファン付きの照明や、クリスタルガラスをふんだんに使った豪華なシャンデリアなど、重量のある照明器具を取り付けたいと考えている場合は特に注意が必要です。
引掛シーリング(天井用配線器具)が支えられる重さは、器具の種類や「吊り下げ(コードペンダント)」か「直付け」か、ハンガー等で荷重を保持するかによって上限が変わります。
例えば、メーカー資料では吊り下げ照明器具は一般のビニルコードで3kg以下(補強コードで5kg以下)、また荷重の保持方法によっては5kg以下/ハンガーで保持して10kg以下といった条件が示されています。
重い照明(シーリングファン・シャンデリア等)を検討する場合は、取扱説明書・仕様(耐荷重)を必ず確認し、必要に応じて天井下地(野縁・梁等)への確実な固定や補強を専門業者に相談してください。
天井のほとんどは石膏ボードという板でできていますが、これは非常に脆く、重いものを支える力はありません。
下地のない石膏ボード部分に重い器具を無理に取り付けてしまうと、ある日突然、天井のボードごと照明器具が落下してくるという、命に関わる大事故につながる恐れがあります。
天井裏の補強工事が必要になるケースもありますので、5kgを超えるような重い照明の設置を検討している場合は、購入前に必ず専門家へ相談することをおすすめします。
ローゼットカバーが落ちる原因はコードの太さ
天井の照明跡を隠すために取り付けた、後付けのシーリングカバー(ローゼットカバー)が、時間が経つとなぜか少しずつズレてきたり、最悪の場合、ストンとコードを滑り落ちてきたりする、というご相談もたまにいただきます。
この現象の原因の多くは、照明器具から出ているコードの太さや硬さ、そしてカバー内部のスペースの狭さにあります。
特に、デザイン性を重視した海外製のおしゃれな照明器具などには、布で編み込まれた装飾的なコード(布巻きコード)が使われていることがあります。
こうしたコードは、一般的なビニールコードに比べて太くて硬いものが多く、カバーの中でうまく丸まって収まらずに、その反発力で内側からカバーを常に押し出してしまっているケースが多いんです。
シーリングカバーを選ぶ際は、デザインや色だけでなく、内部のスペースに十分な余裕があるか、コードを横から逃がすための切り欠きがあるか、といった点も確認すると良いでしょう。
どうしてもコードが収まらない場合は、結束バンドなどで軽く束ねてコンパクトにまとめる、という方法もありますが、あまりきつく縛りすぎるとコードの内部で断線する原因にもなるので注意が必要です。
ぶら下がりの古い照明器具交換を安全に終えるための総括
今回は、古いぶら下がり照明器具の交換について、ご自身で作業する場合の事前の確認点から、私たちのような専門業者に依頼する際のポイント、そして処分方法に至るまで、幅広く、そして少し詳しく解説してきました。
お部屋の照明を新しくすると、空間の雰囲気は驚くほど変わりますし、毎日の暮らしが少し明るく、楽しくなるものです。
しかし、そのための交換作業が、思わぬ事故やトラブルの原因になってしまっては元も子もありませんよね。最後に、安全な照明交換のためのポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
安全のための最終チェックリスト
- 【最重要】接続方法を確認! 天井から電線が直接出ていたら「直結式」。迷わずプロに依頼しましょう。
- 固着したカバーは力任せに回さない。潤滑油はNG。危険を感じたらすぐに作業を中断する勇気を持ちましょう。
- 築30年以上の古いお家の場合は、照明だけでなく、天井裏の配線全体の劣化も疑ってみることが大切です。
- DIYで作業する際は、ブレーカーOFFの徹底と、安定した脚立の確保を。安全第一で進めましょう。
- 5kgを超えるような重い照明を取り付けたい場合は、購入前に必ず天井の強度を専門家に確認してもらってください。
横浜・川崎・東京都で業者をお探しの方へ
この記事を読んで、「うちの場合はどうなんだろう?」「やっぱり自分一人でやるのは少し難しいかも…」と少しでも感じたら、どうぞ、どんな些細なことでも遠慮なく私たち横浜電気工事レスキューにご相談ください。
お客様のご自宅の状況をしっかり確認させていただき、安全第一で、最適な照明プランのご提案から確実な施工まで、責任を持って対応させていただきます!


