豊島区で分電盤を交換!危険な劣化サインと感震ブレーカー
豊島区でパナソニック BQR8582の施工


現場の状況とお客様の切実なSOS!謎の停電現象
こんにちは。横浜市で地域密着の電気工事サービスをご提供している、横浜電気工事レスキューの主任電気工事士「天谷(あまたに)富士夫」です。
「分電盤のブレーカーはどれも落ちていないのに、突然家の一部の電気が使えなくなることがよくある…」「いつ完全に停電するか分からず不安…」なんて悩んでいませんか?
今回ご紹介するのは、東京都豊島区にお住まいのお客様から実際にいただいた、緊急SOSの事例です。豊島区には、築年数が経過した閑静な住宅街が多く存在します。
今回伺ったお宅も築年数を重ねており、分電盤も新築当時のまま使い続けられていました。ご家族の生活基盤である電気が、前触れもなく途絶える恐怖は計り知れないですよね。
冷蔵庫や冷暖房が突然ストップしてしまうことは、ご家族の健康や財産に直結する大きな問題です。私は直ちに現場へ急行し、状況の確認に入りました。
落ちないブレーカーに潜む発火リスク
現場に到着し、まず最初に行ったのは「一次切り分け」と徹底した安全確保です。
「ブレーカーが落ちていないのに電気が消える」という症状は、私のような電気工事のプロから見ると、単なる電力の使い過ぎよりもはるかに危険なサインなんです。
通常、電気を使いすぎたり漏電が起きたりすれば、安全装置であるブレーカーが物理的に「落ちて」電気を遮断してくれます。
しかし、それが作動せずに電気が途切れる場合、分電盤内部の配線や接続端子で「接触不良」や「断線」などが起きている可能性があります。
電気が流れるべき金属部分が劣化して隙間ができると、そこで「アーク(火花)」が発生し、異常発熱を引き起こします。
電気が流れるべき金属部分が劣化して隙間が生じると、「アーク(火花)」が発生して異常発熱につながることがあります。
お客様には一時的に特定の回路の使用を控えていただき、これ以上の通電が火災を招かないよう、慎重に分電盤のカバーを開けて内部の目視点検と専用機器による測定を開始しました。
見えない経年劣化と接触不良を暴く

分電盤内部を絶縁抵抗計などの専門器具で調査した結果、予想通り、特定の安全ブレーカー(子ブレーカー)への接続部分が黒く変色し、わずかに焦げたような臭いが漂っていました。
長年の使用による温度変化の繰り返しで金属が膨張・収縮し、ネジの緩みや接点の劣化が進行していたんですね。一般的に、住宅用分電盤は「交換の目安は13年」と業界団体からも注意喚起されています。
設置から長期間が経過すると、外見は綺麗でも内部の部品の劣化がひそかに進んでいるものです。今回のような接触不良や、いざという時に漏電ブレーカーが作動しないといった重大なリスクが高まります。
お客様の分電盤はすでに寿命を大きく超過しており、一部の部品だけを交換しても他の箇所で同様のトラブルが連鎖する危険性が高かったため、ご家族の安全を最優先に考え、分電盤本体の「全面交換」をご提案しました。
分電盤の寿命や劣化のサインについてさらに詳しく知りたい方は、『分電盤の交換時期はいつ?危険な劣化サインと工事費用の目安』も併せてご覧くださいね。
(出典:日本配線システム工業会 安全にお使いいただくために 閲覧日:2026年2月26日)
確実な対処法と「パナソニック BQR8582」へのアップデート
今回、交換用の新しい分電盤として選定したのは、「パナソニック BQR8582(コスモパネルコンパクト21)」です。住宅用分電盤として極めて高い信頼性とシェアを誇る、施工性や安全性に優れた定番の製品なんです。
仕様としては主幹容量50Aで、回路数+回路スペースは「8+2」という構成になっています。
この製品であれば、将来の200V機器への切り替えが容易に行え、予備回路もあるため拡張工事の際にも無駄な費用がかかりません。

電力会社への申請について
ちなみに、分電盤交換に伴う電力会社への届出が必要かどうかは、実は工事内容によって異なるんです。詳しくは『分電盤の交換で電力会社への申請は必要か?工事種類別に徹底解説』も参考にしてみてくださいね。
今の不具合を直すだけでなく、10年先を見据えた電気インフラのアップデートとして、自信を持っておすすめできる部材です。
作業時間や費用の概算と保証について
お客様から工事の快諾をいただき、すぐに作業に取り掛かりました。古い分電盤を取り外し、新しい機器をしっかりと壁面に固定。太い配線を1本ずつ丁寧に結線していきます。
作業時間は約2時間ほどでした。最後に専用機器を使って漏電がないことや、すべてのコンセントに正常な電気が供給されていることを確認して無事に完了です!
分電盤交換の費用(今回の事例)
今回と同等の工事内容であれば、分電盤本体代金+作業費+古い分電盤の廃材処分費で、50,000円〜100,000円となります。
当店では、事前の現地調査で確定した総額から追加請求することは一切ありません。施工不良に対する「1年間の作業保証」もお付けして、確実な安心をお届けしています。
施工後のお客様の安堵の声「原因がわかって本当に安心した」
すべての作業が終わり、各部屋の電気が安定して点灯することを確認した際、お客様からは「突然電気が消える原因が、発火の一歩手前だったと知ってゾッとしましたが、天谷さんが原因究明をしっかりやってくれて本当に安心しました!」と、大変温かいお言葉をいただきました。
長年の不安から解放されたあの安堵の表情を見ることが、私たち電気工事士にとって何よりのやりがいなんですよね。
警告!分電盤のDIY交換は違法・無資格作業の破壊的リスク
ここで、専門家として強い警告をお伝えしなければなりません。
昨今、動画サイト等を見てご自身で分電盤の交換を行おうとする方が増えているようですが、この作業は原則として「第二種電気工事士」以上の国家資格を持つ者でなければ、絶対に行ってはいけないと法律(電気工事士法)で定められています。
(出典:電気工事士法|e-Gov法令検索 閲覧日:2026年2月26日)
無資格での電気工事は法律違反であり、非常に危険です!
分電盤は住宅へ大電流が流れ込む「心臓部」です。不完全な配線の締め付けや、安全基準を満たさない部材の使用は、感電やショート、火災といった重大事故につながる危険性があります。
さらに恐ろしいのは、もしDIYによる不適切な施工が原因で火災が発生した場合、火災の原因や契約内容によっては、火災保険の支払いに影響が出る可能性があります。
「保険があるから大丈夫」「工賃を節約したい」という軽い気持ちで行った作業が、結果的に大切なお住まいと家財のすべてを失う事態につながりかねません。
安全は、決してお金には代えられませんよね。必ず、私たちのような有資格の専門業者にお任せください。
豊島区の木密地域事情と「感震ブレーカー」による再発防止策

最後に、豊島区という地域ならではの重要な防災対策について触れておきますね。豊島区内(駒込、長崎、池袋本町など)には、昔ながらの木造住宅が密集する「木密地域」が多く存在します。
大地震が発生した際、老朽化した分電盤を放置していると、停電復旧時などに「通電火災」が起きるリスクが高まってしまうんです。
この通電火災リスクを減らす有効な対策のひとつが、「感震ブレーカー」の導入です。震度5強以上の揺れを検知すると自動で電気を遮断してくれる頼もしい装置なんです。
豊島区の助成制度では、要件や対象地域を満たせば、手厚いサポート(購入費用の2/3(上限30,000円)の助成)が受けられます。
ただし、一つだけ注意していただきたい点があります。夜間に突然電気が消えると、暗闇のなかで散乱したガラスなどを踏んで怪我をする、といった二次災害のリスクがあります。
そのため、プロの視点からは、分電盤の交換と一緒に、停電時に自動点灯する「保安灯(バッテリー内蔵フットライト)」を併設することを強くおすすめしています。
豊島区の助成金活用を含め、照明確保まで考えた最新の防災提案も可能ですので、ぜひ一度ご相談くださいね。
(出典:豊島区 感震ブレーカー設置助成事業について 閲覧日:2026年2月26日)
分電盤トラブルを安全に解決するための総括
今回は、豊島区で実際にあった分電盤トラブルの事例から、交換の目安や費用、無資格DIYの危険性、そして感震ブレーカーによる防災対策まで、少し詳しく解説してきました。
ご家族の生活基盤である電気を安全に使い続けるためには、見えない部分のメンテナンスが何よりも大切です。
「最近ブレーカーがよく落ちる気がする」「分電盤からジーという変な音がする…」そんな不安を少しでも感じたら、非常に危険なサインかもしれません(異音の原因や対処法については『ブレーカーの異音「ブーン」は故障?危険なジー音との違いと対策を解説』で詳しくまとめています)。
急な電気のトラブルでも、東京都豊島区や横浜市・川崎市周辺エリアであれば迅速に対応可能です。
どんな些細なことでも遠慮なく、私たち横浜電気工事レスキューにご相談くださいね。安全第一で、確実な施工をお約束します!
分電盤についてのよくある質問(Q&A)
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ブレーカーが落ちていないのに、突然電気が消えることがあります。なぜですか?
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分電盤内部の配線や端子部分で「接触不良」や「断線」が起きている可能性が高いです。
これは単なる電気の使いすぎとは異なり、異常発熱や火花(アーク)が発生して電気火災につながる危険なサインです。早急に専門業者に点検をご依頼ください。
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分電盤の交換時期や寿命の目安はどのくらいですか?
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住宅用分電盤の交換目安は、業界団体でも「13年」と推奨されています。
外見からは劣化がわからなくても、内部部品の経年劣化によって接触不良が起きたり、いざという時に安全装置(漏電ブレーカーなど)が正常に作動しなくなったりする危険性が高まります。
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最近はDIYの動画もありますが、自分で分電盤の交換をしても良いですか?
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絶対におやめください。分電盤の交換作業は法律(電気工事士法)により、「第二種電気工事士」以上の国家資格を持つ者でなければ行ってはいけません。
無資格での作業は感電死や火災の重大リスクがあるだけでなく、万が一火災が起きた際に火災保険が適用されない可能性もあります。
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分電盤の交換には、総額でどのくらいの費用がかかりますか?
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機器のグレードや工事内容にもよりますが、一般的なご家庭(8〜12回路程度)で安心できるメーカー品への交換と処分費等を含め、総額65,000円〜85,000円程度が相場です(※主幹容量・回路増設の有無で変動)。
弊社では事前の現地調査で総額を確定し、事後の不当な追加請求は一切行いませんのでご安心ください。
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豊島区に住んでいますが、分電盤交換時にできる地震対策はありますか?
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豊島区のような木造密集地域では、停電復旧時の「通電火災」を防ぐために「感震ブレーカー」の導入が強く推奨されます。
条件を満たせば豊島区から購入費用の助成(上限3万円)を受けることができます。あわせて、停電時に自動点灯する保安灯も設置しておくと、夜間の避難時も安心です。


