小田原市でEV充電コンセント設置工事〜安心の施工技術でご自宅に快適充電環境を〜

EV時代の到来!ご自宅に充電コンセント設置工事が必要な理由

近年、環境への配慮やガソリン価格の高騰などから、電気自動車(EV)への注目が急速に高まっています。街中でもEVを見かける機会が増え、私達の生活にとってより身近な存在となりつつあります。

EVの普及に伴い、重要性が増しているのが「充電インフラ」です。特に、ご自宅での充電環境は、EVを快適に利用する上で欠かせない要素と言えるでしょう。

公共の充電スタンドも増えてきてはいますが、「充電待ちのストレスがある」「夜間にゆっくり充電したい」「毎回の充電費用を抑えたい」といった理由から、ご自宅に専用のEV用充電コンセントを設置工事する方が増えています。

自宅に充電設備があれば、帰宅後にプラグを差し込むだけで、翌朝には満充電の状態で出発出来ます。これは、ガソリンスタンドに立ち寄る手間がなくなるだけでなく、時間的にも経済的にも大きなメリットとなります。

今回、神奈川県小田原市東町にお住まいのお客様より、「電気自動車を購入したので、自宅の玄関前にEV用コンセントを取り付けてほしい」というご依頼を頂きました。

弊社では、お客様の快適なEVライフをサポートする為、安全かつ確実な設置工事をご提供しております。

この記事では、今回の小田原市での施工事例を通じて、EV充電コンセント設置工事の内容やポイントについて詳しくご紹介致します。

小田原市でのEV充電コンセント設置工事の流れとポイント

今回のお客様は、新しく購入された電気自動車を、ご自宅でスムーズに充電したいとのご希望でした。設置場所については、利便性を考慮し、日常的に車を停める玄関前をご指定頂きました。屋外への設置となる為、安全性と耐久性を十分に考慮した施工が求められます。

施工内容詳細

  • 工事内容:EV充電用屋外コンセント新設工事
  • エリア:神奈川県小田原市東町
  • 施工期間:半日(約3~4時間程度)
  • 使用機器
    • EV充電用コンセント:パナソニック製 WK4322S(スマートデザインシリーズ [EV・PHEV充電用]屋外コンセント)
    • 漏電ブレーカー:パナソニック製 BJW-30(漏電ブレーカ BJW型)

工事の流れ

  1. 現地調査・ヒアリング:まず、お客様のご自宅にお伺いし、分電盤の位置、配線経路、設置希望場所(玄関前)の状況などを詳しく確認します。お客様のご要望を丁寧にお伺いし、最適な設置プランをご提案致します。今回は、スマートメーターから直接電源を取り、その真横に漏電ブレーカーを設置、壁伝いに保護管を通って玄関前にEVコンセントを千知するルートでの施工を決定しました。
  2. 分電盤への専用回路増設:EV充電には大きな電力が必要となる為、安全の為に専用の電気回路を設ける必要があります。今回使用するパナソニック製の漏電ブレーカー(BJW-30)をスマートメーター横に新たに取り付けます。この漏電ブレーカーは、万が一の漏電を検知した場合に瞬時に電気を遮断する重要な安全装置です。
  3. 配線工事:漏電ブレーカーから玄関横EVコンセントまで、VVFケーブル2.6mmを使用し、保護管を通して敷設します。今回は、出来得る限り建物の美観を損なわない様、配線工事を行ないました。VVFケーブルは、屋外露出配管でも問題はないのですが、更に耐久性を上げる事と見た目の問題上、保護管を使用する事で、綺麗に仕上げました。雨風からケーブルをしっかりと保護してくれます。
  4. コンセント設置:指定された玄関前の壁面に、パナソニック製のEV充電用屋外コンセント(WK4322S)を取り付けます。このコンセントは、防雨性能が高く、デザイン性にも優れている為、住宅の外観にも自然に馴染みます。壁への固定は、専用のアンカーなどを使用し、強固に行ないます。
  5. 接続・防水処理:配線したケーブルをコンセントに確実に接続します。屋外設置の場合、雨水の侵入は漏電や故障の原因となる為、接続部分や壁の貫通部分には、コーキング材などを用いて入念な防水処理を施します。
  6. 電圧測定・動作確認:全ての接続が完了したら、専用の測定器を用いて電圧が正常に来ているかを確認します。その後、実際に充電ケーブルを接続し、正常に充電が開始されるか、漏電ブレーカーが正しく作動するかなどの最終チェックを行ないます。

今回の小田原市での設置工事は、経験豊富なスタッフが担当し、上記の流れに沿ってスムーズに進行しました。お客様にも大変ご満足頂け、安全で便利なEV用充電コンセントが完成しました。

施工時間は半日程度で完了し、お客様の日常生活への影響も最小限に抑える事が出来ました。

安心安全なパナソニック製EV充電コンセントの特徴

今回の工事で使用したパナソニック製のEV充電用屋外コンセント「WK4322S」と漏電ブレーカー「BJW-30」は、EV充電設備の分野で高い信頼と実績を持つ製品です。なぜこれらの製品を選定したのか、その特徴をご紹介します。

パナソニック製EV充電用屋外コンセントWK4322Sの特徴

  1. 高い安全性
    • 抜け止め機能:充電プラグを差し込むと、ロック機構が働き、意図しないプラグの抜け落ちを防ぎます。小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。
    • アース(接地)付き:万が一の漏電時に電気を地面に逃がすアース線接続端子が付いており、感電事故のリスクを低減します。
    • 防雨性能:屋外設置に対応した高い防水性能(保護等級IPX3相当)を備えており、雨の日でも安心して使用出来ます。
  2. 優れたデザイン性
    • スマートデザインシリーズとして、住宅の外観に調和するシンプルで洗練されたデザインが特徴です。カラーバリエーションもあり、建物の色に合わせて選ぶ事が出来ます(今回はシルバーカラーのWK4322Sを使用)。
  3. 使い易さ
    • 充電プラグの抜き差しがスムーズに行なえる様、設計されています。
    • カバー付きで、未使用時にはコンセント内部へのホコリや雨水の侵入を防ぎます。
  4. 信頼のパナソニックブランド
    • 長年にわたり電気設備分野で培ってきた高い技術力と品質管理により、安心して長期間使用出来る信頼性があります。

パナソニック製漏電ブレーカーBJW-30の特徴

  1. 確実な漏電保護:EV充電回路で漏電が発生した場合、瞬時に回路を遮断し、感電事故や火災を防ぎます。家庭用の一般的なブレーカーよりも高感度なタイプを選定する事が重要です。
  2. 高い遮断性能:万が一、大きな電流が流れた場合(短絡・ショート)にも、確実に回路を保護します。
  3. コンパクト設計:分電盤内の限られたスペースにも設置しやすいコンパクトなサイズです。
  4. 信頼性:パナソニックの高い品質基準をクリアしており、長期間に渡って安定した性能を発揮します。

EV充電設備の設置工事において、コンセント本体だけでなく、漏電ブレーカーの選定と確実な施工は、安全性を確保する上で極めて重要です。

弊社では、お客様の安全を第一に考え、信頼性の高い機器を選定し、電気工事士の資格を持つ経験豊富なスタッフが、電気設備技術基準に準拠した丁寧な施工を行なっております。

パナソニック製品をはじめ、各種メーカーのEV用充電コンセントを取り扱っておりますので、お客様のご要望や設置環境に最適な製品をご提案する事が可能です。設置工事の事なら、是非弊社にご相談下さい。

まとめ

今回は、小田原市東町にお住まいのお客様からのご依頼で実施した、EV充電用屋外コンセントの新設工事についてご紹介致しました。電気自動車の普及が進む中、ご自宅での充電環境整備は、快適で経済的なEVライフを送る為の重要なステップです。

今回の施工では、安全性と信頼性に優れたパナソニック製のEV充電用コンセント(WK4322S)と漏電ブレーカー(BJW-30)を使用し、お客様のご自宅玄関前に、使い易く安全な充電環境を構築する事が出来ました。

EV充電コンセントの設置工事は、電気に関わる専門的な知識と技術が必要です。安全の為にも、必ず信頼出来る電気工事業登録業者にご依頼下さい。

弊社では、小田原市をはじめ、周辺地域での豊富な施工実績が御座います。現地調査から最適なプランのご提案、丁寧な施工、そしてアフターフォローまで、責任を持って対応させて頂きます。

ご自宅へのEV充電コンセント設置をご検討中の方は、どうぞお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。お客様一人ひとりのご要望に合わせた最適なソリューションをご提供し、安心・快適なEVライフの実現をお手伝い致します。

EV充電コンセントの設置工事にはどれくらいの時間が掛かりますか?

設置場所や配線状況、分電盤の状況などによって異なりますが、一般的な戸建て住宅の場合、おおよそ半日(3~4時間程度)で完了する事が多いです。詳細な時間は、現地調査後にお伝え致します。

設置工事の費用はどれくらい掛かりますか?

費用は、使用する機器の種類、配線距離、工事の難易度などによって変動します。お見積りは無料で行なっておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。お客様のご予算やご要望に合わせたプランをご提案致します。

EV充電コンセントは家のどこにでも設置出来ますか?

基本的には、駐車スペースに近く、分電盤からの配線が可能な場所であれば設置可能です。屋外・屋内どちらでも対応出来ますが、屋外の場合は防水性能の高いコンセントを選定する必要があります。設置場所の使い勝手や見た目なども考慮し、最適な場所をご提案させていただきます。

漏電や感電の心配はありませんか? 安全対策は大丈夫ですか?

はい、安全対策は万全を期しております。EV充電専用の漏電ブレーカーを必ず設置し、アース(接地)工事も確実に行ないます。

また、屋外設置の場合は、防水処理を入念に行ないます。電気工事士の資格を持つ経験豊富なスタッフが、国の定める電気設備技術基準に準拠して安全第一で施工致しますのでご安心下さい。

EV充電コンセントの設置に国や自治体の補助金は利用出来ますか?

はい、国や地方自治体によっては、EV充電設備の設置に対して補助金制度が設けられている場合があります。補助金の対象となる条件や申請方法は、制度によって異なります。

最新の情報については、お住まいの自治体のウェブサイト等でご確認下さい。