失敗しない浴室換気扇タイマー付きスイッチ交換!費用と業者の選び方

失敗しない!浴室換気扇タイマースイッチ交換ガイド

こんにちは。横浜市・川崎市で街の電気屋さんとして活動しています、横浜電気工事レスキューの主任電気工事士「天谷(あまたに)富士夫」です。

お風呂上がりに、いつものように換気扇のスイッチを押したのに「シーン…」。タイマーのダイヤルが空回りしたり、ボタンが陥没したまま戻ってこなかったり。

そんな経験はありませんか?浴室の換気扇タイマー付きスイッチが壊れてしまうと、湿気がこもってカビの原因にもなるし、何より毎日使うものだから不便で仕方ないですよね。

いざ交換しようと思っても、「これって自分でDIYできるのかな?」「費用は一体いくらくらいかかるんだろう?」「うちは賃貸だけど、勝手に工事していいの?」といった疑問や不安が次々と頭に浮かんでくるかと思います。

特に、電気の配線なんて見たこともないし、交換には特別な資格が必要なのか、故障の原因が本当にスイッチなのかも自信がない…という方がほとんどではないでしょうか。

この記事では、浴室の換気扇タイマースイッチ交換に関するあらゆるお悩みを解決するため、プロの電気工事士が故障の見分け方から費用相場、適切な業者の選び方に至るまで、現場経験に基づいた役立つ情報をどこよりも分かりやすく解説します。

さらに、交換後の効果的な使い方まで網羅してお届けしますので、この記事を読めば交換に関する不安をスッキリ解消できるはずです。

この記事を最後まで読めば、あなたが今何をすべきかが明確になり、安心して最適な行動が取れるようになりますよ。

記事のポイント

  • スイッチ故障の簡単な見分け方と無駄な出費を防ぐ原因特定リスト
  • 無資格で行う自己修理の危険性と電気工事士資格が必須な法的理由
  • 浴室スイッチ交換にかかる費用の相場と安心な優良業者の見極め方
  • 新しい換気扇スイッチを最大限に有効活用する浴室カビ予防の秘訣
目次

浴室の換気扇タイマー付きスイッチ交換、まずは故障原因の特定

「換気扇が動かない!」となると、すぐに「スイッチが壊れた!交換しなきゃ!」と考えてしまいがちですが、実はそこが一番の落とし穴かもしれません。

少し落ち着いて、本当にスイッチが原因なのかを確かめることが、結果的に時間とお金の節約につながるんですね。

もし原因が換気扇本体のモーター故障や、あるいは単なるブレーカー落ちだった場合、スイッチを交換しても換気扇は動きません。まずはプロの視点で、原因を切り分けるための簡単なチェック方法から見ていきましょう。

故障?テスターなしでの判断方法

指で押しても反応がない、ダイヤルの空回り、ボタン陥没、熱・焦げ臭いなどのイラスト図解

電気工事士が使う「テスター(回路計)」という専門的な道具がなくても、ご家庭でできる範囲で原因を切り分けることは可能です。まずは、以下の症状が出ていないか、じっくりと確認してみてください。

押しても全く反応がない(「カチッ」という機械的な音もしない)

これはスイッチ内部の接点が摩耗していたり、バネが破損していたりする典型的な症状です。長年使っていると物理的に壊れてしまうんですね。

時間が来ても切れない、またはすぐに切れてしまう

ダイヤルを回すゼンマイ式も、電子式も、タイマー機構は精密な部品です。この部分が故障すると、時間の制御が全くできなくなります。

不自然に熱くなっている、焦げ臭いにおいがする

これは非常に危険なサインです。スイッチ内部で配線が緩んだり、ホコリが溜まったりして接触不良を起こし、異常発熱している可能性があります。

放置すると火災の原因になりますので、直ちに使用を中止し、分電盤のブレーカーを切って、速やかに専門業者に連絡してください。

押すと、部屋の照明が一瞬暗くなる、またはチカチカする

換気扇モーターの起動時に一時的な負荷がかかったり、配線のゆるみ・接触不良などで電圧が不安定になっていたりする可能性があります。

いずれにしても正常とは言い切れないため、症状が繰り返す場合は使用を控え、専門業者に点検を依頼してください。

また、換気扇ではなく浴室の「照明」自体が点かないといったトラブルについては、実際の施工対応事例である『浴室照明の故障も夜間対応!迅速な器具交換で安心の解決事例』の記事もぜひ参考にしてください。

これらの症状が一つでも当てはまる場合は、スイッチ本体の故障が濃厚と言えるでしょう。しかし、もし上記に当てはまらない場合は、スイッチ以外の原因も探ってみる必要があります。

スイッチ以外に考えられる原因

ブレーカーが落ちている

意外と多いのがこのケースです。分電盤の蓋を開けて、たくさんのスイッチが並んでいる中から「浴室」や「換気扇」、「洗面所」と書かれたブレーカーが「切(OFF)」側に下がっていないか確認してみてください。

もし落ちていたら、一度「入(ON)」にしてみてください。ただし、すぐにまた落ちる場合は漏電などの異常が考えられるため、専門家による点検が必要です。

換気扇本体のモーター故障

スイッチを押したときに、換気扇から「ジー」「ゴー」「カラカラ」といった普段とは違う異音が聞こえる場合は、換気扇本体のモーターやファンの寿命が考えられます。

10年以上使用している換気扇は、経年劣化で故障する可能性が高まります。

ホコリ詰まりによる動作不良

換気扇のカバーや内部のファン(プロペラ)にホコリがびっしりと詰まって、モーターが物理的に回転できなくなっているケースも少なくありません。

安全のためにブレーカーを切り、脚立などを使って安定した足場でカバーを外し、掃除機やブラシでホコリを取り除いてみてください。これだけで復活することもありますよ。

これらの簡単なチェックを試しても原因がはっきりしない、あるいはスイッチ以外の換気扇本体の故障が疑われる場合などは、決して無理をせず専門家に相談するのが一番の近道ですし、何より安全です。

換気扇本体の交換にかかる具体的な費用などが気になる方は、『風呂場の換気扇交換の費用相場|業者選びで失敗しないためのポイント』の記事もあわせて参考にしてみてくださいね。

賃貸物件では管理会社に連絡

管理会社や大家さんへ連絡を促す電気工事士のイラスト

もし今お住まいのお部屋が賃貸マンションやアパートの場合は、スイッチの不具合に気づいたらまず管理会社や大家さんに連絡し、修理・交換の進め方(業者手配や費用負担の扱い)について指示を仰いでください。

許可なく工事を進めると契約上のトラブルになる可能性があるため注意が必要です。

(出典:国土交通省 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版) 閲覧日:2026年2月20日)

賃貸物件では、まず「報告・連絡・相談」を!

故障に気づいたら、何よりも先に、物件の管理会社や大家さんに連絡しましょう。「いつから、どのような症状が出ているか」を具体的に説明し、どうすれば良いか指示を仰いでください。

普通に使っていて壊れた経年劣化による故障であれば、その修理・交換費用は大家さん側の負担で対応してもらえるケースがほとんどです。

自分で勝手に業者を呼んで支払ってしまっても、後からその費用を請求できないこともあるので注意が必要ですよ。

資格は必要?DIYの危険性と法的リスク

ドライバーとペンチにバツ印がついた、無資格工事禁止のマーク

最近はテレビやインターネットの影響でDIYがブームになっていて、「コンセントやスイッチの交換くらいなら、動画を見ながら自分でできるかも」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、結論から申し上げますと、浴室換気扇のタイマースイッチの交換作業は、「電気工事士」という国家資格を持つ者でなければ行ってはいけないと法律で厳しく定められています。

これは「電気工事士法」という法律によるもので、無資格の人が電気配線を触ることは明確な法律違反となります。

(出典:e-Gov 電気工事士法 閲覧日:2026年2月20日)

なぜ国が法律でここまで厳しく規制しているかというと、それだけ電気工事には専門的な知識と技術が不可欠で、一歩間違えれば重大な事故に直結する、非常に危険な作業だからです。

無資格でのDIYが招く、取り返しのつかない三大リスク

感電、火災、機器故障を象徴する警告アイコン
1.感電事故のリスク

「ブレーカーを落とせば大丈夫」と思っているかもしれませんが、それは大きな間違いです。

配線の構造を正しく理解していないと、落とすべきブレーカーを間違えたり、他の回路から電気が回り込んでいたりして、配線が生きている(電気が流れている)ことがあります。

家庭用の100Vの電圧でも、感電すれば体に深刻なダメージを受け、最悪の場合は命を落とす危険性も十分にあります。

2.火災発生のリスク

電気工事で最も恐ろしいのが火災です。配線の接続が不完全だったり、ネジの締め付けが甘かったりすると、その部分が接触不良を起こして異常発熱し、壁の中で火花が散って出火する原因となります。

壁の中で発生した火災は発見が遅れやすく、気づいたときにはもう手の施しようがない大惨事になりかねません。これは、あなたのご家族だけでなく、お隣さんをも巻き込む大事故につながる可能性があるのです。

3.機器の故障リスク

配線を間違えたり、適合しない種類のスイッチを取り付けてしまったりすると、スイッチ自体が壊れるだけでなく、接続されている高価な換気扇本体のモーターや電子基板までショートさせてしまう可能性があります。

そうなると、本来は数千円のスイッチ交換で済んだはずが、数万円以上もする換気扇本体の交換まで必要になり、結果的に多大な出費となってしまいます。

少し費用がかかったとしても、専門の電気工事業者に依頼することが、結果的にご自身とご家族の安全、そして大切な財産を守るための最も賢明で確実な選択だと言えますね。

費用はいくら?業者とDIYの相場を比較

やはり、交換する上で一番気になるのは「いくらかかるのか?」という費用面ですよね。

ここでは、私たちのような専門業者に依頼した場合の費用相場と、参考までに、もし電気工事士の資格を持つ方がご自身でDIYを行った場合の費用を比較してみましょう。

スイッチの故障状況別のより詳しい費用感については、『バネが故障した電気スイッチの修理費用は?交換とDIYの判断基準』も役立ちますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

業者に依頼する場合の費用相場

総額目安1.2万円〜2万円、内訳(部品代・作業費・出張費)のまとめ

専門の電気工事業者に浴室の換気扇タイマースイッチ交換を依頼した場合、一般的な費用相場は、新しいスイッチの部品代と工事費を合わせて、総額で12,000円~20,000円程度が目安になるかなと思います。

この金額に幅があるのは、選ぶスイッチの機能や、業者ごとの料金設定、現場の状況によって変動するためです。

項目費用目安詳しい内容
部品代(スイッチ本体)2,000円~6,000円シンプルなタイマー機能のみのモデルか、湿度センサー付きなどの高機能モデルかによって価格が変わります。
基本作業費8,000円~12,000円既存スイッチの安全な取り外し、壁内配線のチェックと処理、新しいスイッチの取り付け・結線、最終的な動作確認などが含まれます。
出張費0円~3,000円事務所からの距離に応じて設定されている場合が多いです。近隣エリアは無料としている業者もあります。
【重要】見積もり時の注意点

上記の費用は、あくまでも一般的な配線状況の場合の目安です。例えば、壁の中の配線が劣化していて補修が必要だったり、スイッチを取り付けるための壁穴の加工が必要になったりする場合には、追加料金が発生することがあります。

そのため、必ず作業を依頼する前に、業者に現場を見てもらい、詳細な見積書を提示してもらうことが非常に重要です。その際に、追加料金が発生する可能性についても忘れずに確認しておきましょう。

DIYの場合の費用

もし、ご自身が電気工事士の資格をお持ちで、安全に作業できる知識と技術がある場合にかかる費用は、新しいスイッチ本体の部品代である2,000円~6,000円程度のみとなります。

ただし、作業に必要な専用工具(ペンチ、ワイヤーストリッパー、プラス・マイナスドライバー、検電器など)を一式お持ちでない場合は、その購入費用が別途数千円~1万円ほど必要になります。

繰り返しになりますが、これは電気工事士の資格を持っていることが大前提のお話です。資格がない方のDIYは、リスクが大きすぎるため絶対にやめてくださいね。

パナソニック製タイマースイッチのおすすめ機種

コスモシリーズワイド21とアドバンスシリーズのスイッチ製品外観
画像はAI生成によるイメージであり実際のものとは異なります。

いざスイッチを交換するとなると、どの製品を選べばいいか迷いますよね。

数あるメーカーの中でも、やはりパナソニック製のスイッチは品質の信頼性が高く、デザインや機能のラインナップも豊富なため、私たちプロの現場でも最も多く使用されていますし、お客様にも自信を持っておすすめできます。

いくつか代表的なモデルをご紹介します。

プロがおすすめするパナソニック製タイマースイッチ

WTC53916W(コスモシリーズワイド21 埋込電子浴室換気スイッチセット)

浴室・洗面・脱衣室などの換気扇向けの「12時間タイマー」タイプで、運転時間は約10秒~12時間の範囲で設定できるモデルです。タイマーで換気を自動停止できるため、消し忘れ対策にも役立ちます。

(出典:Panasonic WTC53916W 品番詳細 閲覧日:2026年2月20日)

WTC53936W(コスモシリーズワイド21 埋込電子浴室換気スイッチセット/12時間タイマー)

こちらも換気扇向けの12時間タイマータイプで、運転時間は約10秒~12時間の範囲で設定できます。配線方式の適合確認が必要なため、交換時は現状配線に合う品番を選定します。

(出典:Panasonic WTC53936W 品番詳細 閲覧日:2026年2月20日)

WTY53916W(アドバンスシリーズ 埋込電子浴室換気スイッチ)

アドバンスシリーズの浴室換気スイッチで、12時間タイマー(約10秒~12時間)の範囲で運転時間を設定できるモデルです。タイマー運転による消し忘れ防止や、生活スタイルに合わせた換気時間の調整に役立ちます。

(出典:Panasonic WTY53916W 品番詳細 閲覧日:2026年2月20日)

どのスイッチがご自宅に最適かは、現在の配線状況や、お客様がどのような使い方をしたいかによって変わってきます。

私たちにご相談いただければ、現場の状況を確認した上で、機能面とご予算の両方からベストなスイッチをご提案させていただきます。

2線式・3線式など配線の互換性に要注意

2線式と3線式の電気回路図と、選定の重要性を説く注意書き

先ほどパナソニック製のスイッチ紹介で少しだけ触れましたが、換気扇のスイッチ配線には、主に「2線式」と「3線式」という2つの方式があります。

これはスイッチプレートを開けて、壁の中の配線を確認しないと正確には判断できない、非常に専門的な部分です。

  • 2線式
    昔ながらの照明スイッチと同じ仕組みで、電源からの線と換気扇へ向かう線の2本で回路のON/OFFを行うシンプルなタイプです。比較的築年数の古い住宅に多く見られます。
  • 3線式
    換気扇に常に電気を供給しておくための線と、ON/OFFを指令するための線を分けた、合計3本(以上)の線で接続するタイプです。最近の住宅ではこちらが主流で、高機能な電子式スイッチなどは3線式でないと動作しないものがほとんどです。

ここで最も重要なのは、配線方式(2線式/3線式など)とスイッチの仕様が合っていないと、そのままでは使えないことが多いという点です。

(出典:機能付き換気扇スイッチ 換気扇適合表|Panasonic 閲覧日:2026年2月21日)

実際に2線式・3線式それぞれに対応した品番が用意されているため、交換時は現状配線と適合する品番を選定する必要があります。

この配線方式を正しく見極め、適切な製品を選定し、安全に結線することこそが、私たち電気工事士の専門技術が求められる部分なんですね。DIYを絶対におすすめしない、大きな理由の一つがここにあります。

浴室換気扇のタイマー付きスイッチ交換をプロに頼む

さて、ここまででスイッチ交換には専門的な知識と資格が必要不可欠であることをご理解いただけたかと思います。安全で確実な交換作業は、信頼できるプロに任せるのが一番です。

業者への依頼手順などをより詳しく知りたい場合は、『電気のスイッチ修理はどこに頼む?業者選びと費用の相場を解説』も参考になります。

ここでは、後悔しないための優良な業者の見つけ方から、スイッチ交換を機にぜひ検討していただきたい便利な機能、そして新しいスイッチを120%活用して浴室を快適に保つための秘訣についてお話ししますね。

信頼できる優良な専門業者の見つけ方

いざ「業者に頼もう!」と決めても、インターネットで検索するとたくさんの会社が出てきて、一体どこに頼めば良いのか迷ってしまいますよね。

残念ながら、中には高額な請求をする悪質な業者も存在します。安心して大切な我が家の工事を任せられる優良業者を見つけるために、ぜひ以下のポイントをチェックしてみてください。

優良な電気工事業者を見つけるためのチェックリスト

「登録電気工事業者」等の手続きがされているか?

電気工事業を営む場合は、法令に基づき都道府県知事または経済産業大臣への登録等の手続きが求められます。会社概要などに「登録(届出)電気工事業者」や登録(届出)番号の記載があるか確認しましょう。

(出典:経済産業省「電気工事業」ポータルサイト 閲覧日:2026年2月20日)

見積もりは無料で、内容が明確で分かりやすいか?

作業前に必ず詳細な見積書を提出してくれる業者を選びましょう。

その際、「工事一式 〇〇円」といった曖昧な書き方ではなく、「部品代」「基本作業費」「出張費」など、費目の内訳がきちんと記載されているかを確認してください。

不明な点があれば、その場で質問し、納得できるまで丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。

ウェブサイトに施工実績やお客様の声が豊富か?

これまでにどのような工事を手掛けてきたのか、具体的な施工事例(写真付きだと尚良い)が掲載されていると、その業者の技術力や経験を判断する材料になります。

また、実際に利用したお客様からの口コミや評判も、対応の質を知る上で非常に参考になりますね。

電話やメールでの問い合わせ対応が丁寧で誠実か?

最初の問い合わせの段階で、こちらの疑問や不安に対して、専門用語を多用せず、親身になって分かりやすく説明してくれる担当者がいる会社は、社員教育がしっかりしている証拠です。

工事当日も気持ちよくコミュニケーションが取れる可能性が高いでしょう。

急いでいる場合でも、できれば2~3社から相見積もりを取って、料金だけでなく、対応の速さや丁寧さ、提案内容などを総合的に比較検討するのがおすすめです。

もちろん、私たち横浜電気工事レスキューも、現場の状況を詳しくご説明した上で最適なプランをご提案しますので、お気軽にご相談くださいね。

消し忘れを防ぐ「タイマー機能」の徹底活用

「お風呂から出た後、換気扇のスイッチを切るのをよく忘れてしまう…」「つけっぱなしで電気代がもったいない気がする…」そんなお悩みをお持ちの方には、今回のメインテーマである電子タイマースイッチへの交換がやはり一番のおすすめです。

旧式のゼンマイ式(ダイヤル式)や、単なる「入/切」だけのスイッチからでも、ほとんどのケースで交換が可能です。

最新の電子タイマースイッチは、あらかじめ設定した時間(例えば「3時間」や「4時間」など)だけ正確に運転し、時間が来ると自動で電源をOFFにしてくれるという、シンプルながら非常に頼りになる機能を持っています。

これさえあれば、もう「何時間後に消しに行かなきゃ」と気にする必要はありません。

お風呂から上がるときにポンッとスイッチを1回押すだけで換気扇が回り始め、カビの原因となる湿気をしっかり排出した後、無駄なく自動で運転を停止してくれます。

面倒な操作や気苦労から解放されるだけでなく、消し忘れによる電気代の無駄もなくなり、カビ対策としても絶大な効果を発揮しますよ。

衣類乾燥機能付きへのアップグレードも検討

故障原因の特定、DIY禁止、賃貸の連絡、費用目安の4項目まとめ
画像はAI生成によるイメージであり実際のものとは異なります。

せっかく壁のスイッチを新しくするこの機会に、換気扇「本体」の機能を見直してみるのも、暮らしをより快適にするための素晴らしいチャンスかもしれません。

最近の浴室換気扇は、ただ空気を入れ替えるだけでなく、一台で何役もこなす便利な機能が満載の「浴室換気乾燥暖房機」が主流になってきています。

浴室が劇的に快適になる!浴室換気乾燥暖房機の主な機能

例えば「浴室換気乾燥暖房機」にアップグレードすれば、以下のような暮らしが手に入ります。

  • 衣類乾燥機能
    雨が続く梅雨の時期や、花粉・PM2.5が気になる季節でも、天候を気にせず浴室で洗濯物をカラッと乾かせます。夜に洗濯するご家庭にも大活躍です。
  • 暖房機能
    冬場の一番風呂の「寒い!」という不快感を解消します。暖かい浴室はヒートショック(急激な温度変化による体への負担)の予防に繋がり、特にご高齢の方や血圧が気になる方には非常に重要な機能です。
  • 涼風機能
    夏場の蒸し暑い入浴後に、扇風機のような爽やかな風を送ってほてった体をクールダウンさせてくれます。窓のない浴室でも快適に過ごせます。

スイッチ交換と同時に換気扇本体の工事を行えば、工事が一度で済みますし、セットで依頼することで工事費が割安になる場合もあります。

浴室の使い勝手を格段に向上させたいとお考えなら、ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。もちろん、こうした換気扇本体の選定から交換工事まで、すべて私たち電気工事士の専門分野です。

おすすめタイマー時間でカビを防止

無事に新しいタイマースイッチに交換できたら、ぜひその機能を最大限に活用して、カビの発生しにくいクリーンな浴室環境を維持したいですよね。

入浴後の換気時間についてよくご質問をいただきますが、カビ予防という観点では、取扱説明書などで「3時間以上」の換気運転を案内している機種もあります。

(出典:TOTO 浴室換気扇 取扱説明書(換気運転3時間以上の案内) 閲覧日:2026年2月20日)

目安は3時間以上としつつ、浴室の広さ・季節・湿気の残り方によってはさらに長め(例:3~6時間)の運転が推奨されるケースもあるため、換気扇(または換気乾燥暖房機)の説明書の推奨に合わせて調整してください。

(出典:三菱電機 浴室換気扇 取扱説明書(入浴後3~6時間がめやすの案内) 閲覧日:2026年2月20日)

入浴直後の浴室は、壁や天井、床に無数の水滴が付着し、空気中も湯気で飽和状態(湿度100%に近い状態)になっています。

この大量の水分をできるだけ早く、そして完全に屋外へ排出することが、カビの繁殖を防ぐ上で最も重要なポイントになります。

より効果的な換気のためのワンポイントアドバイス

換気扇を回す際のポイントですが、実は「浴室のドアや窓はしっかりと閉め切る」のがカビ予防の鉄則なんです。

ドアを開けたまま換気扇を回すと、せっかくの湿気が脱衣所や廊下へ流れ出てしまい、家全体がカビる原因になってしまいます。

ドアの下に付いている給気口(ガラリ)が開いている状態であれば、そこから新鮮な空気が入り、浴室全体を効率よく換気できますよ。(※もしドアにガラリがない場合のみ、少しだけドアの隙間を開けてください。)

また、入浴後に壁や床の水滴をスクイージーなどで軽く切っておくだけでも、さらに乾燥時間を大幅に短縮できます。

「連続」モードがあるスイッチの場合は、家族全員がお風呂を使い終わってから2~3時間は連続運転させ、就寝前にタイマーに切り替える、といった使い方も賢いですね。ご自身のライフスタイルに合わせて、新しいタイマーを上手に活用してみてください。

浴室の換気扇タイマー付きスイッチ交換の総まとめ

今回は、多くの方が悩みがちな浴室の換気扇タイマースイッチの交換について、故障の見分け方から、気になる費用、そして業者選びのポイントまで、プロの視点から幅広く、そして詳しく解説してきました。

最後に、この記事の最も重要なポイントを振り返っておきましょう。

この記事のまとめ

  • 換気扇が動かない原因はスイッチとは限らない。まずはブレーカーや換気扇本体など、簡単なチェックから始めましょう。
  • スイッチの交換・修理は「電気工事士」の資格が必須。感電や火災のリスクを避けるため、無資格でのDIYは絶対にやめてください。
  • お住まいが賃貸物件の場合は、勝手に判断せず、まず管理会社や大家さんに連絡することが鉄則です。
  • 業者に依頼した場合の費用相場は、部品代と工事費込みで12,000円~20,000円程度が目安。必ず事前に詳細な見積もりを取りましょう。
  • 業者選びは「登録電気工事業者」であることを確認し、料金や対応を比較して、信頼できるところに依頼するのが安全で確実です。

横浜・川崎・東京都で業者をお探しの方へ

スイッチの「ちょっとした不具合」と軽く考えて放置してしまうと、思わぬ漏電や火災のリスクにつながることもあります。

「あれ、おかしいな?」と感じたら、なるべく早く専門家に見てもらうのが、ご家族とご自宅を守るための最善の策です。

私たち横浜電気工事レスキューは、横浜市・川崎市・都内を中心に、地域に密着したかかりつけの電気屋さんとして、こうしたスイッチ一つの交換から、お住まいの電気に関するあらゆるお困りごとに迅速に対応しています。

経験豊富な国家資格を持つスタッフが、お客様一人ひとりのお悩みをお伺いし、最も安全で最適な方法をご提案させていただきますので、どんな些細なことでも、どうぞお気軽にご相談ください。