横浜市でのシーリングライトの捨て方|分別・料金・持込を解説

横浜市でのシーリングライトの捨て方|分別・料金・持込を解説

模様替えや引っ越し、故障などで不要になったシーリングライトの捨て方について、横浜市での正しい方法をお探しではありませんか。

この照明器具は一体どのゴミに分類されますか?、という基本的な疑問から、市のゴミ分別一覧表で正しい品目を確認する方法、そして気になる料金まで、処分するには様々な情報が必要です。

特に最近主流のLED照明器具や、カバーだけの処分方法、粗大ゴミ受付センターへの連絡は必要なのか、それとも指定の場所へ直接持ち込みができるのか、判断に迷うことも多いでしょう。

さらに、安全な取り外し方、無料で処分する方法や、専門の業者に依頼する選択肢についても詳しく知りたいところです。この記事では、それら全ての疑問に、専門的な視点から分かりやすくお答えします。

Information

この記事は、令和7年(2025年)9月1日現在の横浜市の情報に基づいて作成しています。ごみの分別ルールや手数料は変更されることがありますので、実際に処分される際には、必ず横浜市の公式ウェブサイトで最新の情報をご確認ください。

記事のポイント

  • 横浜市の分別ルール(サイズと素材)がわかる
  • 粗大ごみの申込方法と手数料がわかる
  • 無料で処分する方法や売却の選択肢がわかる
  • 処分時の注意点や業者の選び方がわかる
目次

横浜市でのシーリングライトの捨て方 基本編

  • どのゴミに分類されますか
  • 横浜市のゴミ分別一覧表で品目を確認
  • LED照明器具やカバーの分別方法
  • 粗大ゴミ受付センターへの申し込み手順
  • 処分にかかる具体的な料金はいくら?
  • 指定場所への持ち込みで処分する方法

どのゴミに分類されますか

横浜市でシーリングライトを処分する際の結論から言いますと、ゴミの分類は「サイズ」と「主となる素材」の2つの基準によって明確に決まります。

この横浜市独自のルールを正しく理解することが、二度手間を防ぎ、スムーズに処分を完了させるための最も重要な第一歩となります。

なぜなら、横浜市ではごみの種類ごとに処理施設の能力や工程が異なり、特に金属製品は焼却施設の機械に損傷を与える可能性があるため、他の素材よりも厳しい基準で扱われるからです。

具体的には、まずシーリングライト本体の最も長い辺(円形の場合は直径)をメジャーで正確に測り、次に本体の基盤や骨組みとなっている主素材を確認した上で、以下の表に従って分類してください。

横浜市の分別基準

シーリングライトの分別は、まず一番長い辺の長さを測り、次に本体の主な素材を確認することから始めましょう。この2つの情報が、正しい分別への鍵となります。(参考:プラスチック資源

本体の主な素材一番長い辺の長さ横浜市のごみ分類
金属製(主材が金属)30cm未満小さな金属類
金属製(主材が金属)30cm以上粗大ごみ(要申込)
プラスチック製(プラのみ)50cm未満プラスチック資源
プラスチック製(プラのみ)50cm以上粗大ごみ(要申込)
複合素材(プラスチック+他素材を含む)50cm未満燃やすごみ
複合素材(プラスチック+他素材を含む)50cm以上粗大ごみ(要申込)
木製50cm未満燃やすごみ
木製50cm以上粗大ごみ(要申込)
ガラス製・陶器製50cm未満燃えないごみ
ガラス製・陶器製50cm以上粗大ごみ(要申込)
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  • 「主材」は本体フレーム等の主要部材で判断。迷ったら横浜市の分別検索(ミクショナリーで「照明器具」を確認。
  • 収集頻度の目安:小さな金属類=週1、プラスチック資源=週1、燃やすごみ=週2、燃えないごみ=週2(曜日は地域表示で確認)。
  • 本体を出す前に電球・蛍光灯は必ず外し、蛍光灯・電球は「燃えないごみ」へ。小型家電回収ボックスには入れない。

主となる素材の判断方法

多くのシーリングライトは、金属製の本体(基盤)にプラスチック製のカバーが付いている複合素材製品です。

複合素材は一律に「重量」では判断せず、横浜市の分別検索(ミクショナリーで品目別の出し方を確認してください(品目により「小さな金属類」「燃やすごみ」「プラスチック資源」等の扱いが異なります)。

実際に分別する前には、一度メジャーを手に取って測ってみることを強くお勧めします。「思ったより大きかった」「30cmをわずかに超えていた」といったことがよくあります。

この一手間が、収集日に「回収されなかった…」という残念な事態を防ぎます。

どのゴミに分類されますか
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横浜市のゴミ分別一覧表で品目を確認

ご自身のシーリングライトの素材が判断しにくい、あるいは特殊なデザインで分類に迷った場合、最も確実な方法は横浜市の公式ウェブサイトにある「ごみと資源物の出し方一覧表(分別辞典)」を確認することです。

このデータベースは市民が分別に迷った際の公式な指針であり、常に最新の情報が反映されています。

この一覧表をブックマークしておくと、シーリングライト以外の様々なものを処分する際にも役立ちます。

自己判断による分別の間違いは、収集作業の遅延や、最悪の場合、不法投棄と見なされるリスクも伴います。正しい情報を確認する一手間が、結果的に最も簡単で確実な方法です。

検索する際の重要なキーワード

分別一覧表で検索する際は、「シーリングライト」や「照明」といった一般的な名称ではなく、「照明器具(しょうめいきぐ)」という正式な品目名で探すのがポイントです。

これにより、市の基準に基づいた正確な分類方法がすぐに見つかります。

一覧表には、粗大ごみの基準だけでなく、後述する小型家電回収ボックスの対象品目であることを示す「◎印」なども記載されています。

この印の有無を確認することで、単に捨てるだけでなく、リサイクルするという環境に配慮した選択肢も検討できるようになります。

横浜市のゴミ分別一覧表で品目を確認
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LED照明器具やカバーの分別方法

近年主流となっているLED照明器具や、経年劣化や事故で破損してしまったカバーのみを処分したい、といった個別のケースについても詳しく解説します。

基本的な考え方は同じですが、いくつか注意点があります。

LED照明器具の捨て方

LEDシーリングライトの多くは、省エネ・長寿命化のため、LEDチップが基盤に直接はんだ付けされた一体構造になっています。

そのため、従来の電球のようにLED部分だけを取り外して個別に捨てることはできません。

処分する際は、照明器具本体として、これまでにご説明した「サイズ」と「素材」のルールに従って分別してください。

例えば、本体基盤が金属製で、直径が45cmのLEDシーリングライトであれば、「30cm以上」の基準に該当するため、「粗大ごみ」として処分する必要があります。

カバーや付属品のみの捨て方

シーリングライトのカバーだけが割れてしまった場合や、リモコンだけを処分したい場合もあります。これらの部品は、それぞれの素材に応じた分別ルールが適用されます。

プラスチック製カバー
最も一般的な素材です。直径(一番長い辺)が50cm未満であれば「燃やすごみ」、50cm以上であれば「ラスチック資源」です。
ガラス製カバー
デザイン性の高い照明に見られます。50cm未満であれば「燃えないごみ」、50cm以上は「粗大ごみ」となります。
「燃えないごみ」で出す際は、収集作業員の安全のため、厚紙などで包み「ガラス」と明記してください。
リモコン
プラスチック製のため、通常は「燃やすごみ」です。ただし、電池は必ず抜いて、市のルールに従って別途処分してください。

【最重要】電球・蛍光灯は必ず本体から外してください

シーリングライト本体を処分する際は、どの分別方法を選択した場合でも、必ず蛍光灯や電球、点灯管(グロー球)を全て取り外してください。

これらが付いたままだと、収集や処理の過程で破損し、非常に危険です。特に蛍光灯には微量の水銀が含まれており、環境汚染の原因にもなります。

取り外した蛍光灯・電球は購入時の箱や新聞紙で包み、品名を明記して「燃えないごみ(週2回)」に。割れ物は厚紙等で保護してください。(参考:蛍光灯、電球の出し方)

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小型家電回収ボックスには入れないでください。

LED照明器具やカバーの分別方法
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粗大ゴミ受付センターへの申し込み手順

お持ちのシーリングライトが測定の結果「粗大ごみ」に該当した場合、処分するには横浜市のルールで事前申込みが必要です(インターネット・LINE・チャット・電話)。(参考:粗大ごみ処理手数料表)

申し込みをせずに集積所に出しても絶対に収集されませんので、以下の手順に従って必ず手続きを行ってください。

申し込み方法は市民の利便性を考慮し、複数のチャネルが用意されています。ご自身のライフスタイルに合った方法で手続きを進めましょう。(参考:横浜市粗大ゴミインターネット受付)

粗大ごみ申し込みの3ステップ

ステップ1:事前申し込み

電話、インターネット、LINE、チャットのいずれかの方法で、品目(照明器具)、サイズ、数量を伝え、収集日、排出場所、手数料を確認します。

ステップ2:手数料の納付

伝えられた手数料(照明器具は200円)分の「横浜市粗大ごみ処理券」を市内のコンビニや郵便局で購入します。または、インターネット等での申込時に限りキャッシュレス決済も選択可能です。

ステップ3:排出

処理券に受付番号や氏名を記入して品物の見やすい場所に貼り、指定された収集日の朝8時までに、指定の場所に出します。キャッシュレス決済の場合は、受付番号等を書いた紙を貼り付けます。

各申し込み方法のメリット

インターネット・LINE・チャット
24時間365日いつでも申し込み可能で、キャッシュレス決済が利用できるのが最大のメリットです。日中忙しい方におすすめです。
電話
オペレーターに直接質問しながら申し込みたい場合に適しています。ただし、月曜日の午前中など、時間帯によっては電話が繋がりにくいことがあります。

申し込みから実際の収集日までは、通常1~2週間程度、混雑時(引っ越しシーズンの3月~4月など)はそれ以上かかることもあります。

処分する日が決まっている場合は、逆算して少なくとも2週間以上前には申し込んでおくと安心です。

粗大ゴミ受付センターへの申し込み手順
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処分にかかる具体的な料金はいくら?

シーリングライトの処分を検討する上で、料金は非常に重要な判断基準です。選択する方法によって、無料で済む場合から1万円近くかかる場合まで、費用には大きな幅があります。

ご自身の「コスト」「時間」「手間」の何を最優先するかによって、最適な選択肢は自ずと変わってきます。

横浜市の行政サービスを利用する場合、照明器具(粗大ごみ)の手数料は200円/点(他品目は手数料が異なります)。金額は横浜市規則の手数料表に明記されています。(参考:横浜市廃棄物等の減量化、資源化及び適正処理等に関する規則)

一方で、規定サイズ未満で「燃やすごみ」や「小さな金属類」として出せる場合は、もちろん費用は一切かかりません。これらはコストを最優先する際の最有力候補です。

その他の選択肢も含めた料金の目安と、それぞれのメリット・デメリットを以下の表に詳しくまとめました。

処分方法料金の目安メリットデメリット
粗大ごみ(横浜市)200円最も安価で確実な方法事前申込が必要、収集まで時間がかかる
一般ごみ(横浜市)無料費用がかからず、収集日も多い規定サイズ未満の小型のもの限定
家電量販店の引取550円~1,100円程度買い替えと同時に処分でき、手間が少ない費用が割高、買い替えが前提の場合が多い
不用品回収業者3,000円~10,000円程度即日対応可、取り外しも依頼可能費用が最も高額になる
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家電量販店の引取は、店舗・品目で料金は異な血ます。例:エディオンは小型家電リサイクル550円(対象にシーリング照明を含む)、ケーズデンキは照明器具1,100円の設定例。実際の可否・料金は各店で要確認してください。

このように、単純な料金比較だけでなく、ご自身の状況(急いでいるか、他に処分したいものがあるかなど)を総合的に判断して、最も納得のいく方法を選択することが重要です。

処分にかかる具体的な料金はいくら?
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指定場所への持ち込みで処分する方法

「市の収集日は都合が悪い」「引っ越し日が迫っていて、すぐにでも処分したい」という切実なニーズに応えるため、横浜市では粗大ごみを市民が直接市の施設へ持ち込む(自己搬入する)制度を設けています。

この方法を利用する場合も、戸別収集と同様に、粗大ごみ受付センターへの事前申し込みは必須です。

予約なしで突然施設へ行っても、安全管理の観点から受け入れを断られてしまいますので、必ず手続きを済ませてから向かってください。

手数料は戸別収集と同額の200円で、事前に市内の金融機関、郵便局、またはコンビニエンスストアで「粗大ごみ処理券」を購入し、品物に貼り付けてから持ち込む必要があります。

自己搬入ヤード(ストックヤード)の場所と受付時間

横浜市内には、地域バランスを考慮して4箇所の自己搬入ヤードが設置されています。お住まいの地域からアクセスしやすい施設をご利用ください。

  • 鶴見資源化センター(鶴見区)
  • 長坂谷ストックヤード(緑区)
  • 神明台ストックヤード(泉区)
  • 栄ストックヤード(栄区)
Information

自己搬入は原則事前申込み制ですが、栄ストックヤードは申込み不要の持込専用(電子決済のみ)があります。(令和7年9月1日現在)(参考:粗大ごみ自己搬入ヤード)

なおヤードでは収集シールの販売はありません(購入は事前に)。受付は月〜土 9:00–12:00/13:00–16:00(日・年末年始休み)。

持ち込み時のポイント

受付時間: 月曜日~土曜日の午前9時~正午、午後1時~午後4時(日曜・年末年始は休業)

車で持ち込む方がほとんどですが、荷下ろしは自分で行う必要があります。念のため、身分証明書の提示を求められる場合に備えて持参すると、よりスムーズです。

【重要】持ち込みできるのは粗大ごみだけです

自己搬入ヤードは、あくまで粗大ごみとして事前に申し込んだ品物を処理するための施設です。

「燃やすごみ」や「燃えないごみ」「資源物」などの一般ごみは一切持ち込むことができません。分別ルールをしっかりと守ってご利用ください。

指定場所への持ち込みで処分する方法
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横浜市でのシーリングライトの捨て方 応用編

  • 無料で処分する方法
  • 小型家電回収ボックスの設置場所
  • 不用品回収業者の利用も選択肢の一つ
  • シーリングライトの捨て方 横浜市の総まとめ

無料で処分する方法

シーリングライトの処分には費用がかかるというイメージを覆し、賢く無料で処分する方法も複数存在します。

少しの手間をかけることで、処分費用をゼロにするだけでなく、場合によっては臨時収入を得ることも可能です。

方法1:市の一般ごみとして出す

最も手軽な無料処分法は、これまでに解説した通り、お持ちのシーリングライトが横浜市の定めるサイズ基準(金属製30cm未満、その他50cm未満)を満たしている場合に、「小さな金属類」や「燃やすごみ」として通常の収集日に出すことです。

追加の費用や申し込みは一切不要です。

方法2:リサイクルショップやフリマアプリで売却する

まだ十分に使える状態の良いシーリングライトであれば、価値ある商品として売却するのが最善の選択です。特に、以下のような特徴を持つものは、買い手が見つかりやすい傾向にあります。

人気メーカー製
パナソニック、東芝、NEC、アイリスオーヤマなど。
新しいモデル
製造からおおむね5年以内のもの。
高機能・デザイン性
調光・調色機能付きのLEDタイプや、デザイン性の高いもの。
付属品完備
リモコンや取扱説明書が揃っていると査定額が上がります。

フリマアプリは高値で売れる可能性がありますが、清掃や写真撮影、丁寧な梱包・発送作業が必要です。手軽さを重視するなら、リサイクルショップに持ち込むのが良いでしょう。

方法3:リユース施設を活用する

横浜市と提携!「ジモティースポット横浜」

「捨てるには忍びないけれど、売る手間はかけたくない」という方に最適なのが、横浜市と協定を結んでいる「ジモティースポット横浜」です。(令和7年9月1日現在)

まだ使えるものであれば、予約不要かつ無料で引き取ってもらえ、その場で地域内の必要としている人へのリユースに繋がります。環境に優しく、社会貢献にもなる素晴らしい選択肢です。

サービスの詳細・取引対象は公式案内を確認してください。(参考:『リユース(再使用)』を検討してみませんか?)

これらの方法を検討することで、単なる「廃棄」ではなく、「再利用」や「再資源化」という、環境にもお財布にも優しい処分が実現できます。

無料で処分する方法
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小型家電回収ボックスの設置場所

シーリングライトは、その内部に含まれる金属資源をリサイクルするため「小型家電リサイクル法」の対象品目に指定されています。

この法律に基づき、横浜市では市内の各所に「小型家電回収ボックス」を設置しており、無料でリサイクルすることが可能です。これは環境貢献意識の高い方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えます。

ただし、この方法を利用するには、物理的なサイズの制限があります。回収ボックスの投入口は縦15cm × 横30cmです。投入口を通る小型品のみ対象で、蛍光灯・電球は対象外となります。(参考:小型家電の回収・リサイクルにご協力ください)

設置場所は各区役所・収集事務所・一部商業施設等になります。

そのため、この投入口を通過する小型の照明器具のみが対象となります。

一般的なリビング用の大型円形シーリングライトは対象外ですが、廊下やトイレなどで使用される小型のシーリングライトやダウンライト、デスクライトなどであれば利用できる可能性があります。

主な回収ボックス設置場所

回収ボックスは市民が利用しやすいよう、公共施設を中心に設置されています。

  • 各区の区役所・総合庁舎
  • 資源循環局収集事務所
  • 一部の地区センターやコミュニティハウス
  • 市内の協力商業施設(一部のイトーヨーカドー、イオンなど)

詳細な設置場所リストは横浜市の公式サイトで確認できるため、お出かけのついでに立ち寄れる場所を探してみるのが効率的です。

【厳守】投入前の3つのルール

  1. 個人情報は消去する:(照明器具には該当しませんが、他の家電で利用する際の基本ルールです)
  2. 電池やバッテリーは必ず取り外す:発火事故防止のため、必ず抜いてください。
  3. 蛍光灯・電球は絶対に入れない:これらは小型家電リサイクルの対象外です。

これらのルールを守ることが、安全で効率的なリサイクルシステムの維持に繋がります。

小型家電回収ボックスの設置場所
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不用品回収業者の利用も選択肢の一つ

「天井の高い位置にあって一人では取り外せない」「重くて集積所まで運べない」「とにかく急いでいて、市の収集日を待てない」といった、時間や手間の問題を一挙に解決したい場合に最適なのが、専門の不用品回収業者に依頼する方法です。

業者に依頼する最大のメリットは、その圧倒的な利便性です。

電話やウェブサイトから連絡するだけで、最短即日に自宅まで来てくれ、シーリングライトの取り外し作業から、梱包、搬出、そして最終的な処分まで、全ての工程を専門スタッフに一任できます。

また、シーリングライト以外にも処分したい家具や家電、その他の不用品があれば、トラック一台分といった単位でまとめて回収してもらえるため、大掃除や遺品整理、引っ越しの際には絶大な効果を発揮します。

一方で、明確なデメリットは他のどの方法に比べても費用が高額になる点です。

シーリングライト1点のみの回収であっても、基本料金や出張費などがかかるため、最低でも3,000円~10,000円程度の費用を見込む必要があります。

こんな時は不用品回収業者がおすすめ

  • 脚立がなかったり、高所作業が不安で取り外しが困難な場合
  • 他にもタンスやソファなど、一人で運び出せない不用品が多数ある場合
  • 退去日が迫っており、即日または翌日までに必ず処分を完了させたい場合
  • 遺品整理やゴミ屋敷の片付けの一環として処分したい場合

【最重要】信頼できる優良業者の選び方

残念ながら、不用品回収業者の中には、無許可で営業し、不当な高額請求をしたり、回収したものを不法投棄したりする悪質な業者も存在します。

トラブルを避けるため、依頼する業者が横浜市から「一般廃棄物収集運搬業許可」を得ている正規の許可業者であることを、必ず事前にウェブサイトや電話で確認してください。

この許可なく家庭の廃棄物を収集することは違法です。

料金体系は業者によって様々ですので、必ず複数の業者から見積もりを取り、サービス内容(取り外し作業費は含まれるか等)と総額を比較検討することが、賢い業者選びの鍵となります。

不用品回収業者の利用も選択肢の一つ
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横浜市でのシーリングライト捨て方:総まとめ

この記事では、横浜市におけるシーリングライトの様々な処分方法について、基本的なルールから応用的な選択肢まで詳しく解説しました。

最後に、ご自身に最適な方法を見つけるための重要なポイントを、チェックリストとしてまとめます。

  • 横浜市の分別はサイズと素材の組み合わせで決まる
  • 金属製は30cm以上、非金属製は50cm以上が粗大ごみ
  • 粗大ごみとして出すには事前申し込みが必須
  • 粗大ごみ手数料は収集・持ち込み共に200円と安価
  • 30cm未満の金属製は小さな金属類として無料で処分可能
  • 50cm未満のプラスチック製は燃やすごみとして無料で処分可能
  • 本体を処分する前には必ず電球や蛍光灯を外すこと
  • 外した電球や蛍光灯は新聞紙で包み燃えないごみとして出す
  • 小型のものは市の小型家電回収ボックスも利用できる
  • 回収ボックスの投入口は30cm×15cmのサイズ制限あり
  • まだ使える状態の良いものはリサイクルショップやフリマアプリで売却を検討
  • 横浜市と提携するジモティースポット横浜なら予約不要で無料引取が可能
  • 取り外しや運搬の手間を省きたい場合は不用品回収業者が便利
  • 業者を選ぶ際は市の「一般廃棄物収集運搬業許可」の有無を必ず確認
  • ご自身の状況(費用・時間・手間)に合わせて最適な処分方法を選ぶことが大切

横浜・川崎・東京都南部エリアで業者をお探しの方へ

この記事は、横浜市で地域に密着したサービスを提供する「横浜電気工事レスキュー」天谷 富士夫が、専門的な知見に基づき執筆・監修しました。

私たちは、東京電力の指定工事店(工事店登録番号:701-1730)として、シーリングライトの安全な取り外しや交換工事を行っております。

「処分の前に、まずは安全に取り外したい」「新しい照明器具の選定から取り付けまでお願いしたい」といったご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。