漏電ブレーカーが落ちたらどうする?原因と正しい戻し方を解説

漏電ブレーカーが落ちたらどうする?原因と正しい戻し方を解説

突然、家の電気がすべて消えてしまうと、誰でも慌ててしまうものです。

特に、分電盤を確認して漏電ブレーカーだけが落ちている状況に直面すると、「漏電ブレーカーが落ちたらどうするべきか」と大きな不安を感じることでしょう。

「ブレーカーの正しい戻し方は?」「スイッチの ON と OFF はどちらが正解?」「焦って上げてしまったけど問題なかったの?」といった疑問に加え、そもそもスイッチが上がらない、あるいは上げてもすぐに落ちてしまう場合はどうすればいいのかと、不安になる場面も多いはずです。

さらに、「原因不明でたまに落ちるトラブル」や「漏電していないはずなのに作動する」といったケースでは、背後に微弱な漏電や一時的な絶縁不良が潜んでいることがあります。

また、過電流ブレーカー(配線用遮断器・アンペアブレーカー)が電気の使いすぎを検知して落ちた結果と混同してしまうことも少なくありません。

どちらが作動したのかを見極めることが、原因の切り分けと安全確保の第一歩になります。

もしかすると、エアコンや IH クッキングヒーター、電気温水器など、特定の家電製品が引き金になっている可能性もあります。

こうした状況を放置すると、最悪の場合は感電や火災に発展する恐れもあるため注意が必要です。

本記事では、漏電ブレーカーが落ちた際に安全に対処するための具体的な手順、考えられる原因、そして最終的にどこに連絡すればよいのかまで、あなたの疑問や不安を解消するための情報を網羅的に解説します。

テストボタンの正しい使い方から専門家に相談すべきタイミングまで、読めばいざという時に落ち着いて行動できるようになります。

記事のポイント

  • 漏電ブレーカーが落ちる様々な原因
  • 安全で正しい復旧手順と操作方法
  • 状況別の具体的な対処法と注意点
  • 専門業者に相談すべきケースの見極め方

漏電ブレーカーが落ちたらどうする?まずやるべき復旧手順

  • 過電流ブレーカーとの見分け方
  • ブレーカーのon offどっちが正しい?
  • 安全な漏電ブレーカーの戻し方は?
  • 確認せずすぐに上げてしまった場合は?
  • 復旧作業で使うテストボタンの役割
  • なぜ漏電ブレーカーだけ落ちるのか

過電流ブレーカーとの見分け方

家庭の分電盤には、主に3種類のブレーカーが設置されており、それぞれが異なる役割を担っています。

漏電ブレーカーが落ちた際に正しく対処するためには、まず、どのブレーカーが作動したのかを正確に見分けることが大切です。

最も左側に設置されていることが多い大きなブレーカーが「アンペアブレーカー」です。これは電力会社との契約アンペア数に基づいており、家全体で電気を使いすぎた(過電流)場合に作動します。

Information

スマートメーターで契約アンペアを設定している住宅ではアンペアブレーカー自体が取り付けられていないため、このブレーカーは存在しない場合があります。

中央に位置するのが「漏電ブレーカー」で、今回の主題となる安全装置です。回路のどこかで電気が漏れている「漏電」を検知した際に作動し、感電や火災を防ぎます。

他のブレーカーと異なり、動作確認用の「テストボタン」が付いているのが最大の特徴です。

そして、右側に複数並んでいる小さなスイッチが「安全ブレーカー(配線用遮断器)」です。

これらは各部屋や特定のコンセント回路ごとにつながっており、その回路内で電気の使いすぎやショートが起きた場合に、該当する回路の電気だけを遮断する仕組みになっています。

これらの違いを理解しておくと、どのブレーカーが落ちたかによって、問題の原因が「家全体の電気の使いすぎ」なのか、「特定の回路の問題」なのか、あるいは「危険な漏電」なのかを判断する手がかりとなります。

ブレーカーの種類主な設置場所役割と落ちる原因見た目の特徴
アンペアブレーカー分電盤の左端家全体の電気の使いすぎ(過電流)を防止する最も大きいサイズ。契約アンペア数(30Aなど)が記載されている。
漏電ブレーカー分電盤の中央漏電による感電や火災を防止するテストボタン(赤や黄色)が付いている。
安全ブレーカー分電盤の右側各回路の電気の使いすぎやショートを防止する同じ形の小さなスイッチが複数並んでいる。
過電流ブレーカーとの見分け方
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ブレーカーの ON と OFFどっちが正しい?

分電盤を操作する際、ブレーカーのスイッチが「ON(入)」と「OFF(切)」のどちらを指しているのか、意外と迷うことがあるかもしれません。ほとんどの家庭用分電盤では、国際的な基準に沿って統一されています。

一般的に、ブレーカーのレバー(つまみ)を上に上げた状態が「ON(入)」で、電気が流れている状態を示します。逆に、レバーを下に下げた状態が「OFF(切)」で、電気が遮断されている状態です。

ブレーカーが落ちたとき、スイッチは自動的に「OFF」の位置、つまり下向きに下がります。ただし、製品によっては完全に下まで下がりきらず、中間で止まるタイプも存在します。

この中間状態で止まっている場合、復旧させようとしてレバーを直接上に上げようとしても上がらないことがあります。

その際は、一度レバーを完全に下まで「off」の位置に押し下げてから、改めて上に「on」の位置へ上げる操作が必要です。

この「一度下までしっかり下げる」という操作は、復旧作業における基本的なポイントとなるため、覚えておくとスムーズに対応できます。

ブレーカーのon offどっちが正しい?
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安全な漏電ブレーカーの戻し方は?

漏電ブレーカーが落ちた場合、それはどこかで漏電が発生している危険なサインです。

そのため、いきなりブレーカーを元に戻すのではなく、安全な手順に従って原因を特定しながら復旧作業を行う必要があります。落ち着いて以下の手順で進めてください。

手順1:全てのブレーカーを「OFF」にする

まず、身の安全を確保するため、分電盤にある全てのブレーカーを「OFF(切)」の状態にします。

順番としては、一番右側にある安全ブレーカーを全て下に下げ、次に中央の漏電ブレーカー、最後に左側のアンペアブレーカーを下に下げます。

ただし、スマートメーターが導入されている住宅では、契約容量の管理がメーター側で行われているため、アンペアブレーカー(主幹ブレーカー)が分電盤に設置されていないことがあります。

この場合、復旧時の操作は「漏電ブレーカー → 安全ブレーカー」の順で行えば問題ありません。

この点については、東京電力パワーグリッドの公式案内にも記載があります: 東京電力パワーグリッド|スマートメーターのブレーカー操作

手順2:主要なブレーカーを「ON」にする

次に、主要なブレーカーだけを「ON(入)」に戻します。アンペアブレーカーを上げ、続いて漏電ブレーカーを上げてください。

この段階で漏電ブレーカーが再び落ちてしまう場合は、漏電ブレーカー自体の故障か、家全体にわたる深刻な漏電の可能性が考えられます。その場合は、ただちに専門の電気工事店に連絡しましょう。

手順3:安全ブレーカーを一つずつ「ON」にする

主要なブレーカーが無事に入ったら、次は原因となっている回路を特定する作業です。一番右側に並んでいる安全ブレーカーのスイッチを、一つずつ、少し時間を置きながら「ON」にしていきます。

手順4:漏電している回路を特定する

安全ブレーカーを順番に上げていくと、ある特定のスイッチを上げた瞬間に、先ほど入れたはずの漏電ブレーカーが再び「バン」という音とともに落ちます。

この時、最後に上げた安全ブレーカーが担当している回路(部屋やコンセント)で漏電が発生していると特定できます。

原因の回路がわかったら、その安全ブレーカーは「OFF」のままにしておきます。

そして、再度漏電ブレーカーを「ON」にし、問題のない他の安全ブレーカーを全て「ON」にすれば、漏電している場所以外の電気は使えるようになります。

安全な漏電ブレーカーの戻し方は?
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確認せずすぐに上げてしまった場合は?

漏電ブレーカーが落ちて慌ててしまい、原因を特定する手順を踏まずに、いきなりスイッチを上げてしまうこともあるでしょう。

もし、上げてみて問題なく電気が復旧し、その後もブレーカーが落ちない場合は、一時的な要因による軽微な漏電だった可能性が考えられます。例えば、湿気による一時的な絶縁不良などがそれに当たります。

しかし、これは根本的な原因が解決したわけではない、という点を理解しておくことが肝心です。

漏電の原因が配線の劣化や家電の故障にある場合、問題は依然として残っており、いつ再発してもおかしくありません。次に落ちたときには、より深刻な事態につながるリスクもはらんでいます。

したがって、一度でも原因不明のまま漏電ブレーカーが落ちたのであれば、たとえ一時的に復旧したとしても安心はできません。

後述する正しい手順で漏電箇所のチェックを試みるか、不安であれば専門の電気工事店に点検を依頼することをおすすめします。自己判断で「直った」と考えるのは避け、安全を最優先に行動することが大切です。

確認せずすぐに上げてしまった場合は?
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復旧作業で使うテストボタンの役割

漏電ブレーカーには、通常、赤色や黄色の小さな「テストボタン」が備わっています。このボタンは、漏電ブレーカーが正常に機能するかどうかを確認するための、非常に重要な安全チェック機能です。

テストボタンを押すと、ブレーカーの内部で疑似的に漏電状態が作り出されます。もし漏電ブレーカーが正常であれば、ボタンを押した瞬間にスイッチが「OFF」の位置に落ち、家の電気が遮断されます。

これが正常な動作であり、万が一の漏電時にもきちんと作動してくれることの証明になります。動作確認後は、スイッチを元通り「ON」の位置に戻せば電気は復旧します。

逆に、テストボタンを押してもブレーカーが落ちない場合は、その漏電ブレーカーが故障していることを意味します。

これは、実際に漏電が発生しても電気が遮断されない危険な状態です。この場合は、ただちに専門の電気工事店に連絡し、ブレーカーの交換を依頼してください。

電気を安全に使うためにも、月に一度はこのテストボタンを押し、ご家庭の安全装置が正しく機能するかを点検する習慣をつけることが推奨されます。

Information

メーカーFAQでは「月1回〜年1回」を目安とし、過度に操作すると内部機構が早期劣化する恐れがあると注意喚起しています。

復旧作業で使うテストボタンの役割
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なぜ漏電ブレーカーだけ落ちるのか

分電盤のブレーカーが落ちた際、アンペアブレーカーや安全ブレーカーは落ちていないのに、漏電ブレーカーだけが落ちるという状況があります。

これは、トラブルの原因が「電気の使いすぎ」ではないことを明確に示しています。

前述の通り、アンペアブレーカーは家全体の、安全ブレーカーは各回路の「電気の使いすぎ(過電流)」や「ショート」を検知して作動します。

これらが落ちる原因は、消費電力の大きな家電を同時に使いすぎた場合がほとんどです。

一方、漏電ブレーカーは電力の使用量ではなく、「電気が本来の回路から漏れ出していないか」を監視しています。

配線の劣化や家電の故障、水濡れなどによって電気が正規のルートを外れて漏れ出すと、それを瞬時に検知して電気を遮断します。

つまり、漏電ブレーカーだけが落ちるというのは、電力消費量には問題がないものの、どこかで危険な「漏電」が発生しているという、より深刻な事態を知らせるサインなのです。

この違いを理解し、漏電ブレーカーが作動した際は、単なる不便な停電ではなく、火災や感電につながる恐れのある警告と捉え、慎重に対処する必要があります。

なぜ漏電ブレーカーだけ落ちるのか
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漏電ブレーカーが落ちたらどうする?考えられる原因と対策

  • エアコンやIH、電気温水器の漏電
  • 上がらない、上げても落ちるときの対処
  • たまに落ちるのは漏電してないサイン?
  • 原因不明の漏電は放置すると危険
  • 専門業者に頼むにはどこに連絡すればいい?
  • 漏電ブレーカーが落ちたらどうするか専門家へ相談を

エアコンやIH、電気温水器の漏電

漏電ブレーカーが落ちる原因を特定していくと、特定の家電製品が引き金になっているケースが少なくありません。

特に、エアコン、IHクッキングヒーター、電気温水器といった機器は、その特性上、漏電の原因となりやすいので注意が必要です。

エアコンの場合、室内機だけでなく室外機も漏電の原因となり得ます。

室外機は常に屋外で雨風にさらされているため、内部に雨水が浸入したり、経年劣化によって配線の絶縁が悪くなったりすることで漏電につながることがあります。

IHクッキングヒーターや食器洗い乾燥機、洗濯機といった水回りで使用する家電も、水濡れや湿気が原因で漏電しやすい代表例です。

また、電気温水器やエコキュートのヒートポンプユニットなども、屋外設置や内部の複雑な構造から漏電のリスクを抱えています。

復旧手順の途中で、これらの家電製品につながる安全ブレーカーを上げた際に漏電ブレーカーが落ちた場合は、その製品が原因である可能性が非常に高いと考えられます。

その際は、該当する製品のプラグをコンセントから抜くか、使用を中止し、メーカーや購入した販売店、または専門の電気工事店に点検・修理を依頼しましょう。

エアコンやIH、電気温水器の漏電
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上がらない、上げても落ちるときの対処

復旧手順に従って操作しているにもかかわらず、漏電ブレーカーのスイッチ自体が「on」の位置に上がらない、または上げたと同時に即座に落ちてしまう場合があります。

これは、非常に深刻な状況を示している可能性があります。

考えられる主な原因は二つです。一つは、漏電ブレーカー自体の物理的な故障です。長年の使用による経年劣化で、内部の機構が破損しているのかもしれません。

一般社団法人日本電機工業会(JEMA)の調査では、住宅分電盤に内蔵された漏電遮断器・配線用遮断器の更新推奨時期を「製造後13年」と定めています。高温多湿環境やスイッチの多用などで劣化が早まる場合は、10年前後でも点検・更新が必要です。

もう一つの、より危険な原因は、家屋の配線系統で非常に大きな漏電が継続的に発生しているケースです。この場合、安全装置が正しく機能し、危険を知らせるために意図的に電気が入らないようにしています。

このような状況で、無理に何度もブレーカーを上げようと試みるのは絶対にやめてください。行為そのものが危険を伴う上、電気設備にさらなるダメージを与えかねません。

スイッチが上がらない、あるいは上げてもすぐに落ちるという症状が見られたら、それは個人で対処できる範囲を超えています。

ただちに全ての操作を中断し、専門の電気工事店に連絡して、プロによる診断と修理を依頼することが不可欠です。

上がらない、上げても落ちるときの対処
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たまに落ちるのは漏電してないサイン?

「毎日ではないけれど、月に数回、なぜか漏電ブレーカーがたまに落ちる」「普段は問題ないのに、大雨の日だけ落ちる」といった、断続的に発生するトラブルに悩まされることがあります。

この場合、「常に漏電しているわけではないから、漏電してないのでは?」と考えてしまいがちですが、それは危険な誤解かもしれません。

このような現象は、特定の条件下でのみ発生する「間欠的漏電」の可能性が高いです。

例えば、雨が降った時だけ落ちる場合、屋外のコンセントやエアコンの室外機、あるいは外壁のひび割れから侵入した雨水が配線に触れていることが考えられます。

乾燥すれば症状が収まるため、原因の特定が難しくなります。

また、特定の家電製品を使った時だけ落ちるというパターンもあります。製品内部の回路が劣化しており、特定の動作をした際にのみ微弱な漏電が発生しているのかもしれません。

漏電していないように感じられても、ブレーカーが作動するということは、ごくわずかでも電気が漏れている証拠です。

このような症状を放置すると、いずれ恒常的な漏電や、より大きなトラブルに発展する可能性があります。

いつ、どのような状況でブレーカーが落ちたか(天気、使用していた家電など)を記録しておき、専門の電気工事店に相談することをおすすめします。

たまに落ちるのは漏電してないサイン?
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原因不明の漏電は放置すると危険

前述の復旧手順をすべて試しても、どの回路や家電が原因なのか特定できない場合があります。あるいは、一度は復旧したものの、しばらくするとまた原因不明で落ちてしまう、といったケースも存在します。

このような原因不明の状態は、最も注意が必要な状況の一つです。なぜなら、目に見えない壁の中の配線や、普段意識しない天井裏の接続部などで、じわじわと問題が進行している可能性があるからです。

原因が分からないからといって、ブレーカーが落ちるたびにただ復旧させるだけの対応を繰り返し、問題を放置することは絶対に避けてください。

漏電を放置するリスクは計り知れません。漏れ出た電気が柱や壁の内部で熱を持ち、気づかないうちに発火して火災につながる危険性があります。

また、漏電している箇所に知らずに触れてしまい、感電事故に遭うリスクも常に存在します。

さらに、微弱な漏電であっても電気は常に無駄に消費され続けるため、電気代が不自然に高くなる原因にもなります。原因不明の漏電は、安全面でも経済面でも放置して良いことは一つもありません。

少しでも不安を感じたら、自己判断で様子を見るのではなく、速やかにプロの目で点検してもらうことが重要です。

原因不明の漏電は放置すると危険
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専門業者に頼むにはどこに連絡すればいい?

漏電トラブルが発生し、自力での解決が困難だと判断した場合、どこに連絡すれば良いのでしょうか。連絡先は、お住まいが賃貸物件か持ち家かによって異なります。

賃貸住宅(アパート・マンション)の場合

賃貸物件にお住まいの場合は、まず大家さんか管理会社に連絡するのが第一です。建物の電気設備に関する修繕責任は、原則として所有者(大家さん)にあります。

自分で勝手に電気工事店を手配してしまうと、修理費用が自己負担になってしまう可能性がありますので注意しましょう。緊急時であっても、まずは管理会社に状況を報告し、指示を仰ぐのが正しい手順です。

持ち家(戸建て・分譲マンション)の場合

持ち家の場合は、ご自身で地域の電気工事店や、信頼できる電気保安サービスを提供している会社に連絡して、点検や修理を依頼することになります。

インターネットで「(地域名) 電気工事店 漏電」などと検索すれば、複数の業者が見つかるでしょう。

業者を選ぶ際は、必ず作業前に見積もりを提示してくれるか、電気工事士の資格を持ったスタッフが対応してくれるか、料金体系が明確か、といった点を確認すると安心です。

横浜・川崎エリアで業者をお探しの方へ

私たち「横浜電気工事レスキュー」へもお気軽にご相談ください。

漏電の原因調査から、古い分電盤やブレーカーの交換工事まで、経験豊富な専門スタッフが迅速に対応いたします。

ウェブサイトでは分電盤やブレーカー交換工事の施工事例もご紹介しておりますので、業者選びの参考になさってください。

もちろん、複数の業者から相見積もりを取って、ご自身の状況に合った信頼できる業者を選ぶのが良い方法といえます。

専門業者に頼むにはどこに連絡すればいい?
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漏電ブレーカーが落ちたらどうするかは専門家へ相談を

  • 漏電ブレーカーが落ちたら、まず慌てず、この記事で解説した手順に従って行動する
  • 分電盤にはアンペア、漏電、安全の3種類のブレーカーがあることを理解する
  • 漏電ブレーカーだけが落ちるのは「電気の使いすぎ」ではなく「漏電」のサイン
  • 復旧の第一歩は、全てのブレーカーを一度「OFF」にすることから始める
  • 安全ブレーカーを一つずつ上げていくことで、漏電している回路を特定できる
  • スイッチが中間で止まった場合は、一度完全に「OFF」にしてから「ON」にする
  • 原因が家電製品にある場合は、その製品の使用を中止しプラグを抜く
  • エアコンの室外機や水回りの家電は漏電の原因になりやすい
  • ブレーカーが上がらない、または上げてもすぐに落ちる場合は、ただちに専門家へ連絡
  • たまに落ちる場合も放置せず、いつどのような状況で落ちたか記録しておく
  • 雨の日だけ落ちる場合は、屋外設備や雨漏りが原因の可能性がある
  • 原因不明のまま放置することは、火災や感電のリスクがあり非常に危険
  • 賃貸物件の場合は、まず管理会社や大家さんに連絡する
  • 持ち家の場合は、地域の信頼できる電気工事店に相談する
  • どんな状況であれ、少しでも不安や危険を感じたら無理せずプロに助けを求める