蛍光灯を取り替えてもつかない?原因と対処法を完全解説

蛍光灯を取り替えてもつかない?原因と対処法を完全解説

新しい蛍光灯に交換したのに、なぜか電気がつかない。そんな経験はありませんか。

スイッチを何度か押してみても反応がなく、「すぐ消えてしまう」「チラつくのはなぜだろう」と途方に暮れてしまうことも少なくありません。

この問題の原因は一つではなく、単純な接触不良の直し方で解決することもあれば、照明器具の心臓部である安定器の故障が関係していることもあります。

また、ご家庭の照明がグローランプ(グロー管)を使うタイプなのか、あるいはラピッドスタート式なのかによっても、確認すべき点は変わってきます。

豆電球はつくのに主照明だけがつかない場合や、特に油汚れが気になるキッチンの蛍光灯で問題が起きるケースも多いです。

この記事では、「蛍光灯を取り替えてもつかない」という状況で考えられる、直管や円形といった蛍光灯の形状ごとの原因と、ご自身でできる対処法を詳しく解説します。

さらに、蛍光灯からLEDへそのまま使えるのかという疑問や、専門の業者に依頼する場合の費用と注意点についても触れていきます。失敗や後悔のないよう、正しい知識で問題を解決しましょう。

記事のポイント

  • 蛍光灯がつかない場合に自分で確認できる原因の特定方法
  • 点灯管や安定器など、照明器具の各部品の役割と故障の見分け方
  • 感電や転落を防ぐための正しい蛍光灯の交換手順と注意点
  • 専門業者への依頼を判断する基準と、おおよその費用の目安

蛍光灯を取り替えてもつかない?考えられる原因

  • 接触不良の直し方とは
  • すぐ消えてしまう・チラつくのはなぜ?
  • 直管・円形蛍光灯の正しい交換方法
  • グロー管とラピッドスタート式の違い
  • 豆電球はつくのに点灯しないケース
  • キッチンの蛍光灯がつかない場合

蛍光灯の接触不良の直し方とは

新しい蛍光灯に取り替えても点灯しない場合、最も考えられる原因の一つが「接触不良」です。

これは、蛍光灯の端子と照明器具のソケットが物理的にしっかりと接続されていないために電気が流れず、点灯に至らない状態を指します。幸い、この問題はご自身で簡単に対処できる場合がほとんどです。

まず、作業前には必ず照明のスイッチを切り、安全のために可能であれば分電盤のブレーカーも落としてください。

蛍光灯が正しく取り付けられているか、もう一度確認します。

直管蛍光灯の場合は、両端のピンがソケットの溝に確実にはまっているかを目で見て、手で軽く動かしてぐらつきがないか確かめます。

90度回転させて固定するタイプであれば、カチッという手応えがあるまで回しきることが大切です。

円形蛍光灯の場合は、照明器具本体と蛍光灯をつなぐコネクタプラグが、奥までしっかりと差し込まれているかを確認します。少しでも緩んでいると接触不良の原因になります。

長年使用している照明器具では、ソケット部分にホコリやサビが溜まっていることもあります。

これらも接触不良の一因となるため、蛍光灯を取り外した状態で、乾いた清潔な布を使ってソケットの内部を優しく拭き取ると良いでしょう。

これらの確認と清掃を行った後、再度蛍光灯を慎重に取り付けます。多くの場合、これだけの作業で問題なく点灯するようになります。

接触不良の直し方とは
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すぐ消えてしまう・チラつくのはなぜ?

スイッチを入れた直後は点灯するものの、すぐに消えてしまったり、チカチカと点滅を繰り返したりする現象は、多くの場合、蛍光灯や関連部品の寿命が近づいているサインです。

これは、安定した光を放つために必要な放電が、部品の劣化によって正常に行えなくなっているために起こります。

最も一般的な原因は、蛍光灯自体の寿命です。蛍光灯のガラス管の両端を見て、黒ずみが広がっている場合は寿命が尽きかけている明確な兆候です。

この黒ずみは「アノードスポット」と呼ばれ、内部の電極物質が消耗してガラスに付着したものです。この状態になったら、新しい蛍光灯への交換が必要となります。

また、グロースタータ式の照明器具の場合、点灯管(グローランプ)の寿命も考えられます。点灯管は蛍光灯を点灯させるための「点火装置」の役割を担っており、これも消耗品です。

Information

点灯管(グローランプ)は消耗品で、長寿命タイプは約18,000回、電子点灯管は約60,000回の点灯が寿命の目安とされています。(参考:点灯管の寿命(点灯回数)について教えて下さい。)

スイッチを入れても点灯までに時間がかかるようになったり、点滅が長く続いたりする場合は、点灯管の劣化が疑われます。蛍光灯を交換する際には、点灯管も一緒に新しいものに取り替えることが推奨されます。

その他、まれなケースとして、周囲の温度が極端に低い場合にも蛍光灯の光が弱まったり、点灯が不安定になったりすることがあります。

しかし、室温が常温であるにも関わらず症状が改善しない場合は、部品の寿命が原因である可能性が高いと言えます。

すぐ消えてしまう・チラつくのはなぜ?
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直管・円形蛍光灯の正しい交換方法

蛍光灯の交換作業は、手順を誤ると感電や転落、器具の破損といった事故につながる可能性があります。

直管型、円形型、いずれの蛍光灯を交換する場合でも、安全を最優先に考え、正しい手順で行うことが大切です。

安全のための準備

作業を始める前に、必ず以下の3点を確認してください。また、蛍光灯は割れやすいガラス製品のため、取り扱いには十分注意し、破損した場合は素手で触らず、適切に処分してください。

  1. 電源を遮断する:照明の壁スイッチを切るだけでは不十分な場合があります。安全を期すために、分電盤の該当する回路のブレーカーを「切」にしてください。
  2. 乾いた手で作業する:濡れた手で電気器具に触れるのは感電の危険性が非常に高いため、絶対に避けてください。作業用の手袋(軍手など)を着用すると、滑り止めや万が一の際のケガ防止にもなります。
  3. 安定した足場を確保する:高所での作業になるため、ぐらつきのない安定した脚立や椅子を使用します。回転椅子など不安定なものは使わないでください。

直管蛍光灯の交換手順

直管蛍光灯の取り付け方には、主に2つのタイプがあります。

  • 転式:蛍光灯の両端を持ち、90度回転させるとロックが外れて手前に引き抜けます。新しい蛍光灯を取り付ける際は、ソケットの溝に合わせて差し込み、逆方向に90度回して固定します。
  • はめ込み式(スライド式):蛍光灯の片方の端をソケットに押し込むと、反対側が外れる仕組みです。新しい蛍光灯は、まず片側をソケットに入れ、もう片方を押し込むようにしてはめ込みます。

円形蛍光灯の交換手順

円形蛍光灯は、一般的に以下の手順で交換します。

  1. カバーを外す:照明器具のプラスチック製カバーを、回転させたりツメを外したりして取り除きます。
  2. コネクタを抜く:蛍光灯と器具本体をつないでいる電源コネクタのプラグを、ツメを押しながら慎重に引き抜きます。
  3. 蛍光灯を外す:蛍光灯を支えている金属製またはプラスチック製の固定金具(クリップ)から、蛍光灯をゆっくりと外します。
  4. 新しい蛍光灯を取り付ける:新しい蛍光灯を固定金具にはめ込み、コネクタを「カチッ」と音がするまでしっかりと差し込みます。
  5. 点灯確認:カバーを戻す前に、ブレーカーとスイッチを入れて正常に点灯するか確認します。
直管・円形蛍光灯の正しい交換方法
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グロー管とラピッドスタート式の違い

蛍光灯照明器具には、いくつかの「点灯方式」があり、お使いの器具がどのタイプかによって、対処法が異なります。特に重要なのが、点灯管(グロー管やグローランプとも呼ばれます)が必要かどうかという点です。

点灯方式の種類と見分け方

主な点灯方式は3種類あり、それぞれの特徴を理解することが問題解決の鍵となります。

点灯方式型番の始まり見分け方特徴
グロースタータ式FL / FCL照明器具に点灯管(グロー管)がある。スイッチを入れると数回点滅してから点灯する。構造が単純で安価。点灯までに時間がかかる。蛍光灯交換時に点灯管の交換も推奨される。
ラピッドスタート式FLR点灯管がなく、スイッチを入れると比較的すぐに点灯する。グロー式より点灯が速い。オフィスなどで広く使われてきた。器具はやや大型になる傾向がある。
インバータ式(HF式)FHF / FHC点灯管がなく、スイッチを入れると瞬時に点灯する。ちらつきがほとんどない。高周波で点灯させるため、省エネでちらつきが少ない。器具は軽量・薄型にできる。近年の主流。

ご自宅の蛍光灯が「グロースタータ式」の場合、蛍光灯を新品に交換しても点灯管が寿命を迎えていると、電気はつきません。

蛍光灯の交換と同時に、適合する型番の点灯管も新しいものに交換することをおすすめします。

一方で、「ラピッドスタート式」や「インバータ式」の器具には点灯管がありません。

このため、蛍光灯を交換してもつかない場合は、蛍光灯自体の初期不良か、後述する「安定器」など、照明器具本体の故障を疑う必要があります。

グロー管とラピッドスタート式の違い
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豆電球はつくのに点灯しないケース

照明のスイッチを操作した際に、オレンジ色の小さな豆電球(常夜灯)は問題なく点灯するのに、メインの明るい蛍光灯だけがつかない、という状況に遭遇することがあります。

これは、問題の原因を特定する上で非常に重要な手がかりとなります。

この現象が示すのは、「照明器具までは電気が正常に供給されている」ということです。

照明器具の内部では、豆電球を点灯させるための電気回路と、蛍光灯を点灯させるための電気回路が別系統になっています。

したがって、豆電球がつくということは、壁のスイッチや天井の配線、ブレーカーには異常がない可能性が高いと判断できます。

問題は、蛍光灯を点灯させる系統のどこかにあると考えられます。考えられる原因は、主に以下の3つです。

蛍光灯の寿命
最も単純な原因です。前述の通り、蛍光灯の端が黒ずんでいないか確認し、寿命であれば交換します。
点灯管(グロー管)の寿命
お使いの器具がグロースタータ式の場合、点灯管が劣化していると蛍光灯は点灯しません。蛍光灯と合わせて点灯管の交換を試みてください。
安定器の故障
上記の2つを試しても改善しない場合、最も疑わしいのが照明器具の内部にある「安定器」の故障です。安定器は蛍光灯の点灯を制御する心臓部であり、これが故障すると蛍光灯側の回路に全く電気が流れなくなります。
安定器の寿命は一般的に8年~15年程度であり、使用環境や製品によって差があります。長年使用している器具ではこの可能性が高まります。

以上のことから、豆電球がつくのにつかない場合は、まず蛍光灯と点灯管(該当する場合)を交換してみるのが基本です。

それでも点灯しない場合は、安定器の故障、つまり照明器具自体の寿命を疑ってみるという手順で、原因を切り分けていくのが合理的です。

豆電球はつくのに点灯しないケース
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キッチンの蛍光灯がつかない場合

キッチンは家庭の中でも特殊な環境であり、そこに設置された蛍光灯がつかなくなる場合、他の部屋とは少し異なる原因が関係していることがあります。主な特徴は「油汚れ」と「湿気」です。

調理中に発生する油分を含んだ蒸気(油煙)は、目には見えなくても少しずつ照明器具に付着していきます。

この油分がホコリを吸着して固まると、蛍光灯の端子とソケットの間に絶縁体の層を作ってしまい、接触不良を引き起こす原因となります。また、プラスチック製のカバーや器具本体を劣化させることもあります。

さらに、湯気などによる湿気は、電気部品にとって大敵です。器具内部の金属部品を錆びさせたり、電子回路の劣化を早めたりする可能性があります。

キッチンの蛍光灯を交換してもつかない場合は、まず安全に配慮して電源を切った上で、器具の清掃を行ってみてください。

蛍光灯を取り外し、ソケットの周辺やコネクタ部分を、中性洗剤を薄めたお湯に浸して固く絞った布で丁寧に拭き取ります。

その後、洗剤成分が残らないように水拭きし、最後に乾いた布で水分を完全に除去することが大切です。

清掃しても改善しない場合は、他の部屋と同様に蛍光灯の寿命や安定器の故障が考えられます。ただし、キッチンのような過酷な環境では器具自体の寿命が他の部屋より短くなる傾向があります。

長年使用している場合は、油汚れに強く掃除がしやすい密閉型のLED照明器具への交換を検討するのも良い選択肢です。

LEDは発熱が少なく、紫外線もほとんど出さないため、虫が寄りにくいというメリットもキッチンには適しています。

キッチンの蛍光灯がつかない場合
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蛍光灯を取り替えてもつかない時の対処法

  • 安定器の故障が考えられる場合
  • 蛍光灯からLEDにそのまま使える?
  • 業者に頼む際の費用と注意点
  • 蛍光灯を取り替えてもつかない問題の解決策

安定器の故障が考えられる場合

蛍光灯や点灯管を新しいものに交換しても全く点灯しない、という場合の最も有力な原因が「安定器」の故障です。安定器とは、蛍光灯の点灯を安定させるために電流を制御する、照明器具の心臓部とも言える電子部品です。

この安定器にも寿命があり、一般的には設置から約8年~10年で劣化が進み、故障に至ることが多いとされています。長年使用している照明器具で問題が発生した場合、この可能性を強く疑う必要があります。

安定器の故障が近づくと、いくつかの特徴的なサインが現れることがあります。

  • 異音:スイッチを入れると「ジー」「ブーン」といううなるような音がする。
  • 異臭:明らかに焦げ臭い匂いや、電子部品が焼けたような刺激臭がする。
  • 発熱:照明器具の本体が異常に熱くなる。
  • 液漏れ:安定器内部の絶縁物が溶け出し、黒いタール状の物質が器具から漏れ出てくる。

これらの症状が一つでも見られる場合は、安定器が故障しているか、故障寸前の危険な状態です。使用を直ちに中止し、ブレーカーを落としてください。

ここで最も重要な点は、安定器の交換や修理は「電気工事士」の資格を持つ専門家でなければ行ってはならない、と法律で定められていることです。

内部の配線を直接扱う作業は感電や火災のリスクが非常に高く、無資格者が行うことは固く禁じられています。

したがって、安定器の故障が疑われる場合は、ご自身で対処しようとせず、必ず専門の電気工事業者や地域の電器店に相談してください。

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安定器の故障が考えられる場合
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蛍光灯からLEDにそのまま使える?

近年、省エネで長寿命なLED照明が主流となり、「蛍光灯の器具を活かしたまま、ランプだけLEDに交換できないか」と考える方も多いでしょう。

市場には「工事不要」をうたったLED管が販売されており、一見すると手軽な解決策に思えます。しかし、これにはいくつかの注意点とリスクが伴います。

工事不要タイプのLED管は、既存の蛍光灯器具に内蔵されている安定器をそのまま利用して点灯する仕組みです。

この方法のメリットは、誰でも簡単に取り付けられる手軽さと初期費用の安さですが、長期的な安全性や効率性には課題があります。

一方で、デメリットは複数存在します。第一に、安全性の問題です。前述の通り、安定器は8年~10年で寿命を迎えます。

劣化した安定器を使い続けることは、異常な発熱やショートによる火災のリスクを抱えたまま照明を使用するのと同じことです。LED管自体は正常でも、安定器が原因で事故に至る可能性があります。

第二に、エネルギー効率の問題です。LEDは本来、安定器を必要としません。工事不要タイプでは、不要な安定器が常に電力を消費し続けるため、LED本来の省エネ性能を十分に発揮できず、無駄な電気代が発生します。

第三に、互換性の問題です。蛍光灯器具の安定器には様々な種類があり、LED管との相性が悪いと、ちらつきや不点灯、器具の故障の原因となることがあります。

これらの理由から、最も安全で確実な方法は、照明器具ごと新しいLEDシーリングライトに交換することです。

もしくは、既存の器具を使い続けたい場合は、電気工事士に依頼して、古い安定器を取り外して電源とLEDを直結する「バイパス工事」を行うことが推奨されます。

手軽さだけを求めず、長期的な安全性と経済性を考慮して選択することが大切です。

蛍光灯からLEDにそのまま使える?
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業者に頼む際の費用と注意点

蛍光灯の問題が自分で解決できず、安定器の故障や配線の不具合が疑われる場合は、専門の業者に依頼する必要があります。

その際の費用や、信頼できる業者を選ぶための注意点を事前に把握しておくことが大切です。

業者に依頼すべきケース

  • 安定器の交換や、LED化のためのバイパス工事が必要な場合(法律で有資格者による作業が義務付けられています)
  • 壁のスイッチや天井の配線に問題があると思われる場合
  • 高所の吹き抜けなど、ご自身での作業が危険な場合
  • 原因が全く特定できない場合

費用の目安

費用は作業内容や業者によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。なお、これらは部品代を含まない作業費の相場です。

  • 照明器具の交換(引掛シーリングがある場合):5,000円 ~ 10,000円程度
  • 安定器のみの交換:10,000円 ~ 18,000円程度(ただし、器具全体の交換を推奨されることが多いです)
  • LEDバイパス工事:10,000円 ~ 15,000円程度
  • 出張費:3,000円 ~ 5,000円程度(総額に含まれる場合もあります)

安定器の交換は費用が高額になりがちです。

設置から10年以上経過した器具の場合、同等かそれ以下の費用で新品のLED照明器具に交換できるため、業者と相談の上で器具全体の交換を選択する方が経済的かつ安全な場合が多いです。

業者選びの注意点

信頼できる業者を選ぶためには、以下のポイントを確認しましょう。

  1. 資格の有無:電気工事を行うためには「電気工事士」の資格が必須です。必ず資格を持った業者が来るか確認します。
  2. 明確な見積もり:作業前に必ず見積もりを提示してもらい、作業内容と費用の内訳が明確に記載されているか確認します。複数の業者から相見積もりを取る「相見積もり」も有効です。
  3. 実績と評判:インターネットの口コミや、地域の評判を確認するのも一つの方法です。地域に密着した電器店は、迅速な対応やアフターフォローが期待できる場合があります。
  4. 保証の有無:作業後の保証が付いているかどうかも、信頼性を測る上で重要なポイントとなります。

これらの点を踏まえ、納得のいく業者に依頼することが、トラブルのない解決への近道です。

業者に頼む際の費用と注意点
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蛍光灯を取り替えてもつかない問題の解決策

  • まず照明の壁スイッチと分電盤のブレーカーを確認する
  • 蛍光灯がソケットにしっかりはまっているか再確認する
  • 円形蛍光灯はコネクタプラグの接続をチェックする
  • ソケット周りのホコリを乾いた布で清掃する
  • 蛍光灯の端の黒ずみは寿命のサイン
  • チカチカする、点灯が遅い場合は寿命が近い
  • グロー式の器具は点灯管も同時に交換する
  • ラピッドスタート式やインバータ式には点灯管はない
  • 豆電球がつく場合は器具本体の故障の可能性が高い
  • 安定器の寿命は一般的に8年から10年
  • 異音や異臭、発熱は安定器故障の危険な兆候
  • 安定器の交換は有資格者による作業が必須
  • 工事不要のLED管は安全性と効率の面で注意が必要
  • 長期的に見て最も安全なのは器具ごとのLED化
  • 業者依頼の際は複数の見積もりを比較検討する