老朽化したホーム分電盤の交換で快適な住環境を取り戻した海老名市国分寺台の工事例

海老名市国分寺台での分電盤交換工事例

突然の停電！分電盤交換が必要になったケース

突然の停電は日常生活に大きな支障をきたします。海老名市国分寺台のお客様宅では、ある日突然、家中の電気が使えなくなるトラブルが発生しました。弊社の技術スタッフが緊急調査したところ、設置から20年以上経過した分電盤内のブレーカーが老朽化により故障していることが判明しました。

分電盤は家庭内の電気を安全に分配・管理する重要な設備です。一般的に分電盤の寿命は15〜20年と言われていますが、このお客様宅では設置から20年以上が経過しており、経年劣化によるブレーカーの機能低下が停電の原因でした。このような場合、部分的な修理よりも分電盤全体の交換をおすすめしています。

部分交換では再び別の箇所で故障が発生する可能性が高く、結果的に費用と手間がかさむことになるためです。お客様にご説明したところ、ご理解いただき、分電盤一式の交換工事を実施することになりました。

電気設備更新の詳細と安全性を高めるポイント

今回の施工では、パナソニック製の「BQR3482（コスモパネル分電盤 標準タイプ）」を採用しました。この機種は信頼性が高く、最新の安全基準に適合した製品です。

施工手順は以下の通りです。

1. まず、作業の安全確保のため、電力会社に連絡して一時的に電気の供給を停止しました。
2. 古い分電盤を慎重に取り外し、内部の配線状態を確認しました。
3. 新しい分電盤を設置し、既存の配線を適切に接続しました。
4. 各回路の動作確認を行い、漏電や過負荷に対する保護機能が正常に作動することを確認しました。
5. 最後に電力供給を再開し、家中の電気機器が正常に動作することを確認しました。

作業時間は約半日で完了しました。最新の分電盤は以前のものと比較して安全機能が向上しており、漏電や過電流に対する保護性能が格段に高まっています。また、回路の視認性も向上しているため、万が一のトラブル時にも対応がしやすくなっています。

ブレーカー故障の予防と分電盤の日常点検について

分電盤やブレーカーの故障を未然に防ぐためには、定期的な点検が重要です。

以下のポイントを日常的にチェックすることをおすすめします。

1. 分電盤から異音や異臭がしないか確認する
2. ブレーカーが頻繁に落ちる場合は要注意
3. 分電盤周辺に熱を持っている箇所がないか確認する
4. 分電盤内部にホコリや虫の侵入がないか定期的に確認する

特に築20年以上の住宅にお住まいの方は、分電盤の状態を専門家に確認してもらうことをおすすめします。予防的な点検は、突然の停電や火災リスクを大幅に減らすことができます。また、近年の家電製品は消費電力が大きいものが増えています。

古い分電盤では対応できない場合もあるため、生活スタイルの変化に合わせた電気設備の更新も検討する価値があります。

まとめ

今回の海老名市国分寺台でのホーム分電盤交換作業は、老朽化によるブレーカー故障という緊急事態に対応したものでした。パナソニック製のBQR3482（コスモパネル分電盤 標準タイプ）への交換により、お客様の住まいの電気安全性が大幅に向上しました。

分電盤は目立たない場所にあるため、つい忘れがちな設備ですが、家庭の電気安全の要となる重要な設備です。設置から15〜20年経過している場合は、予防的な交換をご検討いただくことをおすすめします。

弊社では、お客様の安全と快適な生活環境を守るため、分電盤交換をはじめとする電気設備の更新・メンテナンスを承っています。少しでも気になる点があれば、お気軽にご相談ください。経験豊富な技術者が丁寧に対応いたします。

分電盤についてのよくある質問/Q&A