換気扇のバネが壊れた?自分で直す手順と部品の選び方をプロが解説

こんにちは。横浜市を拠点に活動しております、横浜電気工事レスキューの主任電気工事士「天谷(あまたに)富士夫」です。
お風呂やキッチン、トイレの換気扇カバーが、ある日突然「パカッ」と開いて垂れ下がってしまった…なんて経験はありませんか。大掃除でカバーを外したら元に戻らなくなった、なんてこともよくありますよね。
その原因の多くは、カバーを天井や壁に固定している、とても小さな「バネ」が壊れたり、外れたりしたことです。
いざ自分で直し方を調べ始めても、パナソニックや三菱、東芝といったメーカーごとの仕様の違いや、交換用の部品はどこで売っているのかなど、不明な点が多々あります。
近所のホームセンターやヨドバシカメラのような家電量販店で買えるのか、あるいは100円ショップのグッズで代用できないかといった疑問も尽きません。
さらに、賃貸の場合の大家さんへの相談可否や修理費用の相場など、次から次へと悩みは湧いてきて困ってしまいますよね。
特に、バネを引っかけるカバー側の「爪」が一緒に割れていたりすると、「もうこれは素人には無理だ…」とお手上げだと感じてしまうかもしれません。
この記事では、そんな換気扇のバネが壊れたトラブルでお困りのあなたのために、原因の特定からご自身での具体的な直し方、部品の品番の調べ方まで、私たち電気工事のプロが現場で培った知識と経験をもとに、丁寧に分かりやすく解説していきますね。
記事のポイント
- 換気扇カバーが閉まらない根本的な原因と必要な部品の特定方法
- 初心者でも安全な直し方の手順と知っておくべき応急処置の方法
- 交換用部品の具体的な購入先と修理にかかる費用のリアルな目安
- 賃貸物件で故障した場合の正しい対応と専門業者へ依頼の注意点
- 1. 換気扇のバネが壊れた?原因と部品特定
- 1.1. キックバネとV字バネ
- 1.1.1. シャッターを開閉させる「キックバネ」
- 1.1.2. カバーを固定する「V字バネ」
- 1.1.3. 豆知識:バネや周辺部品が壊れる主な原因
- 1.2. パナソニックや三菱などメーカー別の特徴
- 1.3. 「向き」にも注意!付け方のポイント
- 1.4. カバーの爪が割れた時の修理方法
- 1.5. 品番の調べ方と純正部品の購入
- 1.5.1. 品番はどこで確認できる?
- 1.5.2. 純正部品購入の確実な流れ
- 1.6. 賃貸物件で壊した場合の対応フロー
- 1.6.1. 賃貸物件での絶対ルール:自己判断での修理・交換はNG!
- 2. 換気扇のバネが壊れた時の直し方と費用
- 2.1. 正しい戻し方と付け方
- 2.1.1. 準備するもの
- 2.1.2. ①古いバネを外す
- 2.1.3. ②新しいバネを取り付ける
- 2.1.4. ③カバーを取り付けて最終確認
- 2.2. 伸びたバネをペンチで直す応急処置
- 2.3. 100円ショップのステンレス線や磁石で代用
- 2.3.1. ステンレス針金でバネを自作
- 2.3.2. 強力磁石(ネオジム磁石)で固定
- 2.4. どこで売ってる?購入先のまとめ
- 2.5. 修理を業者に頼んだ時の費用相場
- 2.5.1. 費用の確認は必ず作業前に!
- 2.6. 寿命なら本体交換も検討しよう
- 2.7. 換気扇のバネが壊れた時の対処法まとめ
- 2.7.1. トラブル解決のポイントまとめ
換気扇のバネが壊れた?原因と部品特定
換気扇のカバーがしっかりと閉まらない状態は、見た目が悪いだけでなく、天井からホコリがポロポロと落ちてきたり、換気効率が低下して湿気やニオイがこもりやすくなったりと、日々の生活で地味なストレスを感じる原因になります。
まずは落ち着いて、なぜバネが壊れてしまったのか、そしてご自宅の換気扇にはどの部品が必要なのかを一緒に確かめていきましょう。ここで原因を正しく突き止めることが、スムーズな解決への一番の近道です。
キックバネとV字バネ
換気扇に使われているバネは、実は役割の違ういくつかの種類があり、主に「キックバネ」と「V字バネ」の2つに大別されることが多いですね。
それぞれの役割と特徴を知っておくと、ご自宅で起きているトラブルの原因がどこにあるのか、より正確に判断しやすくなります。
シャッターを開閉させる「キックバネ」
一つは、換気扇のスイッチを入れたときに、外気の侵入や風の逆流を防ぐシャッター(ダンパー)を「パカッ」と開けるための重要な役割を担う「キックバネ(トーションバネ)」です。
電源を入れるとモーターが回転し、その風圧(気流の力)によってシャッターが押し開かれます。そして停止時にはバネの復元力でシャッターが閉じ、外気の逆流や虫の侵入を防ぐ仕組みになっているんですね。
このキックバネが経年劣化で折れたり、錆びて動きが悪くなったりすると、シャッターがうまく閉じなくなったり、逆に開かなくなったりして、「換気扇は回っているのに、なんだか吸い込みが悪い…」といった換気能力の低下に繋がります。
主にプロペラ式換気扇のシャッター(風圧式)や、レンジフードの排気口ダンパー、高気密住宅用換気扇の逆流防止弁などに使われている部品ですね。
こちらの記事『換気扇のシャッターが開かない原因は?修理前の確認法と費用』でも詳しく解説していますので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。
カバーを固定する「V字バネ」

そして、今回の「カバーが垂れ下がって閉まらない」というトラブルの主役は、ほぼ間違いなくこちらの「V字バネ(取付スプリング)」です。
細い線材(針金状の金属)をV字型に曲げたような非常にシンプルな形状をしています。このV字が開こうとする反発力を利用して、換気扇のカバー(グリル)を天井や壁にグッと押し付けて固定しているんですね。
このバネが金属疲労でポキッと折れてしまったり、長年の使用で弾性が失われて「へ」の字のように伸びきってしまったり、あるいはバネを引っ掛けている本体側の爪が割れたりすることで、カバーを支える力がなくなり、だらりと垂れ下がってしまうんです。
豆知識:バネや周辺部品が壊れる主な原因

バネやその周辺が壊れる原因は一つではありませんが、主な原因は以下の3つに集約されることが多いです。
経年劣化(金属疲労)
最も多い原因です。金属も何度も曲げ伸ばしを繰り返していると、目に見えないミクロの傷が蓄積し、ある日突然、限界が来てポキッと折れてしまいます。
特にカバーの掃除のたびに着脱を繰り返すことで、バネには少しずつ疲労が溜まっていきます。
お掃除中の破損
良かれと思ってしたお掃除が、故障の原因になることも…。特にやってしまいがちなのが、カバーを外す際に力任せに真下に引っ張ってしまうケースです。
バネだけでなく、引っかける側のプラスチック製の爪も一緒に破損させてしまうことが本当に多いんです。
設置環境による劣化
設置場所の環境も大きく影響しますね。浴室の換気扇は常に湿気にさらされているため、バネが錆びて脆くなりやすい宿命にあります。
キッチンの換気扇の場合は、調理中の油分を含んだ空気を吸い込むため、油汚れがバネやプラスチック部品に付着・固着し、素材の劣化を早めてしまうことがあります。
パナソニックや三菱などメーカー別の特徴

トラブルの原因であるV字バネの形状は、実は各メーカーやモデルによって微妙に異なり、互換性がないケースがほとんどです。
この違いを知らないと、せっかく買った部品が無駄になってしまう可能性もあるので注意が必要ですね。
例えば、国内シェアの高いパナソニック(Panasonic)製の換気扇は、比較的オーソドックスなV字型のバネを採用しているモデルが多い印象です。
しかし、シンプルに見えても、換気扇のシリーズごとにバネの長さや太さ、V字の角度が細かく異なっているため、品番での適合確認は必須となります。
一方で、三菱電機(Mitsubishi Electric)製は、機種によってバネの先端の引っかける形状や角度が異なっている場合があります。
パッと見は似ていても、実は適合しない…なんてことも。そのため、部品を購入する際は、必ず換気扇本体の「品番」で適合確認を行い、間違いなく対応する純正部品を選ぶようにしましょう。
「このメーカーだからこれで大丈夫だろう」という安易な判断は禁物です。見た目がそっくりでも、ほんの少しの違いで取り付けられないことはプロでも経験することなので、慎重に選んでくださいね。
「向き」にも注意!付け方のポイント
バネの形状だけでなく、取り付けの「向き(左右・上下)」が指定されている機種もあります。
この向きを間違えると、固定が甘くなったり、すぐに外れてしまったりすることがあるんです。「新しいバネなのに、なぜかうまく固定できない…」という時は、この向きが原因かもしれません。
そのため、作業前には取扱説明書の図解や、メーカーの部品情報で、正しい取り付け状態をしっかり確認しておくことが大切です。「あれ、どっち向きだっけ?」と迷わないためにも、事前に確認しておくと安心ですよ。
購入時の取扱説明書をなくしてしまった方も多いと思いますが、後で悩まないための最も確実な方法は、バネを外す前にお手持ちのスマートフォンのカメラで、元の状態をあらゆる角度から撮影しておくことです。
どの向きで、本体のどの穴に引っかかっていたのか、バネの左右の向きは同じか、といった情報を写真で記録しておけば、新しいバネを取り付ける際に「あれ、どうなってたっけ?」と迷うことがなくなりますよ。
カバーの爪が割れた時の修理方法

「メーカーから正しい品番のバネを取り寄せたのに、どうやっても上手くはまらない…」そんな時は、一度バネから視点を変えて、バネを引っかける本体側、もしくはカバー(グリル)側の「爪」が割れていないか、じっくりと確認してみてください。
バネ自体の問題だと思い込んでいたら、実は受け手側が壊れていた、というケースは非常に多いです。
長年の使用でプラスチック部品が紫外線や熱、湿気で劣化し、バネの強い張力に負けてポキッと折れてしまうことも珍しくありません。
もし爪の破損が小さなヒビや、ほんの少し欠けている程度であれば、プラスチック用の強力な接着剤やエポキシ系のパテで補修できる可能性もあります。
ただし、この部分は常にバネの力がかかり続ける非常に負荷の高い箇所なので、接着剤での補修は、あくまで一時的な応急処置と考えておいた方が賢明です。
時間の経過とともに、再び同じ場所が破損してしまう可能性が高いでしょう。
もし爪が根元から完全に折れてしまっている場合は、残念ながら接着剤での修理は強度的に難しいと言わざるを得ません。
その場合は、バネだけでなくカバー(グリル)ごと交換するか、場合によっては換気扇本体の交換が必要になることもありますね。
品番の調べ方と純正部品の購入
ご自身で修理するにしても、業者に依頼するにしても、トラブルを解決するためには換気扇の「品番」を正確に知ることが最初のステップになります。
品番は、その製品の身分証明書のようなもので、正しい部品を手に入れるための最も重要な情報です。
品番はどこで確認できる?

品番は、本体やカバーに貼られたシール(銘板)に記載されています。確認する際は、ホコリが目に入らないように注意し、脚立を使う場合は足元を安定させて安全を確保してください。
- カバー(グリル)の裏側
最も確認しやすい場所です。換気扇のカバーを慎重に外すと、その裏側にメーカー名やロゴと一緒にシールが貼られていることが多いです。「FY-24C8」や「V-08PP7」、「DVF-T10CB」といった、アルファベットと数字が組み合わされたものが品番です。 - 本体の内部
カバーを外した本体の側面や、ファンの近くなど、内側の見える範囲にも銘板シールが貼られています。カバー裏の印字が消えてしまっている場合は、こちらを確認しましょう。 - 取扱説明書・保証書
ご購入時の書類が残っていれば、そちらにも品番が明確に記載されています。
品番が特定できたら、メーカーの公式サイトにある「部品ストア」や「パーツショップ」といったオンラインストアで検索してみましょう。
また、ヨドバシカメラやビックカメラといった大手家電量販店の部品カウンターや、事業者向けのサイトですがモノタロウなどの通販サイトでも、品番を伝えれば取り寄せてもらうことが可能です。
純正部品購入の確実な流れ
- 安全を確保し、換気扇のカバーを慎重に外す。
- 本体やカバー裏に貼られたシールで「品番」を正確に確認し、メモや写真で記録する。
- メーカーの公式オンラインストアや、信頼できる部品販売サイトで、その品番に対応する「スプリング」や「取付バネ」、「グリル用バネ」といった名称の部品を検索する。
- サイト上でご自宅の換気扇の機種に適合することを最終確認してから注文する。価格はバネ単体であれば、数百円から千円程度が一般的です。
賃貸物件で壊した場合の対応フロー
もし今お住まいのお部屋がアパートやマンションなどの賃貸物件の場合は、ご自身で修理や部品購入に着手する前に、何よりも優先して、まずは大家さんや管理会社に連絡してください。
これが最も重要なトラブル回避のポイントになります。
換気扇は、エアコンや給湯器と同じく、お部屋の「設備」の一部と見なされます。
そのため、普通に生活していて壊れた経年劣化による故障(自然故障)であれば、その修理費用は貸主である大家さん側の負担で直してもらえるのが一般的です。
(出典:民法 第606条(賃貸人による修繕等)|e-Gov法令検索 閲覧日:2026年2月13日)
しかし、善意からであっても、入居者が大家さんに無断で修理を試みて別の場所を壊してしまったり、間違った部品を取り付けてしまったりすると、状況が悪化し、逆に修理費用を請求されてしまうといった予期せぬトラブルに発展する可能性も出てきます。
賃貸物件での絶対ルール:自己判断での修理・交換はNG!

良かれと思って自分で直す行為が、かえってトラブルの原因になることがあります。
「簡単な修理だから」「早く直したいから」という気持ちは分かりますが、まずは契約書に記載されている管理会社や大家さんに「お風呂の換気扇のカバーを固定しているバネが壊れたようで、カバーが垂れ下がってしまっています」というように、状況を正確に伝えて指示を仰ぎましょう。
それが、結果的に最もスムーズで確実な解決策となります。
賃貸物件における設備のトラブル対応については、『ブレーカーの交換はどこに頼むのが正解?プロが解説!』の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
換気扇のバネが壊れた時の直し方と費用
さて、故障の原因と必要な部品が特定できたら、いよいよ修理のステップに進みましょう。
ここでは、ご自身で安全にできる簡単な直し方の手順から、私たちのような専門業者に依頼した場合の具体的な費用まで、詳しく解説していきますね。ご自身の状況に合わせて、最適な方法を選んでみてください。
正しい戻し方と付け方

新しい純正品のV字バネさえ手に入れば、交換作業そのものは、道具さえあれば比較的簡単に行うことが可能です。ただし、天井付近での作業になるため、安全にはくれぐれも注意してください。
作業を始める前に、必ず分電盤にある換気扇(または洗面所・浴室)のブレーカーを「切」にしてから作業を始めてください。
V字バネの交換はカバー(グリル)の着脱のみの作業で電気配線には触れませんが、作業中に誤ってスイッチが入りファンが回転すると指を巻き込む危険があります。
ケガの防止のためにも、ブレーカーを切っておくことはとても大切ですよ。
準備するもの
新しいV字バネ、先端の細いラジオペンチ、安定した脚立、作業用手袋、(必要であれば)保護メガネ
①古いバネを外す

まず、壊れた古いバネを取り外します。ラジオペンチでバネの先端をしっかりと掴み、本体の穴から慎重に引き抜いてください。
この時、バネにまだ張力が残っていると、外れた瞬間に勢いよく飛んで顔や目に当たる危険があります。保護メガネを着用するとより安全ですね。
②新しいバネを取り付ける

新しいバネを、事前に撮影した写真などを参考に、古いバネとまったく同じ向きで持ちます。
片方の先端を本体の穴に確実に差し込み、次にラジオペンチで反対側の先端を掴み、少し力を入れてバネを縮めながら、もう片方の穴に引っ掛けます。
③カバーを取り付けて最終確認
バネが両側ともしっかりと固定されたことを確認したら、カバー(グリル)を元通りに取り付けます。
カチッとはまる感覚があるか確認し、最後にカバー全体を軽く手で引っ張ってみて、グラグラしないか、ちゃんと固定されているかを確認したら作業完了です。
ブレーカーを「入」に戻すのを忘れないようにしましょう。
伸びたバネをペンチで直す応急処置

「部品を注文したけれど、届くまでに数日かかる…」「とりあえず今すぐ、この垂れ下がったカバーをどうにかしたい!」という緊急の場合、伸びてしまったバネの張力を一時的に復活させる応急処置の方法もあります。
V字の角度が緩くなってしまったバネを、ラジオペンチを使って元の角度よりも鋭角になるように、中央部分を「くの字」に少し強く曲げ直すことで、一時的に反発力を高めることができます。
これにより、部品が届くまでの間、カバーが落ちてこないようにすることができる場合があります。
ただし、これは文字通り一時しのぎの応急処置です。一度伸びて金属疲労を起こした金属は、見えないダメージが蓄積しており、本来の耐久性には戻りません。近いうちに必ず新しい純正部品と交換してください。
100円ショップのステンレス線や磁石で代用
DIYが得意な方向けの裏ワザとして、100円ショップで手に入るアイテムを使って代用する方法も存在します。
ただし、これらはメーカーが想定した正規の修理方法ではないため、換気扇の振動による落下のリスクや、本体を傷つける可能性もゼロではありません。試される場合は、あくまで自己責任でお願いします。
ステンレス針金でバネを自作
元のバネと同じくらいの太さのステンレス製針金を用意し、ラジオペンチで同じ形に曲げて自作する方法です。ただし、100円ショップで手に入る一般的な工作用の針金は柔らかすぎるため、カバーを支えるだけの反発力を維持できず、すぐに伸びてしまう可能性が高いです。バネとして機能する硬質の線材は手に入りにくく加工も非常に難しいため、現実的にはあまりおすすめできない方法ですね。
強力磁石(ネオジム磁石)で固定
カバーの裏側の縁と、それに対応する本体側に、100円ショップでも売られている小型で強力なネオジム磁石を接着剤で貼り付け、磁力でカバーを固定する方法です。
ただし、近年の浴室用・トイレ用換気扇は本体の枠が樹脂(プラスチック)製のものが多く、その場合は磁石が吸着しないため、この方法は使えません。
金属製の枠であっても、換気扇の運転時の振動でズレたり落下したりするリスクがあるため、あくまで一時しのぎと考えてくださいね。
これらの方法はあくまで最終手段、あるいは一時的な対策と考え、できる限り早く純正部品を手配するのが、安全性と確実性の面で一番安心できる選択だと私は思います。
どこで売ってる?購入先のまとめ

いざ交換用のバネを買おうと思っても、「一体どこに行けば売っているの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。主な購入先とそのメリット・デメリットをまとめてみました。
| 購入先 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| メーカー公式通販サイト | 品番で検索でき、確実に適合する純正品が手に入る安心感が最大の魅力。 | 数百円の部品でも送料がかかる場合がある。届くまでに数日かかる。 |
| 家電量販店(部品カウンター) | 専門のスタッフに相談できる可能性がある。ポイントが使えることも。 | 特殊な部品は在庫がない場合が多く、結局取り寄せになり時間がかかる。 |
| ホームセンター | 身近な場所で手に入る可能性がある。他の工具も一緒に揃えられる。 | 多種多様なメーカー・モデルに対応する純正品は、ほぼ置いていない。 |
| ネット通販(Amazon, 楽天など) | 探しやすい。価格比較ができ、純正品以外にも互換品が見つかることも。 | 類似品や非純正品も多く、品番をよく確認しないと間違えやすい。 |
様々な選択肢がありますが、一番確実で間違いがないのは、やはりメーカーの公式オンラインストア(パーツショップ)で品番を直接入力して検索し、購入する方法です。
数百円の部品のために送料がかかるのは少しもったいない気もしますが、「適合しなかったらどうしよう…」という不安なく確実に手に入れられるという点では、最もおすすめできる方法ですね。
修理を業者に頼んだ時の費用相場

「自分でやるのはやっぱり不安…」「脚立に乗って上を向いての作業は怖い」「原因を調べたら、バネじゃなくて本体の爪が折れていて手に負えない」…そんな時は、決して無理をせず、私たちのような電気工事の専門業者にご相談ください。
業者の選び方については、『換気扇の修理はどこに頼む?依頼先の選び方と費用相場を解説』の記事も参考にしてみてください。
専門業者に依頼した場合の修理費用は、一般的に「部品代(実費)」+「出張費」+「作業費」という内訳の合計金額になります。
故障内容がV字バネ(取付スプリング)の交換のみで、換気扇本体側の分解や配線作業が発生しない“軽作業”で済む場合であれば、総額で8,000円~15,000円前後がひとつの目安になりやすいです。
一方で、バネを引っかける爪の破損がありカバー(グリル)ごとの交換が必要な場合や、換気扇本体側の破損・異音などで本体交換に発展する場合は、部品代と作業範囲が増えるため2万円台~数万円に上がることも珍しくありません。
現場の状況(天井高・脚立作業の難易度、点検口の有無など)や、交換する部品の種類、依頼する業者によって費用は変動します。
依頼する際は、必ず作業前に見積もりを取り、料金の内訳(何にいくらかかるのか)を明確に確認してから依頼するのが、後々のトラブルを防ぐうえで大切です。
費用の確認は必ず作業前に!
ここに記載した費用は、あくまで一般的な目安です。正確な料金については、必ず作業前に業者に見積もりを依頼し、提示された金額と作業内容に納得した上で正式に依頼するようにしてください。
私たち横浜電気工事レスキューへのお見積もり・料金のご相談は、こちらの『お問い合わせ(お見積もり・料金のご相談)』ページからお気軽にどうぞ。
寿命なら本体交換も検討しよう

換気扇は、熱・湿気・ホコリなどの影響を受けやすく、長期使用で経年劣化が進む家電です。目安として、製品本体や取扱説明書に表示される「設計上の標準使用期間」を確認しましょう。
(出典:日本電機工業会(JEMA) 設計標準使用期間の標準的な使用条件について 閲覧日:2026年2月13日)
例えば、換気扇(レンジ用フードファンを除く)は15年、レンジ用フードファンは10年と案内しているメーカーもあります。(出典:日立の家電品 換気扇の長期使用についてのお知らせとお願い 閲覧日:2026年2月13日)
もしお使いの換気扇が設置から10年以上経過している場合、今回のバネの故障は、人間でいうところの「体の節々が痛み始めた」ような、本体全体の寿命が近づいているサインかもしれません。
もし、「最近、モーターから『ブーン』とか『カラカラ』といった異音がする」「以前より吸い込みが悪くなった気がする」「スイッチの効きが悪い時がある」といった他の症状も出ているなら、今はバネだけを交換して一時的に直ったとしても、またすぐにモーターやファンなど、別の箇所が故障してしまう可能性が高いです。
(出典:NITE(製品評価技術基盤機構) 扇風機及び換気扇の経年劣化等による火災等の事故防止(注意喚起) 閲覧日:2026年2月13日)
このような場合は、修理を繰り返すよりも、この機会に運転音が静かで、省エネ性能も格段に向上している最新の換気扇へ本体ごと交換することも、長期的な視点で見れば賢い選択と言えるでしょう。
特に浴室の換気扇交換を検討される際は、『風呂場の換気扇交換の費用相場|業者選びで失敗しないポイント』の記事も役立つはずです。
キッチン換気扇(レンジフード)の本体交換については、『ガスコンロとレンジフードの交換はどこに頼む?専門家が徹底解説』の記事で詳しく解説していますので、検討される際の参考にしてみてください。
換気扇のバネが壊れた時の対処法まとめ

今回は、換気扇のカバーを支えるバネが壊れてしまった時の原因特定から、具体的な直し方、費用に至るまで、一通り詳しく解説してきました。最後に、今回のトラブル解決の要点をまとめておきましょう。
トラブル解決のポイントまとめ
- 原因を冷静に特定する
まずはバネ自体の破損なのか、それともバネを引っかける「爪」側の破損なのかをしっかり確認しましょう。原因によって対処法が大きく変わります。 - 最重要情報は「品番」
カバーの裏側などに記載されている品番を確認することが、正しい部品を手配するための絶対条件です。 - 賃貸ならまず管理会社へ連絡
自己判断で修理を始める前に、必ず大家さんや管理会社に相談し、指示を仰ぐのが鉄則です。 - 自分で修理も可能だが安全第一
簡単なバネ交換ならDIYも十分可能ですが、作業前のブレーカーOFFや、脚立からの転落防止など、安全には十分注意してください。 - 少しでも不安ならプロに相談
高所での作業や、爪の破損、原因が特定できないなど、少しでも難しいと感じたら無理は禁物です。専門業者に任せるのが確実で安心です。
横浜・川崎・東京都南部エリアで業者をお探しの方へ
たかがバネ一つ、されどバネ一つ。
カバーが閉まらない状態を放置しておくと、見た目の問題だけでなく衛生的にも良くありませんし、何より日々のストレスになりますよね。
この記事を参考にして、ご自身の状況に最も合った方法で、この小さな、でも厄介な問題をスッキリ解決してみてくださいね。
もし横浜市やその近隣エリアで、「やっぱり自分じゃ難しそう…」「部品を調べたけど見つからない」とお困りの際は、いつでも私たち横浜電気工事レスキューにご連絡ください。
プロの視点で、お客様にとって最適な解決策をご提案させていただきます!


